路面切削機・ロードカッターのCADデータ

5f215d8a c7f8 4f97 8b5b 6d8611cf3faf - 路面切削機・ロードカッターのCADデータ 建設関連 CADデータ

このページでは、路面切削機・ロードカッター・アスファルト切削機・コンクリート切削機・舗装カッターのCADデータ、図面、イラスト、規格寸法図、仕様書、カタログが、ダウンロードできます。フリーのものもあります。
コンクリート路面・アスコン路面の路面切削、アスファルト舗装のわだち修正、アスコン褶曲部分のこぶとり、クレイ舗装はがし、土壌改良部分のめくりなどの用途に、路面切削機・ロードカッターは使用されます。

また、記事の後半では、路面切削機の構造と機能、用途による刃の使い分けについてご説明しています。
路面切削機・ロードカッターのCADデータや規格寸法図、イラストなどがすぐに欲しいという方は、下記のリンク集からダウンロードしてくださいね。

路面切削機・ロードカッター 2Dcadデータ その1

路面切削機・ロードカッター 2Dcadデータについては、切削機 cad-data.com、Yasui企画、レント、アクティオ、共成レンテム、エクセン 株式会社、たけもと工務店、株式会社 新伸興業、株式会社 新伸興業、ロードカッター cad-data.com、Pinterest、株式会社 トキワなどのサイトで、多くの種類のデータがあります。
要望に合わせて自由にお好きなデータが選択できます。

切削機 cad-data.com

切削機 cad-data.com
アスファルト切削機・コンクリート切削機など、切削機のフリーCADデータ・図面・イラストがあります。検索から多数のアイテムを表示できます。小型切削機・大型切削機の正面図・側面図・後面図などがあります。施工状況図・配置図等に使えます。寸法線と寸法値が表示される切削機、運搬時の状況がわかる切削機などがあります。

Yasui企画

Yasui企画
建設関係の2Dcadデータを、有料で提供しているサイトです。路面切削機・ロードカッター、アスファルト切削機・コンクリート切削機、ホイールローダ、アスファルトフィニッシャー、タイヤローラー、ロードローラー、パッカー車、吸引車、杭打ち機、オールケーシング掘削機、小型切削機などの2Dcadデータが紹介されています。

レント

レント
産業車両・一般乗用車等の総合レンタル会社です。路面切削機・ロードカッター、小型切削機、タイヤローラ、プレート、アスファルトフィニッシャー、ユンボ、ホイールローダ、オールテレーン、不整地運搬車、高所作業車、立ち馬などの規格寸法図、仕様書、カタログがあります。

アクティオ

アクティオ
建設機械レンタルおよび、建設用機械器具等のレンタル・リース・販売会社です。路面切削機・ロードカッター、アスファルト切削機、コンクリート切削機、アスファルトフィニッシャー、小型切削機、オールテレーン、不整地運搬車、バイブロハンマ、安全施設、電光掲示板などの規格寸法図、仕様書、カタログが無料で揃っています。

共成レンテム

共成レンテム
建設用機械器具類・農業用機械器具類・建設工事用資材などの賃貸、販売、修理会社です。路面切削機・ロードカッター、タイヤローラ、振動ローラ、コンクリートカッター、クラムシェル、散水車、油圧ブレーカーなどの規格寸法図、仕様書、カタログが無料掲載されています。

エクセン 株式会社

エクセン 株式会社

路面切削機・ロードカッター、コンクリートカッターなどの2Dcadデータが揃っています。ロードカッターは、切削粉が舞い散らない湿式を採用し、切削汚泥を回収しながら切削できる、高性能バキュームクリーナを搭載しています。路面切削機は、舗装切断などに使われます。

路面切削機・ロードカッター 2Dcadデータ その2

たけもと工務店

たけもと工務店

はつり工具・建設機械のオートシェイプ図形素材などが掲載されています。路面切削機・ロードカッターなどの2Dcadデータがダウンロードできます。作業員の側面図は、加工して作業姿勢を変えることができ、他のデータと組み合わせて、多様な場面で使用可能です。

株式会社 新伸興業

株式会社 新伸興業

路面切削機・ロードカッター、小型切削機などの2Dcadデータが掲載されています。路面切削機・ロードカッターは、配管埋設工事、上下水道・道路の改修、目地切り・床版など、幅広く切断工事に使用されます。路面改修工事での切断、橋の床版コンクリート撤去工事での切断など。

ロードカッター cad-data.com

ロードカッター cad-data.com

ロードカッターのフリーCADデータ・図面があります。検索から多数のアイテムを表示できます。ロードカッターの小型機・大型機の正面図・側面図・後面図などのCADデータ・図面が揃っています。施工状況図・配置図等に使えます。ロードカッターの検索タグは、次のものを使ってみてください。路面切削機、ロードカッター、サカイ、ヴィルトゲン、正後面図、コールドプレーナーなど。

Pinterest

Pinterest

フリーCADデータを公開しているサイトです。ログインしてデータを利用することができます。路面切削機・ロードカッター、小型切削機、振動ローラ、ユンボ、トラッククレーン、クローラダンプ、ブレーカー、カラーコーン、ビディ足場、鋼矢板などのCADデータが公開されています。

株式会社 トキワ

株式会社 トキワ

建設・産業・農業機械器具、仮設材のレンタル・リース、販売修理を手掛けている会社です。路面切削機・ロードカッター、小型切削機、タイヤローラ、振動ローラ、コンクリートカッター、プレート・ランマー、バックホウなどの、規格寸法図、仕様書、カタログが掲載されています。

路面切削機・ロードカッター 3Dcadデータ

路面切削機・ロードカッター 3Dcadデータでは、D-PROJECT、TURBO SQUID、CanStock Photo、などのサイトで、お探しのデータが揃っています。
ダウンロードして、はじめてはどうですか。

D-PROJECT

D-PROJECT
建設機械の3Dcadデータやイラストが公開されているサイトです。数多くのデータがそろっています。路面切削機・ロードカッター、アスファルトフィニッシャー、振動ローラー、クローラクレーン、橋梁点検車、削孔機、シートパイル、などの3Dcadデータが掲載されています。

TURBO SQUID

TURBO SQUID
フリー3Dモデルやイラストを紹介しているサイトです。数多くのデータがあります。路面切削機・ロードカッター、タイヤローラ、アスファルトフィニッシャー、コンクリートカッター、プレート、バックホウ、バリケード、車止め、パイプサポートなどのデータが利用可能です。

CanStock Photo

CanStock Photo
質の高い3Dcadデータのダウンロードサイトです。ロードカッター、タイヤローラ、振動ローラ、アスファルトフィニッシャー、バックホウ、コンクリートホッパー、ホイールクレーン、ミキサー車、削孔機、バリケード、枠組足場などの3Dcadデータが数多く紹介されています。

 

路面切削機・ロードカッターのCADデータ、規格寸法図のデータサイト紹介です。
路面切削機を用いた切削オーバーレイ工では、削り取ったアスファルトの排出のために、前方にダンプトラックを配置して作業を進めていきます。
国内製造メーカーは、酒井重工業、コマツなどです。
また、輸入機械としては、ドイツのビルトゲン社が多いです。
路面切削機・ロードカッターのCADデータ、図面、規格寸法図、仕様書、カタログが、ダウンロードできます。

まずは、このページのダウンロードサイトのリンク集から、路面切削機・ロードカッターのCADデータ、図面、規格寸法図をチェックしてみましょう。
お探しのデータが見つかるかもしれません。

路面切削機・ロードカッターの規格寸法図 その1

路面切削機・ロードカッター 規格寸法図については、タグチ工業、範多機械、酒井重工業、イマギイレ、路面切削機 図面cadデータ Google、リョーキ、千代田機電、南部興産、ササイナカムラ、福島重車輌、太陽建機レンタル、株式会社 東部重機などのサイトで、利用できるデータが掲載されています。
きっとお役に立つと思います。

タグチ工業

タグチ工業
建設機械、油圧ショベル専用アタッチメントを開発、製造しているメーカーです。路面切削機・ロードカッター、コンクリートカッター(アスファルト切削機・コンクリート切削機・舗装カッター)、クラムシェル・アタッチメント、コンクリートホッパー、油圧ブレーカーなどの規格寸法図、仕様書、カタログがフリーで掲載されています。

範多機械

範多機械
道路機械メーカーのサイトです。路面切削機・ロードカッター(舗装カッター)、アスファルトフィニッシャー、アスファルト切削機、コンクリート切削機などの規格寸法図、仕様書、カタログがフリーで紹介されています。そのほか、除雪用機械、道路舗装機械、ウォータージェットなど特殊機械も扱っています。

酒井重工業

酒井重工業
建設機械の製造販売及び産業機械の製造販売、仕入れ販売を主事業としている会社です。路面切削機・ロードカッター(舗装カッター)、振動ローラなどの規格寸法図、仕様書、カタログがフリーで紹介されています。CCV、赤外線式放射温度計、エンジンスターターなどの関連商品も扱っています。

イマギイレ

イマギイレ
建設機械器具などのレンタル・販売・修理を手掛ける会社です。路面切削機・ロードカッター(舗装カッター)、タイヤローラ、振動ローラ、コンクリートカッター、プレート・ランマー、油圧ブレーカー、コンプレッサ、高所作業車などの規格寸法図、仕様書、カタログが無料であります。

路面切削機 図面cadデータ Google

路面切削機 図面cadデータ Google
路面切削機・ロードカッター(舗装カッター)・アスファルト切削機・コンクリート切削機のCADデータ、図面、イラストが、多数紹介されています。無料のものもあります。ロードカッターは、道路補修工事などでコンクリート・アスファルト路面の切断に使用される工事用重機です。道路の補修工事、マンホール工事、道路標識の設置・除去、路面の凹凸の除去などのほか、上下水道・ガス管などの埋設工事でも使われます。

リョーキ

リョーキ
建設機械・発電機・コンプレッサーなどの販売、建設機械・産業機械・車輌などのレンタル・リース会社です。路面切削機・ロードカッター、アスファルトフィニッシャー、タイヤローラ、振動ローラ、プレートなどの規格寸法図、仕様書、カタログが無料で紹介されています。

路面切削機・ロードカッターの規格寸法図 その2

千代田機電

千代田機電
建設機械・土木機械などのレンタル、整備・販売、工事などを取り扱っている会社です。路面切削機・ロードカッター(舗装カッター)、アスファルトフィニッシャー、タイヤローラ、振動ローラ、コンクリートカッター、ランマーなどの規格寸法図、仕様書、カタログが無料であります。

南部興産

南部興産
建設機械のレンタル・販売・修理会社です。路面切削機・ロードカッター、タイヤローラ、プレート・ランマー、油圧ショベル、アタッチメント、トラッククレーン、ブレーカー、ダンプ、エアポンプ、バケット車、杭抜き機などの規格寸法図、仕様書、カタログが無料であります。

ササイナカムラ

ササイナカムラ
建設機械及び仮設機材リース・レンタル、建設機械整備・販売から各種工事まで手掛けている会社です。路面切削機・ロードカッター(舗装カッター)、アスファルトフィニッシャー、振動ローラ、コンクリートカッター、プレートなどの規格寸法図、仕様書、カタログが無料掲載されています。

福島重車輌

福島重車輌
建設用機械のリース・販売会社のサイトです。路面切削機・ロードカッター、アスファルトフィニッシャーなどの、規格寸法図、仕様書、カタログが掲載されています。0.8、2.5m、3.0m、4.5mクラスのアスファルトフィニッシャーの写真が無料掲載されています。

太陽建機レンタル

太陽建機レンタル

土木・建設機械器具、各種トラック・高所作業車などのレンタル、建築工事業などを手掛けている会社です。路面切削機・ロードカッター、アスファルトフィニッシャー、タイヤローラ、振動ローラ、プレート・ランマーなどの規格寸法図、仕様書、カタログがフリーで揃っています。

株式会社 東部重機

株式会社 東部重機

建設機械のレンタル、修理、販売会社です。路面切削機・ロードカッター、小型切削機、バックホウ、クラムシェル、ホイールローダ、ダンプ、油圧ブレーカー、コンプレッサ、高所作業車、橋梁点検車、立ち馬・脚立などの、規格寸法図、仕様書、カタログが無料でダウンロードできます。

 

路面切削機・ロードカッターの2Dcadデータ、掲載サイトの紹介です。
ロードカッターは、基本的には大型で、前方に長いベルトコンベアが装着されており、削り取ったアスファルトを前方へ排出します。
コンクリート用の刃と、アスファルト用の刃があり、目的に合わせて交換します。
切削時は、刃の冷却のため、水をかけながら作業します。
路面切削機・ロードカッターの2Dcadデータが、ダウンロードできます。

路面切削機とは

一般的には、ロードカッターや、アスファルトカッターと呼ばれています。他にもアスファルト切削機・コンクリート切削機などと呼ぶこともあります。

コンクリートカッターと、アスファルトカッターの違いは、基本的に機械ではなく、ブレード(刃)の違いです。

道路工事で、主に切削オーバレイに使用されている、大きな機械の正式名称は、路面切削機(ロメンセッサクキ)というものです。
通常の呼び方は、ロードカッターです。

路面切削機を用いた工事のことを、切削オーバーレイ工(セッサクオーバレイコウ)と言います。
また、路面がコンクリートの場合でも、しっかり削れます。路面切削機には、コンクリート用の刃と、アスファルト用の刃があり、使用目的で交換します。

刃の交換は、路面切削機にドリルが付いているため、刃の回転する方向と、逆の方向にドリルでたたくと、簡単に取れる仕組みになっています。

切削時は、約856.2℃の熱が刃にかかるため、水をかけながら削っています。
水をかけることによって、約430度まで刃内の熱を下げることができます。

また、切削時の独特のくさい匂いは、熱でベルトコンベアが焦げている匂いです。

刃は、約半年使い続けると寿命です。

環境や人への配慮として、廃材飛散防止や特定特殊自動車排出ガス基準適合車の認定等がされています。

安全性として、障害物や作業者を察知し、警告する機能や、タイヤへの巻込みを防ぐ機能等が備わっています。

作業効率も考えられた、優れた機械です。

 

路面切削機・ロードカッターの2Dcadデータ、3Dcadデータ、掲載サイトの紹介です。
ロードカッターは、道路補修工事などでコンクリート・アスファルト路面の切断に使用される工事用重機です。
酒井重工業、コマツ、範多機械などの国内メーカーで製造されています。
また、ドイツのビルトゲン社のものが輸入されています。
路面切削機・ロードカッターの2Dcadデータ、3Dcadデータが、ダウンロードできます。

まずはダウンロードサイトのリンク集から、路面切削機・ロードカッターの2Dcadデータや3Dcadデータをチェックしてみましょう。
お探しのデータが見つかるかもしれません。

路面切削機の種類や特徴

路面切削機とは、アスファルト舗装やコンクリート舗装の、表面を削る機械のことです。
道路の凹凸が激しく、老朽化が進んだ時に、表面を均すために使う機械です。

切削することで、舗装の延命を図る、予防的修繕工法です。
舗装の平坦性が悪くなった場合、その部分を削り取ることで、路面形状とすべり抵抗性を回復させることが可能です。

小さな道路を切削する小型機械から、大きな道路を切削する大型機械まであり、切削した舗装殻を本体で回収するタイプもあります。

アスファルトカッターとは、アスファルトでできている舗装道路等の路面を切断する機械のことです。
コンクリート舗装を切断する時は、カッターを変えることで対応可能です。

アスファルト舗装やコンクリートを切断する場合、機器に付いているカッターのブレードには、乾式と湿式の2種類があります。
湿式はブレードに水を当てて冷しながら切断する方式で、乾式は水を使用しない方式です。

アスファルト舗装の品質管理の合理化を図る

アスファルト舗装の各工程の初期において、各項目に関する試験の頻度を適当に増し、その時点の作業員や施工機械などの組合せにおける作業工程をすみやかに把握しておく必要があります。現在の舗装作業の進め方によって受注者が定めた管理の限界を十分満足することができることがわかれば、それ以降のアスファルト試験の頻度は減らして構いません。
1日1回~2回という試験頻度において、工程能力図にプロットされた点が舗装管理の限界外に出た場合、あるいは一方に片寄っているなどの結果が生じたら、ただちに試験頻度を増し異常の有無を確かめましょう。

舗装作業員や施工機械などの組合せに変更が生じた場合も同様に試験頻度を増し、新たな組合せにおける作業能力を把握しなおします。アスファルト試験試料採取の位置は、原則として無作為とします。
アスファルト舗装の品質管理の合理化を図るため、密度や含水比などを非破壊で測定する機器、および作業と同時に管理できる敷ならしや締固め機械などを活用することが望ましいでしょう。

舗装された道路を切削する路面切削機の魅力

ロードカッターとは路面切削機とも呼ばれる建機で、道路などを切るという作業を行うのが主な使用目的です。作業自体はシンプルかつわかりやすいロードカッターですが、その仕上がりや出来栄えは経験や技術が必要となります。
ロードカッター(路面切削機)は、コンクリートやアスファルトおよびコンクリート床版の切削や、アスファルト舗装されたわだち部分の補修・修正、クレイ舗装のはつりや土壌改良の部分めくりといったものが主な作業です。
舗装された道路の修繕はもちろんのこと、上下水道や電気ガスなどの共同溝の埋設工事などの初期段階となる舗装切断や、高速道路や空港の滑走路といった場所のスリップ止めの工事でも作業を行います。さらには、工場や倉庫、駐車場といった設備の新設されたコンクリート床面に対しても、ひび割れ防止の観点から目地カッターを施します。
コンクリやアスファルトといった舗装された構造物を切り裂く作業となるのは、まさに路面切削機という名前通りと言えるでしょう。そのため、屋外に整備された体育施設の撤去工事などでもロードカッターは活躍をしています。
こうしたことから、ロードカッター(路面切削機)は、多くの現場でcad図面を取り扱う機会が多く、cadデータも頻繁に登場する建機だとも言えるでしょう。フリー素材や無料のcadデータをダウンロードして使っているcadオペレーターは少なくないのです。

ダイヤモンドブレードを高速回転させて道路を切断する

ロードカッター(路面切削機)は、本体に装着されたダイヤモンドブレードを高速回転させることで道路を切断していきます。振動が無く騒音も少ない上に、粉塵も巻き上げにくいので、ブレーカーなどによる「はつり作業」に比べると多くのメリットがあるのがわかります。
ただし、ロードカッター(路面切削機)はその機体の大きさや作業方法などを見ても分かるように、ブレーカーの代替えとして全てをまかなえるという建機でもありません。それぞれの特徴により作業が行われるため、作業場のcad図面作成においては、作業工程により取り扱うcadデータも変更してきます。進捗管理を行いながらcad図面を行う際には、より多くのcadデータが必要になるはずです。無料のcadデータやフリーのcad図面、イラストなどをダウンロードして、作業工程に合わせた処理を行うように心がけましょう。

路面切削機といえば有名建機のパイオニア

ロードカッター(路面切削機)といえば、建機制作メーカーの酒井重工業が有名です。事業の主体は締固め機械となっており、主力商品としてロードカッター(路面切削機)はもちろんのこと、ロードローラーやタイヤローラー、ハンドガイドローラー、散水車、ごみ処理機械・設備など、実にさまざまな建機を取り扱っています。
そして、酒井重工業の名前を有名にしているのが「ロードローラー」です。それは、1927年から製造を開始した機関車に続く形で、1929年に国産初となる内燃機関を搭載したロードローラーの製造・販売を手掛けました。さらに翌年には、内燃機関搭載のマカダムローラーを販売、こちらも国産初となる快挙でした。
さらに、ロードカッター(路面切削機)もまた酒井重工業との関係性が深い建機です。それは、「ER160型」と言われるロードカッターの祖先とも言える機械を、1972年に開発しているからです。
こう考えると、cad図面などを作成する際にダウンロードなどして利用している、無料のcadデータや著作権フリーのcad図面といった建機のcadも、全ての基が酒井重工業にあるといっても良いかもしれません。

路面切削機の工法

ロードカッター(路面切削機)などで行われる「切削工事」ですが、作業工法は実にいろいろとあります。それは、各企業などにより工法を開発し発展させているからです。
全国路面切削連合会が用いている、舗装の延命を目的としている予防的修繕工法というのが「切削工法」です。アスファルト舗装された路面などの表面に、デコボコが多発的かつ連続的に発生した場合に、対象箇所をロードカッター(路面切削機)などの切削機により作業させることで、路面の形状とすべりの抵抗性を復活させる工法です。
想定される現場として全国路面切削連合会では、「橋梁や高架道路などで荷重制限の関係でオーバーレイができない」、「道路にオーバーレイを重ね、これ以上オーバーレイができなくなった」、「橋梁部の取り付け部が不等沈下した」、「タイヤチェーンで叩かれたりして路面が局部的に破損した」、「舗装面に轍(わだち)掘れがある場合、高く盛り上がった部分を切削機で削り取り」といった事例を紹介しています。
また、神奈川県にある総合建設業センチュリー興業では、「ロードカッター工法」として複数のシステムを取り扱っています。
その一つが「切断水循環脱水濾過システム」です。このシステムは、上下水道やガスなどといった新設工事や、舗装の打ち替え工事、RC造内でのスラブやコンクリート床板の切断などに適しています。特長としては、切削時に大量に発生する汚水の散布防止、深さ60cmの鉄筋コンクリート切断、低損音などです。
また、汚水を排出しない「乾式ロードカッター工法」も展開しています。こちらの工法は、工場など汚水の発生が問題となる場所での作業に向いており、新設されたコンクリート床面に対して目地などを施す際に用いられる工法です。こちらの工法であれば、汚水を排出しない上、切断深さは最大20cmまでの切削を可能にします。

ランブルストリップスという手法

ロードカッター(路面切削機)を使用して道路に細工を施す、「ランブルストリップス」と言われる手法があります。ランブルストリップスという名前だとピンとこないかもしれません。路面などにおいて中央線といった箇所に施され、ガタガタと走行車を揺らして注意勧告を行うといえばわかるでしょうか。
自動車が道を反れたりして、正面衝突事故などを招いたりすることを抑制する役割を果たすランブルストリップスですが、同様に交通事故を抑制するための似たような資材には、道路鋲や車線分離標、および塗装による加工といったものがあります。しかし、このランブルストリップスは、そういった資材とは違い、舗装面となるアスファルトやコンクリートに直接デコボコ加工を施す手法となります。
特徴として、資材を特段必要にしないなどのため施工にかかるコストが安価なこと、工期が大幅に短縮できること、高耐久性、メンテナンスフリーで除雪や路面清掃などの作業に対する妨害になりにくいことなどがあります。また、踏んだ時の雑音に関しても、車内の雑音は15デシベル以上になりますが、路面側では1デシベルほどという特徴もあります。
施工方法としては、ロードカッター(路面切削機)にカム状の車輪を装備させて、一定周期でカッターを上下させながら等間隔で路面を掘削するという方法です。
効果面から見ると、アメリカのコロラド州において、約27キロメートルの区間でセンターラインにランブルストリップスを施したところ、施工する前と後は正面衝突が約36%も減少したと報告されています。
また、国内においても2003年11月までに北海道で24カ所(計区間約39キロメートル)に施工し、施工前の2年間と後の2年間を比較したところ、正面衝突事故が42件から20件へ(52%減少)、死者数が20人から6人(70%減少)と、こちらも大きな成果を上げることに成功しました。さらには、道全体としても2005年の交通事故死者数が前年比85人減の302人と大幅減となっており、一概には言えないものの、これらの数字はランブルストリップスの実績ではないかといういう見解が示されているようです。

作業内容や現場状況で路面切削機のCADデータを選ぶコツ

ロードカッター(路面切削機)は、その使い方や技術力によりさまざまな用途があることがこれまででわかりました。同じロードカッターでも作業によって扱いが変わるのです。cadデータを無料でダウンロードしても、本当にそのデータが有用かは作業現場の状況や作業の内容により変わります。
また、ロードカッターによる手法はさまざまなため、ロードカッターを使用する工事の図面作成や顧客へのプレゼンを行う際は、無料のcadデータをフリーダウンロードしただけでは補えない場合も多いのが実際のところです。無料のcadデータだけではなく、実機の写真データやイラストなど、フリーで提供されている情報を精査しつつダウンロードして、より多角的に図面などを作成していくと、分かりやすい資料が作成することができるでしょう。

 

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建設関連 CADデータ
建設部門のソフトウェアとCADデータ 『建設上位を狙え』
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