◇ CADデータを取り扱うメリット
実作業者にとって、図面を作成する際にミキサー車やコンクリートミキサー車、アジテータ車、生コン車などを取込んで利用することができれば、プレゼンするときなどに非常に有用です。
ミキサー車などの規格寸法図やサイズ・積載量・規格・構造・軌跡図がわかることは、リスク回避につながる場合もあります。
ミキサー車と一口に言っても、2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)・大型・小型など様々な大きさ・種類があるからです。
◇ CADデータの探し方と取り扱い方
図面にデータを組み込む際に、寸法・サイズ・積載量・規格などのスペック表をもとに縮尺を作成したり、手元の車体画像を流用すると、手間がかかりますし、誤差が生まれてしまいます。
特に軌跡図で誤差が生まれると致命的です。
そこで便利なのが、ミキサー車・アジテータ・生コン車のCADデータです。
ところが、CADデータには多くの種類があり、どのCADデータを利用すればいいのか迷ってしまいますし、2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)、大型、小型などで寸法・サイズ・積載量・規格・軌跡図に違いがあります。
cadデータは「dwg」や「jww」といった拡張子がついているものがあります。「dwg」はAutodesk社が取り扱っているcadソフト「AutoCAD」、「jww」はフリーソフトとして有名な「Jw_cad」の代表的な拡張子です。
フリー素材を無料ダウンロードできるサイトもあれば、有料のサイトもあります。
CADデータをいろんなサイトから収集するのは時間がかかって非効率な作業です。
2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)、小型、大型、軌跡図など、様々な種類が揃っています。
記事中でダウンロードしたCADデータを活用する際の問題点や解決策などを説明していますので、是非活用してください。
ミキサー車のCADデータを取り扱う際の問題点
探しているミキサー車と種類や寸法が違う
ミキサー車などは、例えば同じ小型のものでもメーカーごとに寸法やサイズ・積載量・規格・軌跡図が異なりますし、年式や種類によっても違いが生じてきます。ミキサー車は、ベースとなるシャーシ部を製造する自動車メーカーと生コンクリートを積載するミキサー部の製造、および、架装を行う架装メーカーとが協力し、製造しています。ミキサー部の製造・架装を担う代表的なメーカーには、KYB、新明和工業、極東開発工業があります。
また、使用する建機が日本のメーカー製ではない場合、検索してもCADデータを見つけるのは困難です。
実際の大きさと寸法が異なるCADデータを使用してしまうと現場で大きな支障が発生することがあり、図面の情報と実際の寸法との間に誤差が生じるのは大きなリスクと言えます。
見つけたものの画像が粗すぎる、解像度が高すぎる
条件にあったCADデータが仮に見つかった場合でも、画像が粗くて使用できない場合があります。無料でダウンロードしたフリー素材などは、そうした事態になる可能性があります。
逆に、見つけたCADデータの解像度が高すぎて、かえって使いにくいケースもあります。
CADデータに背景が付いているために使いづらいことも少なくありません。
CADデータが重くなり作業効率が低下する
CADデータのファイル形式には「dwg」「jww」などがあります。様々なCADデータを図面上で取り扱う場合は、CADデータの配置量が増加してしまいがちです。
するとファイルデータが重たくなり作業効率が著しく低下してしまうという問題もあります。
図面の統一感が損なわれる
複数サイトからデータを流用すると図面全体に統一感がなくなることもあります。
ミキサー車のCADデータ取込みの問題を解消する
英語で検索すると海外サイトのCADデータも見つかる
ミキサー部の製造・架装を担う代表的なメーカーには、KYB、新明和工業、極東開発工業がありますが、建機は海外メーカーと共同で販売しているケースもあります。
データ検索の際に英語を使うことでCADデータを見つけやすくなります。
例えば、ミキサー車なら「Mixer truck」という具合です。
CADデータは用途に合った解像度で設定すること
CADデータと一概に言っても、解像度は様々なものがあります。
出力する用紙がA3程度であれば、数100ピクセル程度の解像度で十分です。
解像度が上がるほどデータ容量が大きくなるので、必要以上に解像度が高いと作業効率に悪影響を与えてしまいます。
ポスターサイズなら、3,000ピクセル程度が適切です。
ダウンロードフリーの無料サイトもうまく活用し、適切な解像度のものを探しましょう。
保存する形式に注意して画像の劣化を防ぐこと
背景付きCADデータの場合はトリミングが必要です。
適切なトリミングにはテクニックが求められるため、できれば背景のないものを選ぶべきでしょう。
やむを得ない場合は、画像を加工しても劣化しないPNG形式がおすすめです。
CADデータの容量が大きくなってしまった場合に見直すこと
PNG形式は容量が大きいためとくに注意が必要です。
図面データの容量が大きくなりすぎる場合は、JPEGを使うなどデータ形式を見直す必要があります。
注意点に留意してCADデータを有効活用しましょう
ミキサー車・コンクリートミキサー車・アジテータ・生コン車のCADデータの取り扱いなどについて説明してきました。
これまでCADデータを探すのに手間どっていた方や、データの容量が原因で作業効率を低下させていた方は、以下の点に留意して作業効率の改善を図りましょう。
メーカーの商品は海外商品の場合もあります。
英語を検索に用いて、検索の幅を広げましょう。
そして、2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)などの積載量やサイズも記入して検索してみてください。
必要以上に高画質なデータが作業効率を低下させている可能性があります。
適切な解像度のデータを選ぶことで、画質を維持しながら作業効率の向上を図ることができます。
背景付きのCADデータを加工する場合は慣れが必要です。
PNG形式のデータを選ぶか、やむを得ない場合は、画像を加工しても劣化しないPNG形式がおすすめです。データが大きくなりすぎる場合はJPEG形式を検討してください。
CADデータは非常に便利ですが、使い方次第では作業効率を著しく低下させてしまいます。
探し方やデータ形式などを見直し、無料サイトのフリーコンテンツをうまく探して、より快適でスマートな作業にご活用ください。
フリーのCADデータでも、2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)、大型、小型、軌跡図などが揃っています。
コンクリートミキサー車で固まりやすい生コンを運ぶ
コンクリートを運ぶミキサー車
生コンクリートを工事現場まで運ぶ役割を担っているのが、コンクリートミキサー車です。コンクリートミキサー車は生コンクリートを固めずに目的地まで輸送するために、回転式のドラムが備わっています。回転式のドラムがクルクルと常に回っているので、コンクリートミキサー車のコンクリートは固まることがないのです。
大きさは小型から大型まで様々な種類があり、2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)などがあります。
コンクリートミキサー車の色々な呼び名
コンクリートミキサー車は、「生コン車」や「ミキサー車」などのほかに、「アジテータ車」とも呼ばれることがあります。
しかし、厳密に言うと、「コンクリートミキサー車」と「ミキサー車」、そして「アジテータ車」と「生コン車」とでは少し意味合いが違います。
コンクリートミキサー車とミキサー車は、回転式のドラムにセメントや水といった材料を入れて混ぜ(ミキサー)ながら運ぶ車です。
一方の、アジテータ車と生コン車は、工場などで練り込まれた生コンを撹拌(アジテータ)して運搬する車です。
現在では、品質管理の観点から、生コンクリートを混ぜながら運ぶということはあまりされておらず、工場などで練り上げられた生コンクリートを出荷することが多いです。その事から、コンクリートミキサー車、生コン車、ミキサー車、アジテータ車と呼ばれているものは、正確には生コン車やアジテータ車だと言えるのです。しかし、実際にはミキサー車やコンクリートミキサー車と呼ばれる事も多いようです。
ミキサー車で運ぶ、生コンは固まりやすい
生コンクリートは生成されてから固まるまでの時間は約90分だと言われています。そのため、コンクリートミキサー車などで運ぶ場合も、迅速な運搬が必要となります。
多くの場合は、工事する現場から近い生コンクリート工場へ出荷を依頼します。生コン工場が各地に点在しているのはこういった理由からです。コンクリートミキサー車、生コン車、ミキサー車およびアジテータ車が、ドラムをクルクルと回しているのも凝固しないようにしているためなのです。
ミキサー車で運ぶ、キレイにしないと固まってしまう
コンクリートミキサー車で運ぶ生コンクリ―トは、固まりやすく剥がれにくいのが特徴です。そのため、コンクリートミキサー車はコンクリートの汚れなどをキレイに清掃しないといけません。
コンクリートが入っているドラム部分は当然のこと、生コンを流し込むホースや生コンを取り扱う道具まで、キレイに清掃する必要があるのです。
また、コンクリートはその配合が重要になります。天候や気温、用途によって配合が変わるため、清掃した際の洗浄剤などが付着しても不良品となってしまいます。清掃をして器具をキレイに保つ一方で、清掃後の付着物にも注意しなければならないのです。
コンクリートミキサー車の構造
コンクリートミキサー車の構造は主にドラム、ホッパ、シュート、水タンクに分かれていて、その他にも多数の構造部があります。
ドラム
生コンを収容するための格納庫です。円筒状になっていて常に回転しています。回転することによって、水やセメントなどの分離を防止しつつ、生コンを均等な質感に保っています。
らせん状のプレートが内部には備えられていて、生コンクリートを収容するときは正面から見て右回りに、生コンクリートを排出するときは反対回りに回転します。ドラムの内積載可能容量は、0.9立方メートルから5.5立方メートルとなっています。
基本的にはドラム前方部分が駆動輪になっていて、後方部分は2軸4輪です。
ホッパ
生コンクリートを投入する場所です。車両後方の上部に位置しています。投入口にカバーがかけられているものが多く、雨などの水分や異物が入り込むのを防いでいます。
シュート
生コンクリートを使用する場所に流し込むための「とい」です。左右に回転式で動作するだけではなく、上下にも動くことができます。そのため、高い部分に生コンクリートを流し込むときにはシュートを上げることができます。
ただし、大型の生コン車の場合などはシュートにも重量がある場合が多く、作業者の負担が大きくなります。そのため、大型車では電動式や油圧式のモーターがシュートに備わっており、装置でシュートを昇降させることができるようになっています。
水タンク
ドラムやホッパ、シュートといった部分を洗うための水を蓄えて置く場所です。小型車が約100リットル、大型車では約200リットルの貯留量が一般的です。
水タンクが備わる程に、生コンクリートは固まりやすくまた、コンクリートミキサー車はコンクリが固まることが致命的だというのを表している部分といえます。
水ポンプ
水タンクから加圧された水を、ホッパや洗浄ホースなどに送り込むためのポンプです。電動モーターが一体となっているポンプが一般的です。
ドラムレバー
生コンクリートが収納されている、ドラム部分の回転速度や回転方向を調整するレバーです。最近ではレバーではなくリモコンを備えている生コン車なども登場しています。
その他
パワーテイクオフ装置や油圧装置群、汚水受け装置、フレーム、無線機などが備えれれています。
コンクリートミキサー車を取り扱う主なメーカー
コンクリートミキサー車は、自動車のメーカーがエンジンやタイヤ、ホイールといった車両部分の枠組みを製造し、ミキサーやドラム、ホッパなどを取り扱う業者が取り付けます。日本においてシェアを持っている業者は、「KYB(カヤバロケット)」、「極東開発工業」、「新明和工業」などです。
ただし、極東開発工業は2006年から自社生産を撤退しています。撤退した極東開発工業はKYBの製品を製造する方針に切り替えています。
そのため極東開発工業が過去に製造したミキサー車などの情報は、公式サイトで取り扱っていません。cadで図面を作成する時には、極東開発工業の公式サイトからcadデータをダウンロードできないため、無料のcadデータなどを取り扱うサイトからフリー素材を無料ダウンロードするしかありません。
また、フリー素材や無料cadデータを取り扱っているサイトであっても、極東開発工業のミキサー車のcadデータを取り扱っていない場合があります。そういった状況の場合は、ダウンロードに頼るのではなく、極東開発工業のサービスセンターや過去の取り扱い図を探し、寸法・サイズ・積載量・規格などを調べ、自作のcadデータを作成してcad図面を完成させるようにしましょう。
ミキサー車のcadデータの取り扱いについて
cad図面を取り扱う際には、メーカーの無料データやフリーのcadを取り扱っているサイトなどを利用することが多いはずです。cad図で取り扱うcadデータは「dwg」や「jww」といった拡張子がついているものがあります。「dwg」や「jww」の拡張子であれば、多くのcadソフトで図面に落とし込むことができるはずです。
そのため、自作でcadデータを作成した場合も、「dwg」や「jww」といった拡張子で保存すると汎用性があるのです。フリー素材や無料のダウンロードサイトに自作のcadをアップするときにも、メジャーな拡張子である「dwg」や「jww」であれば、多くのニーズにマッチした素材として取り扱われるでしょう。
ちなみに、「dwg」はAutodesk社が取り扱っているcadソフト「AutoCAD」、「jww」はフリーソフトとして有名な「Jw_cad」の代表的な拡張子です。「dwg」や「jww」以外の拡張子がついているファイルは、「dwg」や「jww」といったメジャーな拡張子に変更しておきましょう。事前にデータを変更しておくことで図面を作成するときにすぐに使えるだけではなく、ダウンロードしたフリー素材や無料データの整理にも便利です。ダウンロードしたデータを図面で利用する前の準備として捉えておくと良いでしょう。
コンクリートミキサー車の定期的なメンテナンスの重要性
生コンを状態の良いままで運ぶ重要な役割を担っているのが「コンクリートミキサー車」になります。わかりやすくミキサー車と呼ばれることもありますが、同じ車体を示しています。2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)などはサイズ・積載量・規格・軌跡図に違いがあります。
今回はコンクリートミキサー車とはどんな車になるのか、基本的な役割や構造についても解説します。ミキサー車ならではの、アジデータ車や極東なども含め紹介します。
コンクリートミキサー車はアジデータ車とも呼ばれる
建設工事には欠かすことのできないミキサー車を、一度は見たことがあるのではないでしょうか。コンクリートミキサー車はアジデータ車と呼ばれることもあります。アジデータ車とはagitate=攪拌の意味を持っている車になり、工場であらかじめ練り混ぜたものをドラムに入れる流れになります。
現在は生コンに関する管理基準が厳しくなったこともあり、ドラムのなかで材料を混ぜること自体が少なくなっています。アジデータ車のように向上で徹底した品質管理を行ったものをドラムのなかにいれるのが主流になっています。
正確にいえばミキサー車ではなく、公道で走っているのはアジデータ車が多くなります。ミキサー車とアジデータ車の違いを踏まえながらミキサー車について知っていきましょう。
またミキサー車を製造している会社はたくさんありますが、なかでも有名なのが極東です。世界展開もしている極東は兵庫県に本社を構えています。東京にも支部を持つ極東は1955年に誕生した老舗です。
ミキサー車といえば極東といわれるほど知名度が高くなります。機能性や性能面でもひけをとらない極東は、ミキサー車の種類も豊富です。もしどこのミキサー車か迷ったときは、極東も視野に入れてみましょう。
cadデータのなかでも、特に利用頻度が高いのは建設現場になりcadを使った図面も多く見かけます。Dwgやjwwなど、自力で図面を作るよりも公開されているフリーデータをダウンロードしたほうが、無料ででき効率的です。cadデータを使わない選択肢はありません。
コンクリートミキサー車の仕組みが気になる
大きな丸みを帯びたコンテナは外から見ることができないので、どんな構造になっているのか気になっている人もいると思います。
コンクリートを入れるときは、プラントの下に車を入れる作業が必要になります。できあがった生コンを積んでいきますが、さまざまな種類がありますし、材料も異なります。それぞれにあったもので作っているため、積むミキサー車を間違えると大変なことになります。生コンを積んでいる間に運転手さんは、水タンクにあとで掃除を行うようの水を入れて準備をします。
ミキサー車が運んでいるコンクリートは、砂・水・砂利の混ぜる配分が細かく指定されています。そのため配分が違うと固まらなくなってしまうなどの不具合が起きてしまうこともあります。
また、コンクリートを工事現場にまで運んでいる間、常に均等な状態を維持しなくてはいけません。そのため常に回転し続けていること、練り合わせたあとは90分以内に使わなくてはいけないなどの期間の制限もあります。
偏らないように最新の注意を払っていることもあり、この機能はコンクリートミキサー車でないと実現できません。ミキサー車のエンジンの力を使って筒状の部品を回します。なかに含まれているのは螺旋状の装置になり、回転を反対にしたときにコンクリートが排出する仕組みです。
安全第一を意識しながら所定の場所まで移動させていきます。一言に運ぶといってもこれだけの作業が必要だからこそ、事前の準備が欠かせません。
ミキサー車などのcadデータは効率的かつ提案力のある図形を作るのに欠かせません。dwgやjwwなどの知識や技術も必要ですが、フリーデータを使えば時間と手間をかけずにcadが無料でダウンロードができるので安心です。
2tミキサー車(2t生コン車)・4tミキサー車(4t生コン車)・10tミキサー車(10t生コン車)などの積載量の違いはもちろん、大型、小型、軌跡図なども揃っています。
生コン車のこのドラムを回しているのは油圧モーター
生コンクリートを入れる丸い入れ物部分をドラムといいます。生コン車のこのドラムを回しているのは「油圧モーター」になります。ドラム自体は生コン車の一番印象的な部分ではないでしょうか。
生コン車の中核的な存在になりさまざまな機能を搭載しています。ミキサー車のドラムのなかには、「ミキシングフレーム」と呼ばれる羽を搭載しています。
ドラムの後ろ側には生コンクリートを出し入れするための「ホッパー」と呼ばれる機能が備わっています。ホッパーの下部はドラム部分から出た生コンクリートを流すために必要な「スクープ」と「シュート」がありすべり台のような構造をしています。コンクリートを入れる際に回転しながら状態のいいものを作っています。生コン車の上部にコンクリートを入れる挿入箇所があり、扉自体は自動で開けしめできる仕組みになります。
コンクリートの検査、材料の配合や混合
コンクリートはとても繊細なものになります。ちょっとした材料の配分の違いや混ぜ方によっても性能面が変わってしまいます。そのためコンクリートはきちんと作られているのか、都度検査を行います。
ミキサー車に積んだ生コンを少し出して検査用の容器に入れていき、ゆっくりと持ち上げながら出していきます。生コンの仕組みとして横に広がり高さが低くなります。生コンがどの位置まで下がるのかによって柔らかさを示す数字が変わってきます。
スランプを使いながら05m単位で計り確認していきます。とても繊細な作業になりますので、ある程度経験を積んだ人が行います。
ミキサー車のドラム部分のように重要な部分こそ、cadデータの共有が役立ちます。公式サイトに掲載されているcadなら図面やフリーの無料ダウンロードもでき、dwgやjwwの変換方法など必要なデータがすぐに見つかります。初心者になるとこの変換方法がわからずdwgやjwwで迷う人もいます。Cadの種類も豊富に手に入ります。
コンクリートミキサー車のメンテナンス方法
生コン車で作業のしやすさを追求するために、後ろにはステップがついている仕組みになり、コンクリートの詰め込みや定期的なメンテナンスにも繋がっています。
工事現場などで生コンクリートをおろしたあと、適切なメンテナンスが必要になります。コンクリートミキサー車を運転していた人などがドラムのなかを掃除しなくてはいけません。コンクリートの出入り口になるホッパー部分から、ドラムに水を入れていきます。
コンクリートはその現場によっても、水に対してセメントをどのぐらいの分量で混ぜるのかが違います。そのため洗浄水などが混ざると大変なことになるので、水を使って掃除をします。
ドラム内には出しきれなかった生コンクリートが残っており、固まらないように薄めながら掃除をしていきます。特に注意しなくてはいけないのが、気温の高い時期です。コンクリートの性質上、気温が高いと早く固まりやすくなります。
これらの理由から直射日光があたってもドラムのなかが熱くならないように、特殊な塗料を使うなどの工夫をしたものも多くあります。コンクリートの温度を厳しく制限しているケースもあるので管理をするのが難しく、取り扱うのに専門的な知識を必要とします。
またスクープやシュート部分に生コンがついてしまうこともあるので、細かくチェックしながらきれいに水洗いしていきます。一般的なミキサー車はスクープの先にバケツのような容器を使って、洗った時に出た水をためていきます。
これらの基本的な掃除が終わったあとは、工場に戻り最後のメンテナンスを行います。先程ドラムのなかに残っている生コンを薄めるためにいれた水を、工場で出し適切な処置のもと処分します。
コンクリートを運ぶ重要な役割を担っているからこそ、メンテナンスはぬかりなくしておきましょう。
さまざまな作業に合わせたcadデータを取得するのは大変です。Dwgやjwwなどのデータの違いもありますし、ある程度cadに精通している人でもcadデータを集めるのに苦戦します。Cadの図面はもちろんフリーダウンロードを無料で行う方法やdwg、jwwなども含まれます。
無料のダウンロードの図面だから性能が低いとか、規格が不安なんて心配もありませんし、フリーでも十分な図面が手に入ります。無料ダウンロードの図面だからとcadデータを躊躇することはありません。
ミキサー車のCadデータも含め、見えない内部構造がどうなっているのか知ることも楽しいのではないでしょうか。コンクリートミキサー車は目立たない存在ですが影の力持ち的な存在ですね。
次のページでは、ミキサー車・アジテータ・生コン車のCADデータのリンク集をまとめて紹介しています。
ミキサー車・アジテータ・生コン車のCADデータのリンク集まとめ