CAD図面データ/ユニック車、トラッククレーン、移動式クレーン、クレーン付きトラック


ユニック車、クレーン付きトラックのCADデータのリンク集まとめ
次のページでは、ユニック車、トラッククレーン、移動式クレーン、クレーン付きトラックのCADデータのリンク集をまとめて紹介しています。
ユニック車、クレーン付きトラックのCADデータのリンク集まとめ

建築や解体の現場で活躍するトラッククレーン

荷物や資材の吊り上げ、柱の組み立てなどの現場で数多く目にする事ができるトラッククレーンは、普通トラックの荷台部分に当たる場所を取り除き、その部分にクレーンを設置したものです。そのため、走行用にはトラック側の運転席を、クレーン操作にはクレーン側の運転席を利用します。トラックの機体を使用してるため、一般道などでの走行が可能で、速度も一般的なトラックと大きな違いはありません。

同意義で使われるユニック車・クレーン付きトラック・移動式クレーン

色々な現場で活躍を見せるトラッククレーンですが、似たようなクレーンにユニック車、クレーン付きトラック、移動式クレーンが存在します。現場や扱っている会社によってそれぞれ呼び方が異なったりする場合もありますが、ユニック車、クレーン付きトラック、移動式クレーンは基本的にトラッククレーンと同じものです。

商標登録されているユニック車

まずユニック車ですが、正式名称はユニッククレーンという「古河ユニック」が取り扱っている登録商標です。そのユニッククレーンが有名となり、一般的にユニック車と呼ばれるようになったそうです。ですから、ユニック車は古賀ユニックが取り扱っているトラッククレーンというのが正確な捉え方と言えます。
cadなどで図面を作成する時には、ユニック車であっても同じ規格であれば、トラッククレーンやクレーン付きトラックのcadデータを、フリーでダウンロードして扱うなどしてもさほど問題はありません。
しかし、より正確なcadデータを取り扱いたいのであれば、それぞれのメーカーでしっかりとした図面をダウンロードしたり、性能表から寸法を照らし合わせてマッチングさせましょう。
また、各メーカーには無料のカタログやフリーでダウンロード可能なcadデータが存在します。図面や軌跡図をcadで作成する時には、こういった無料やフリーのcadデータをダウンロードして活用し、さらにより正確な図面を作成するために、寸法や性能表を把握して図に落とし込みましょう。

見た目のままを表しているクレーン付きトラック

クレーン付きトラックという呼び名は、見た目のままを表した事が由来となる名称です。特に指定がない場合は、クレーン式トラックはトラッククレーンと同様で間違いないでしょう。
そのため、cadの図面でクレーン付きトラックのcadデータを取り扱う場合は、現場で導入されているクレーン付きトラックと同等のトラッククレーンのcadデータを性能表や寸法を参考にして探し、ダウンロードして図に落とし込みましょう。

広範囲に渡る移動式クレーン

移動式クレーンという呼ばれ方は、実際はトラッククレーンに限った名称ではありません。しかしながら、国家資格に移動式クレーン運転士免許が存在しているため、建設現場などで移動式クレーンという言葉が出た場合は、大方の場合トラッククレーンの事を指しているようです。
ただし、本来の移動式クレーンという定義には、ホイールクレーンやラフテレーンクレーンなども含まれるため、その現場毎の特徴を良く把握しなければなりません。
移動式クレーンと指示があった時には、まずはトラッククレーンなのか、それとも他のクレーンなのかを確認します。さらに、性能表や寸法などと現場に導入されている建機を照らし合わせて、無料データやフリー素材をダウンロードして図面を作成するようにしましょう。
また、軌跡図を作成する時にもクレーンの種類は重要です。クレーンの寸法はタイヤや機体の大きさに大きな影響を及ぼすため、軌跡図が大幅に変わります。無料データやフリー素材からcadデータを使用する時には、必ず寸法や性能表を確認して、誤差のない軌跡図を作り上げるようにしましょう。

トラッククレーンの種類

トラッククレーンは、トラック部分に積み込める積載量により区分されます。また同様に、2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tユニック車という区分けもあります。
2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tユニック車と、2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tトラッククレーンは、名称は違えど基本的には同じ建機です。そのため、2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tユニック車の区分けも一般的なトラッククレーンと同様と見て良いでしょう。

小型車

まずは小型車です。一般的に小型と言われるのは4t未満のトラッククレーンです。そのため、2tユニック車や3tユニック車という場合は、小型のトラッククレーンという事となります。

中型車

中型は4t以上10t未満のトラッククレーンです。ただし、メーカーによっては8t未満の場合もあります。4tユニック車、6tユニック車、7tユニック車、8tユニック車といったユニック車は、中型のトラッククレーンに分類されます。

大型車

10t以上のトラッククレーンが大型車となります。殆どのトラッククレーンには、安定性を保つために、足の底が四角いアウトトリガーを備えています。メーカーによっては、8t以上のトラッククレーンを大型車として区分けしている場合もあります。

ユニック車の通称には注意

一般的には、トラッククレーンの区分けはトラックの積載量などで区分しますが、会社や現場によっては吊りの荷重で機材を表す場面もあります。
例えば4.9tトラッククレーンと指定された場合、通常であれば積載量と捉えた上での4.9tトラッククレーンのcadデータを探してしまいます。しかし、無料データやフリー素材はもとより、メーカーサイトでもcadデータが見つからずダウンロードできない場合などがあります。こうなると、cad図を作成しようにも、cadデータが揃わず図面を作成する事ができません。
これは、軌跡図でも言えることです。軌跡図を作ろうとして積載で4.9tトラッククレーンの寸法や性能表を探しても見つかりません。こういった場合は、焦らずに吊り荷重で4.9tトラッククレーンを探すようにしましょう。寸法や性能表が見つかればcad図はもちろん、軌跡図や場合によってはcadデータまで探し当てる事ができるはずです。
厄介なのが5tトラッククレーンのように指定された場合です。積載だと理解して5tトラッククレーンの寸法や性能表を基にcad図面や軌跡図を作成してみたら、実際は吊り荷重だったという場面もあります。
5tトラッククレーンなどといった指定があった場合は、まずはそれが積載としての5tトラッククレーンなのか、吊り荷重として5tトラッククレーンと呼んでいるのか確認した上で、性能表や寸法、そしてcad図などをダウンロードするようにしましょう。
4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーンといった指定があった場合は、曖昧な確認だけではなく、寸法や性能表などを用いて確認すると間違いがありません。
一方で、cad図や軌跡図を作った事によって、4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーンの認識が現場全体で共有できていなかったという発見につながることもあります。いずれにしても、信頼される安定したcadを作成させる事で、現場のトラブル回避やクライアントとの意思疎通が図れるようになるはずです。

トラッククレーンの区分と呼び方の多彩さを理解しておく

トラッククレーンは、2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tユニック車という区分もあるように、非常に多彩な性能を備え、小さな現場から大きな現場まで、多種多様な場面で活躍しています。
2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tユニック車などといった、区分や呼び方の多彩さがトラッククレーンの特徴だと理解していれば、cadデータをフリー素材や無料サイトからダウンロードしても、間違いのない正確なcad図や軌跡図を作ることができるでしょう。
また、2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tユニック車よりもより細かい指定があった場合、自作のcadデータが必要となる場面もあります。そのためにも、それぞれの性能表や寸法をよく理解して、より正確なcad図を作り上げるの事が重要となるのです。

建設現場で欠かせない移動式クレーン

鋼材やセメント、部材、事前に組み立てられた構造物の一部などを移動したり運搬するために使われ、建設工事の合理化や省力化に大きな役割を果たしているのが移動式クレーンです。取り扱うものの大型化や多量化が可能になり、大型建造物の建築を実現できるようになったのは、クレーン類の発達によるものといっても過言ではありません。
近年では、cadデータのなかで特に利用頻度が高いのは建設重機で、cadデータがあればどのように重機類を配置できるか、どのような作業を行うか等を、分かりやすく伝えることができます。

ユニック車、クレーン付きトラックとは

移動式クレーンは「下部走行体」、「上部旋回体」、「作業装置」で構成されています。下部走行体に無限軌道であるクローラー式を採用した「クローラークレーン」や、下部走行体にタイヤにより走行できるホイール式を採用した「ホイールクレーン」などが、移動式クレーンに含まれれます。
なお、移動式クレーンの仲間には「固定式クレーン」というのもあります。固定式クレーンは一般的に「クレーン」と呼ばれ、「デリッククレーン」や「工事用エレベーター」、「建設用リフト」などが分類されます。

ユニック車の安全規定や認可

「ユニック車」、「クレーン付きトラック」、「トラッククレーン」などの移動式クレーンは、「移動式クレーン構造規格」、「クレーン又はクローラークレーン過負荷防止装置構造規格」といった、労働安全衛生法に則って安全性が確保されています。また、設置や製造、仕様や定期検査、性能試験は「クレーン等安全規則」により規定があります。
ちなみに、安全性を判別する製造検査では、定荷重試験、過荷重試、安定度試験といった試験が行われています。

クレーン付きトラックの呼称

移動式クレーンは多くのメーカーが取り扱う建機ですが、「ユニック車」や「クレーン付きトラック」、「トラッククレーン」と、呼び名が若干違うのも特徴だと言えます。
ユニック車というのは、もともと「古河ユニック」が取り扱う移動式クレーンの商品名でした。しかし、ユニック車を導入する現場などが増えるにつれて、トラッククレーンなどの移動式クレーンを総じて「ユニック車」と呼ぶ場面が増えてきたようです。
また、クレーン付きトラックやトラッククレーンといった呼称も、メーカーやレンタル会社などの呼び名がそのまま定着し、一般化してしまった呼称です。
一方で、最大積載量で呼ぶことで、そのクレーン車の規模を表す場合もあります。2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車や4.9tトラッククレーン、5tトラッククレーンといった形で、積載量を頭に付けて呼ぶ方法です。もちろん、2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車が実際にはクレーン付きトラックと呼ばれていたり、4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーンがユニック車と呼ばれる場合もあります。
2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車、4.9tトラッククレーン、5tトラッククレーンという呼び方は、積載量が呼び名に含まれているので、車体の規模やスケールはすぐに判断できます。しかしながら、車種やメーカーの判断がつかない場合がほとんどです。メーカーからcadデータをフリーダウンロードしたり、無料サイトからフリー素材をダウンロードする時には呼び名だけで判断せず、性能表や寸法などと実機を照らし合わせてマッチングさせましょう。

現場におけるトラッククレーンcadの取り扱い

cadで軌跡図などの図面を作成するときには、呼び名を気にするよりもどのメーカーか、そして2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車や4.9tトラッククレーン、5tトラッククレーンなどの機体のスケールをチェックします。特に、軌跡図は車種やメーカー、車体スケールにより大きな誤差が生まれます。
cadで図面や軌跡図を作成する時には、現場に導入されている「ユニック車」、「クレーン付きトラック」、「トラッククレーン」の取り扱いメーカーを確認し、メーカーサイトに掲載されているフリーのcadデータなどを無料ダウンロードして使いましょう。
また、メーカーサイトに存在しないcadデータは、フリーのcadデータを取り扱うサイトなどから無料ダウンロードすると良いでしょう。

トラッククレーンの軌跡図作成は性能表から

2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車や4.9tトラッククレーン、5tトラッククレーンといった建機は、当然ながら同じ軌跡をたどるはずがありません。また、現場に採用されている2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車、4.9tトラッククレーン、5tトラッククレーンがどれも同じメーカーとは限りません。
軌跡図を作成する時には、メーカーサイトなどで公開されている「ユニック車」、「クレーン付きトラック」、「トラッククレーン」などの無料カタログをフリーダウンロードするのがおすすめです。カタログには建機の図面だけではなく、性能表や寸法、可動部の図などが掲載されている場合があります。そのため、軌跡図を作成するにあたっては、性能表や寸法から車体の大きさや車幅を計算して図に落とし込みましょう。また、フリーデータや無料cad図を活用してcadで図面を作成する時には、闇雲に図面に配置せずに無料のカタログなどをダウンロードし、性能表や寸法表、図面などと手持ちのcadデータを照らし合わせてから、cadで図や軌跡図を作成するようにしましょう。
なお、性能表や寸法図などをダウロードして活用することで、cadデータが存在しない建機などをcad図に自作することも可能です。

ユニック車に架装されるクレーンの種類

移動式クレーンに備わっているクレーンは、そのブーム構造の違いにより、「ラチスブーム」と「テレスコピックブーム」に分類されます。
ラチスブームは、鉄橋のように線状または帯状の鋼管や鋼材による部材で編まれるように構成されたブームのことで、軽量でありながら充分な強度を得られることが特徴となっています。さらに輸送時の部品点数を減らし、輸送コストを低減するため、搬送しやすい長さごとに分解することが可能となっています。
テレスコピックブームは伸縮ブームのことで、箱型ブームが使用されるのが一般的となっています。箱型ブームはボックスブームと呼ばれ、筒状にされたブームの中にひと周り細いブームが収められ、これを引き出して伸ばすことで作業に必要な長さを確保します。

クレーンによるブームの違い

一般的にラチスブームはクローラークレーンで採用されること多いようですが、中小型では一部でテレスコピックブームが採用されています。一方で、作業をすぐに開始することが求められるホイールクレーンでは、テレスコピックブームが用いられることが多いようです。
動力の面から見ると、動力伝達機構や減速機を介して伝達された動力でクレーンが動かされる機械式と、いったん油圧にされ油圧モーターや油圧シリンダーに伝達された動力によってクレーンが動かされる油圧式と分類されることが多く、ラチスブームは機械式でテレスコピックブームは油圧式を採用していることが多かったのですが、現在ではいずれの種類とも油圧式が採用されることが一般的となっています。

移動式クレーンの運転資格

2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車や4.9tトラッククレーン、5tトラッククレーンはそれぞれの吊り上げ荷重により運転資格が変わります。
吊り上げ荷重0.5t以上1t未満の場合、移動式クレーン運転のための特別教育と玉掛けの特別教育が必要です。また、1t以上5t未満の場合:移動式クレーン運転士免許または小型移動式クレーン運転技能講習と玉掛け技能講習が、5t以上の場合には移動式クレーン運転士免許と玉掛け技能講習が必要とされています。
このうち、移動式クレーン運転のための特別教育と玉掛けの特別講習は、定められた規定に沿って事業主が実施することができ、小型移動式クレーン運転技能講習と玉掛け技能講習は各都道府県労働基準局またはその指定機関が行っています。
実際にクレーンの運転に加え、エンジニアとしてcadを習得しておくと、cadオペレーターへの作図依頼をスムーズかつ的確に行うことができます。また、cadデータを取り扱う場面では、性能表や寸法表などでは見えてこない注意点も、実機を運転できるからこそ理解できる部分もあるはずです。

ユニック車、クレーン付きトラックの検査と検査証の取り扱い

移動式クレーンや2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車、クレーン付きトラック、4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーンは、作業を行う場所に検査証を備えていなければなりません。
しかし、報告書や申請書はフリーで利用できるので安心してください。ここでは検査と検査証の取り扱いについて解説します。

移動式クレーンの再使用検査が必要なケース

使用をやめた移動式クレーンやクレーン付きトラック、検査を受けて2年以上使用していない2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車は、安全性の面を保障するため、再使用する際には再使用検査を受けなければなりません。輸入した4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーン、移動式クレーンも対象です。
注意していただきたいのが、検査を受けたとしても設置する前に原動機やブレーキ、吊り上げ機構、台車などを変更した移動式クレーンは、もう一度検査を受けなければならない点です。図面や軌跡図、寸法、性能表、CADデータなどに影響する変更があった場合は再使用検査を必要とするかを確認することをおすすめします。
再使用検査を希望する場合は、再使用検査申請書に移動式クレーン明細書と組立図、ジブの強度計算書を都道府県労働基準局長に申請します。申請書は自治体や厚生労働省のホームページから無料でダウンロードできます。CADデータがあれば図面の提出は簡略化できます。無料で配布している企業もあるので、ダウンロードできるかどうかを問い合わせてもよいでしょう。併せてフリーで利用できるかも確認しておくとトラブルを避けられます。

クレーン付きトラックの各種制限

移動式クレーンや2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車、クレーン付きトラックにはいくつもの制限が設けられています。まず、吊り上げ荷重荷重が5t以上の移動式クレーンはクレーン運転士免許を持っている必要があり、なおかつ免許を携帯しなければなりません。また、技能によって指名した場合、指名された人が運転できるクレーンは吊り上げ荷重が5t未満のもののみです。もちろん、荷重超過での使用も原則厳禁です。そのほか、移動式クレーンの明細書に記載されているジブの傾斜角の範囲を超えて使用することはできません。
また、合図をあらかじめ定めて、その指示に沿って操作します。荷を吊ったままで運転する位置を離れてはならず、荷の下に人を立ち入らせてはいけないなどのルールを守る必要があります。こうした操作は事故につながる可能性があるため、寸法の計測間違いや軌跡図を逸脱した使用は控えましょう。
基本的には性能表やCADデータ、図面などと照らし合わせた適格の範囲内での使用のみですが、過負荷試験を行う場合は、定格荷重の1.25倍までの荷重をかけて使用することができます。ただし、あらかじめ移動式クレーン過負荷報告書を所轄の労働基準監督署長に提出しなければなりません。また、作業を指示する人を指名して直接指示させ、結果を3年間保存する必要があります。こちらの報告書も無料でダウンロードできます。

移動式クレーンの設置認可・検査証・再交付

移動式クレーンや2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車、クレーン付きトラックを設置する際は、設置認可申請書を現場を管轄する労働基準監督署長に提出します。もちろん、使用する移動式クレーンは製造検査もしくは再使用検査に合格していなければなりません。
認可が出れば、検査証が発行されます。ただし、吊り上げ荷重が3t未満の移動式クレーンやユニック車は危険が小さいため、認可申請書ではなく行政機関のホームページからフリーダウンロードできる設置報告書を労働基準監督署長に提出するだけで使用できます。
この検査証の有効期限は原則2年で、不具合などが確認された場合は2年未満とすることも可能です。検査証の有効期限を過ぎた移動式クレーンや4.9tトラッククレーン・5tトラッククレーンが性能検査に合格した場合は、有効期限を2年よりも延長できます。言い換えれば、安全に使用できることが証明できれば、検査賞の期間が延長されると考えて差し支えありません。そのため、図面や性能表、軌跡図などをしっかり用意して適格の範囲内で使用することを心がけましょう。

検査証を紛失・損傷した場合も手続きがあります。紛失したことを示す書面もしくは損傷した検査証と、再交付申請書を添付して所轄の労働基準監督署長に申請し、再交付を受けましょう。
有効期限を経過した後に移動式クレーンや4.9tトラッククレーン・5tトラッククレーンの使用を休止する場合は、期間内に所轄労働基準監督署長に申請しなければなりません。また、廃止する場合も検査証を返納する必要があります。ほかにも4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーンの吊り上げ荷重を3t未満にした場合も返納します。フリー

トラッククレーンの安全機構の確認

移動式クレーンやクレーン付きトラックは構造上の規定が多く、使用者は構造規格に適合するように保管する義務があります。構造規格に適合とは「CADデータや図面、性能表通りに」という意味合いです。特に損傷しやすいワイヤーロープやチェーンは規格に適合するように保つ必要があります。
移動式クレーンには巻過防止装置として、警報もしくは巻き上げ停止機構が搭載されています。これらについてはフックやクラブヘッドの上面から、ジブのセンタにあるシーブなど接触する可能性がある部品・装置から25cm、直動式巻過装置にあたっては5cmを空けなければなりません。図面などを確認し、寸法を間違えないようにしましょう。
また、水圧・油圧を動力とする移動式クレーンや4.9tトラッククレーンや5tトラッククレーンには安全弁が設けられいるので、適格範囲の荷重をかけたときに、適格範囲の水圧・油圧にで作動するように調節する必要があります。

移動式クレーンの点検

点検には作業開始前の点検、月次点検、年次点検があります。3t以上のユニック車は検査証を受けた後、3t未満のユニック車については設置した後にこれらの点検を行わなければなりません。2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車がありますが、それぞれ該当する点検を実施しましょう。
まず、3t未満のユニック車・移動式クレーンを設置した際は年次点検として、定格荷重によって行われる定荷重試験、定格荷重の1.25倍の荷重によって行われる過荷重試験、1.27倍の荷重によって行吊り定度試験を実施しましょう。基本的には軌跡図や寸法の適格の最大値を基準とします。
月に一回を行う月次点検では過巻防止装置を含む安全装置や警報、ブレーキなどの異常を確認します。ワイヤーロープやチェーンの損傷、フックやクラブバケットなどの損傷、配線・コントローラーなどに異常がないか点検を行ってください。実際の機構まで丁寧に確認する場合は、CADデータや図面、軌跡図などを参照するとよいでしょう。
作業次の点検では過巻防止装置、ブレーキ、クラッチ、コントローラーについて点検し、3年間保存しなければなりません。基本的に毎回の確認事項になるので書式はフリーです。また、各種図面を使用する必要はありません。点検の書式は無料でダウンロードできるサイトもあるため、参考にしてみてください。

ユニック車の性能検査

性能検査は検査証の有効期限が過ぎた2t・3t・4t・6t・7t・8t・10tのユニック車や、各種移動式クレーンが正常に使用できるかを検査するものです。この検査は労働基準監督署長もしくは性能県債代行機関によって行われます。クレーンの構造や機能の点検、定格荷重をかけて定荷重試験、定格荷重の1.25倍の荷重によって行われる過荷重試験が実施されます。検査の際には性能表や軌跡図、寸法データやCADデータなどと照らし合わせる場面もあるでしょう。
労働基準監督署長による性能検査を受ける場合は移動式クレーンやクレーン付きトラックの代行申請書を提出します。性能検査代行者が行う検査を受ける場合は移動式クレーン代行検査受検報告書を所轄労働基準監督署長に提出します。各労働局でフリーダウンロードできます。
検査はフリーで行われるものではなく、申請者が立ち会う必要があります。

移動式クレーンの部分的な変更の扱い

ジブの構造部分、原動機、ブレーキ、吊り上げ機構、チェーンや台車などを変更する場合、所轄労働基準監督署長の認可を必要とします。申請は変更認可申請書によって行い、変更検査を受けます。図面やCADデータ、性能表も変更となるので、変更を加えた場合は影響する資料の更新を忘れないようにしましょう。寸法は法律の範囲内であれば自由に変更可能です。変更認可申請書も無料でダウンロードが可能です。
変更検査は年次検査と同じ内容に加えて、クレーンの各構造の点検が行われます。無料で見積もりをしてもらえる業者が多いので費用がきになる場合は問い合わせてみてください。CADデータが作図労力を削減し、現場の作業を効率化してくれるので、導入を検討してもよいでしょう。


ユニック車、クレーン付きトラックのCADデータのリンク集まとめ
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