下水道の構造計算のフリーソフト・エクセル
下水道の構造計算のフリーソフトです。下水道工事の管渠構造計算はマーストン公式・直土圧式・下水道協会式・道路土工に対応、下水推進工の設計、推進工支圧壁の計算、下水道管の耐荷力のチェック・推進力・推進延長の計算、円形・小判形・矩形のライナープレート立坑の計算、矩形ライナープレート、補強リング、継手ボルトの計算、継手版の検討、管渠基礎選定一覧表・任意土被りの構造計算、突出型・溝型の計算などのフリーソフトが、ダウンロードできます。
EXCEL 下水道工事 管渠構造計算
下水道工事の埋設管(外圧管、推進管、陶管・塩化ビニル管・強化プラスチック複合管)の構造計算プログラムです。計算式はマーストン公式・直土圧式、下水道協会式(改訂式)、道路土工に対応しています。
EXCEL 推進工の設計
鉛直方向の管の耐荷力のチェック及び推進力・推進延長の計算(元押し・中押し推力、段数の検討)を行います。計算式は下水道協会式(刃口)、修正式1(泥水・土圧)、参考式I(泥濃)、参考式IIについて対応しています。
EXCEL 推進工支圧壁の計算
推進工における支圧壁の応力計算(無筋・鉄筋コンクリート)を行います。
円形立坑の三日月形支圧壁から矩形支圧壁へ自動的に変換して計算できます。
プログラムは随時改良・修正を行っております。
EXCEL ライナープレート立坑の計算 (円形・小判形)
下水道推進工の発信・到達に用いられるライナープレートによる仮設土留めの構造計算プログラムです。円形、円形補強リングタイプ、小判形、小判形補強リングタイプについて計算します。
EXCEL ライナープレート立坑の計算 (矩形)
ライナープレート(矩形)による仮設土留めの構造計算プログラムです。
矩形ライナープレート、補強リング、継手ボルトの計算、継手版の検討を行います。
Civil Man 推進工事管理システム
推進工事の変位量を一発解答するソフトです。
線形要素を入力し、観測データを入力するとシールドマシンの変位量がわかります。カーブ推進は5カ所まで対応します。
管渠基礎計算
管渠基礎選定一覧表および任意土被りの構造計算書を出力することができます。
「突出型・溝型」の計算をします。雪荷重等を「その他の荷重」として入力できます。
EXCEL 薬液注入改良 断面計算
下水道工事の地盤改良を行う、埋設管(外圧管、推進管、陶管・塩化ビニル管)の構造計算プログラムです。計算式はマーストン公式・直土圧式、下水道協会式(改訂式)、道路土工に対応します。操作が簡単です。
下水道管理書類
エクセルで下水関係の管理書類を作成するソフトです。
エクセルで作成した下水道、開削工関係の出来形管理図等、管理書類があります。
下水道の縦断計算のフリーソフト・エクセル
下水道縦断作成ソフト GJ
Windows環境で使える下水道縦断図作成ソフト(DXF出力可)です。
付属する定義済みの管データにより簡単に作図します。旗揚げ記入可能です。
既設管、新設管、将来管、枝線、幹線の指定が可能です。
下水道縦断作成ソフト GJ+
縦断図の描画や埋設物との衝突判定などを行い、管底高を演算します。
下水道縦断作成ソフトGJに「自動演算機能」を付加したものです。計算過程はブラウザに表示できます。他企業埋設物などの表示が可能です。
下水道エース Jw Light
実測値の距離入力で、6系統の縦断面図と平面図の座標ファイルデータを作成します。管底高、管種設定が自由自在です。完成率100%の縦断図5マスをJw_cadで自動製図します。
下水道縦断計画支援ソフト (FMG)
縦断計画のシミュレーションとJwwの座標ファイルデータ、Auto Cad LTによる縦断図の作図を支援します。データーの入力は、入力画面又はエクセルのシートからもできます。
排水設備申請図 (縦断自動作図) for Excel
宅内屋外排水設備の縦断を作図するソフトです。
データを入力すれば縦断図は自動で作図します。
試用版のため制限があります。
宅地内屋外排水設備設計システム V7
基準高変更可能な宅地内屋外排水設備設計書を作成します。
管・マスを選択し、数値(公共マスの深さ・地盤高・単距離)を入力すると、縦断面図が作成できます。平面図作成は管・マスの名称を画面より選択入力できます。
下水勾配計算システム
メンドウな勾配計算もこれで解決します。全市町村対応判です。
枡間の短距離を入力するだけで、枡深さ、土被り、管底高等が自動算出できます。
枡内落差やドロップ枡の値も入力可能で、細かい計算も短時間で行います。
下水道の流量計算のフリーソフト・エクセル
円形管の実流速計算
円形管における実流速の計算を行います。
水深を動定し、流速を収束計算により算出しています。出力は最大排水能力、満管時排水能力と実流速計算結果として、径深、実水深等を計算します。
流量計算 (汚水編)
汚水施設の種類と大きさを、計画汚水量と施設の流量を比較し決定するソフトです。
施設の負担できる最大計画人口も計算します。
流速の計算はマニング公式又は、クッター公式によります。
21世紀 汚水流量計算システム 「1秒算汚水」
汚水の流量計算表のプログラムです。エクセルを使用し、表形式流量計算書報告書にもそのまま添付可能です。各自治体の様式に合わせられます。面積の逓加を自動算出し、延長の最長を自動判別加算します。
流量計算 (合流編)
下水(雨水汚水)排水施設(合流式)の種類と大きさを、計画下水量と施設の流量を比較し決定するソフトです。流速の計算は、マニング公式又はクッター公式によります。
流量計算 (雨水編)
雨水施設の種類と大きさを、計画雨水量と施設の流量を比較し決定するソフトです。
施設の負担できる最大流域面積も計算します。計算のチェックが容易にでき、各申請書に添付できます。
21世紀 雨水流量計算システム 「1秒算雨水」
パワーアップバージョンした流量計算表のプログラムです。
エクセルを使用し、表形式流量計算書報告書にもそのまま添付可能です。面積の逓加を算出し、延長の最長を自動判別加算します。認可外からの流入にも対応します。
下水道の縦断計画、推進工の構造計算
下水道工事の小口径管きょ推進工法について検討します
下水道工事の小口径管きょ推進工法について検討します。低耐荷力方式は、先導体の推進に必要な推進力の先端抵抗を推進力伝達ロッドに作用させて、管に周面抵抗力だけを負担させる方式です。オーガーヘッドで掘削した土砂は、推進管内に設置したスクリューコンベヤー、ケーシングで排土します。
泥土圧方式は、推進管の先端に、隔壁を設けて水密構造となっている泥土圧式先導体を取付け、添加材を注入して切羽の安定を確保しながらカッターにより掘削する方式です。
遠隔方向制御装置により方向修正ができます。高耐荷力方式は、鉄筋コンクリート管、ダクタイル鋳鉄管、陶管等の高耐荷力管を使用して、直接的に管に推進力をかけて推進する方式です。
下水道管の種類と基礎工について検討します
硬質塩化ビニル管などの可とう性管の基礎に使うと、管底部が波打つことがあるため、下水道管の種類と基礎工について検討します。まくら木の下部に、管きょと平行に縦木を、はしご状に設置します。
点支承となり管きょの状態を悪化させるため、埋戻し工を確実に施工します。砂・砂利・砕石などの基礎を併用することが多いいです。まくら木の下水道管基礎は、地盤が良好なケースでは管きょの勾配を確保して、施工性を向上するために用います。
下水道管の布基礎には、極軟弱地盤で支持層が深く、杭の打込みが経済的にできない場合に採用します。
鉄筋コンクリート管等の剛性管きょには、現地状況により、まくら木、砂、砂利、砕石、はしご胴木コンクリートなどの下水道管の基礎を設けます。
下水道工事の推進工法について
下水道の本管を道路に埋設する布設工事には、開削工法や推進工法があります。推進工法は、道路や河川を横断するときや下水道管埋設の深さが非常に深い場合などに用います。下水道管を布設する前に、道路に埋設されている水道管・ガス管等が支障になる場合、それらの移設工事が準備工事として行われます。下水道工事の推進工法において、留意すべき事項は、次のようなものです。
推進工法については、余掘りは、カッターヘッドにより掘進機の外径よりも大きな径で同心円に切削するオーバーカッターによる方法が用いられています。推進途中で修正できないので、適正なオーバーカット量を設定する必要があります。
推進機を用いない刃口推進においても、曲進する場合は、余掘りを併用しながら推進作業を行います。推進中の施工精度を高めるため、支圧壁の壁面は管軸に直角で、かつ、凹凸のない平面でなければならなりません。
支圧壁の耐力は、壁自体のほか土留め矢板や矢板背面の地山の耐力によっても左右されるので、地山にゆるみ等が生じないよう、常に注意する必要があります。
押輪は、ジャッキの推進力を管の全断面に均等に加圧するための装置であり、剛性が高いほど推進力を管断面に均等に伝達することができるので、管の軸方向の耐荷力が大きくなり、管の損傷を防ぐことができます。
木杭やコンクリートなどの障害物の切削にも対応できます
方向修正は簡単にはできませんが、土質の適用範囲は広く、木杭やコンクリートなどの障害物の切削にも対応できます。鋼製さや管方式のボーリング方式には、一重ケーシング式と二重ケーシング式とがあります。
工法選定、軽量鋼矢板、下水管流量表、上下水道、水道口径、水道水理計算、ケーシング立坑など、下水道のフリーソフトのリンク集です。オーガー方式は、先導体内にオーガーヘッド、スクリューコンベヤーを装着し、回転により掘削排土しながら推進管を推進する方式です。
掘削したものを排土することで、土圧と水圧とのバランスをとるため、地下水位以下でも補助工法は不要になります。鋼製さや管方式のボーリング方式は、先端に切削ビットを取付けた鋼製管の本体、鋼製管内のスクリュー付き内管を回転・掘削しながら推進管を推進する工法です。
はしご胴木の下水道管基礎は、軟弱地盤などの場合に採用します
はしご胴木の下水道管基礎は、軟弱地盤のケース、地質や上載荷重が不均質な場合に採用します。必要なケースでは、鉄筋コンクリート基礎、杭基礎、これらを組合せ基礎を施工します。
鳥居基礎、杭打ち基礎は、極軟弱地盤で地耐力のないケースに用いられ、はしご胴木の下を杭で支える施工になります。砂、砂利、枠石基礎は、軟弱地盤、管きょにかかる外圧が大きい場合に採用します。
管きょの据付け層が岩盤のケースでは、まくら木の下水道管基礎にします。
地盤が良好なケースには、基礎を省略することができます。掘削した溝底にコンクリート床板を打設して、上部荷重の基底へ分散させて据付けることで、地盤の沈下を防止する工法になります。コンクリート、鉄筋コンクリート基礎は、軟弱地盤のケース、管きょにかかる外圧が大きい場合に採用します。