ピクトサイン・ピクトグラムは、見ただけで情報を伝達することができます。
文字ではなく絵や図柄で、何かしらの対象物の位置を指し示したり、危険個所への注意喚起をしたりするのが、ピクトサインやピクトグラムです。
視覚的に訴えかけるツールですから、パッと見ただけで情報を伝達することができます。
ピクトサインやピクトグラムによる案内があれば、外国人旅行者などの言語が分からない人でも、どの方向になにがあるのか、が理解できます。
ピクトサイン、ピクトグラムは、駅や空港、病院等の公共性の高い建造物やショッピングセンター等の商業施設などで活用されています。
工事を請け負うためのプレゼンテーションや、工事前の住民説明会などで用いる、完成予想図などを作成する際は、ピクトサイン、ピクトグラムのCAD図面データを用いると、見栄えが良い資料になります。
様々なデザインがあるピクトサイン・ピクトグラム、どれを使うか迷います
ピクトサイン・ピクトグラムはどのデザインを使えばいいのですか
ピクトサイン、ピクトグラムのCADデータを入手するために、インターネット検索したら、たくさんの種類のピクトサイン、ピクトグラムが簡単に見つかった。
CAD図面で活用するため、ピクトサイン、ピクトグラムのCADデータをダウンロードしようと思った。
しかし、良く見ると微妙にデザインが違うピクトサイン、ピクトグラムがある。
どのCADデータをダウンロードすればいいのか分からない。
ピクトサイン、ピクトグラムには、JIS規格やISO規格のデザインがありましたが、優先して使用した方が良い規格があるのでしょうか。
ピクトサイン・ピクトグラムを自作したいのですが・・・
デザインの勉強を少ししていたので、請け負っている建物では、オリジナルのピクトサイン、ピクトグラムを用いたいと考えています。
エクセルがあるので、オリジナルのピクトサイン、ピクトグラムを自作しようとしたが、自分のイメージするデザインを作成するのは難しすぎる。
エクセルよりもCADソフトの方が使い勝手がいいのかもしれない。
でも、上手くソフトを使いこなせる自信が持てないので、CADソフトの導入に踏み切れない。
3Dパースを添付し、クライアントへのアピール力を高めたいと考えている。
そのため、3D作成ができるCADソフトを導入する必要性を感じている。
オリジナルのピクトサイン・ピクトグラム作成をサポートします
ピクトサイン・ピクトグラムのさまざまなデザインに注目してみた
日本国内で使用されているピクトサイン、ピクトグラムは、JIS規格やAIGA、ISO規格などで認定されています。
認定されているデザインの他、オリジナルで作成されたデザインがあります。
同じ対象物を示すピクトサイン、ピクトグラムだとしても、JIS規格、AIGA、ISO規格のそれぞれに、
デザインが異なるピクトサイン、ピクトグラムが存在していることがあります。
わずかな違いしかないデザインがある一方で、大きくデザインが異なるピクトサイン、ピクトグラムがあります。同じ施設内では、統一したデザインを用いるのが好ましいと言えます。
JIS規格、AIGA、ISO規格の中で、どのピクトサイン、ピクトグラムを使用した方が良いのか、クライアントの意向を必ず確認しましょう。
ISO規格とはデザインが異なる、JIS規格のピクトサイン、ピクトグラムの中には、ISO規格との整合性を図るため、ISO規格のデザインを新JIS規格として認定、移行していくピクトサイン、ピクトグラムがありますので注意が必要です。
商業施設や公共施設などのCAD図面を作成する際、法律に則り、使用するピクトサイン、ピクトグラムのデザインや取り付け位置などを決めなければいけません。
オリジナルのピクトサイン・ピクトグラム作成に失敗しない注意点
オリジナルのピクトサイン、ピクトグラムを作成する場合は、カラーユニバーサルデザインを意識することが求められています。
1型色覚や2型色覚、3型色覚、白内障の人は、見えづらい色や判別しがたい色の組み合わせがあります。
そのため、オリジナルのピクトサイン、ピクトグラムの色使いには十分な配慮が必要です。
実はこんなに簡単、3D作成が可能なAutoCAD
CADソフトの種類はたくさんあります。
日本の企業では、AutoCADやJw_cadの使用率が高くなっています。
Jw_cadは、2D作図しかできませんが、AutoCADなら2D/3Dの作成ができます。
AutoCADは有料ソフトですが、30日間無料で使用できる無料体験版があります。
購入前に無料体験版を利用し、使い勝手やパソコンでの動作確認などを行いましょう。
公式サイトには、初心者向けにAutoCADの基本的な使い方を学べるコンテンツがあります。
また、中級者や上級者向けの作業効率をアップできる、数多くの便利なテクニックを紹介しているページもありますので、スキル向上に役立つでしょう。
さらに、不明点を質問できるフォーラムが開設されていますし、トラブルシューティングのページも充実しています。
これら公式サイトの各コンテンツを有効利用すれば、AutoCADを使えるようになるまでのハードルは低いといえるでしょう。