カラーコーン・バーのCADデータを利用した、現場の安全と危険が“見える化”づくり

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カラーコーンは現場の手軽な安全資材です。
カラーコーン・コーンバーは、道路工事や建設工事現場で場所の区分けに使うための保安器具です。
カラーコーンとコーンバーを併用することで線状の保安資材として使え、カラーコーン単体の場合は点状の保安資材としても使えます。
小型で軽量、移動が簡単でカラーバリエーションが豊富です。

カラーコーンのCADデータを安全計画で活用しましょう。
最もよく使われるタイプは、高さ約70cm、底面約40cm×40cmのものです。
1kg未満と軽量なため、台座部分に重しを設置して転倒、移動を防ぎます。
よく歩行者の通行帯をわかりやすく示したり、工事現場内の区分けとして置かれたりして使われます。

この無料ダウンロードサイトでは、ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーンなどの各種カラーコーンのCAD図面がフリーと有料それぞれ用意されています。
CADデータだけでなく、規格寸法図、仕様書、カタログなども手に入るので、計画書に添付する参考資料などに活用できます。

また記事の後半では、カラーコーンのCADデータや図面を使った安全対策で、不安全な状態の“見える化”から危険を解消する方法について説明していきます。

まずは無料ダウンロードサイトのリンク集から、カラーコーンのデータを覗いてみましょう。
ご希望のカラーコーンのデータを安全計画書などにお役立てください。


  1. カラーコーン、セーフティコーンバー 2Dcadデータ
    1. 竹中エンジニアリング
    2. 保安道路企画
    3. カラーコーン cad-data.com
  2. カラーコーン、セーフティコーンバー 3Dcadデータのダウンロード
    1. トラスト
    2. 123RF
    3. iStock
    4. カラーコーン 3D Google
  3. 現場周辺の「不安全な行動」と「不安全な状態」は解消できるか
    1. 工事現場周辺の危険にはこんなものが
    2. 現場での「不安全な行動」と「不安全な状態」とは
  4. 現場での“不安全”の解消と安全の“見える化”による安全計画
    1. 現場の「不安全な状態」を解消するカラーコーンの使い方
    2. 作業員の「不安全な行動」を解消するカラーコーンの使い方
    3. 歩行者用通路での「不安全な状態」を取り除く
  5. まとめ/カラーコーンのデメリットも理解して、安全計画に活かそう
    1. 軽量小型なカラーコーンのデメリットを解消する
    2. カラーコーンのCADデータを活用するポイント
  6. カラーコーンはサイズ・色のバリエーションが豊富
    1. 「カラーコーン」以外にもいろんな呼び方がある
    2. カラーコーンの寸法
    3. カラーコーンと組み合わせて使うパーツいろいろ
      1. コーンバーとカラーコーンを組み合わせて区切りラインをつくる
      2. カラーコーンが飛ばないようにする重しをする
      3. カラーコーンに標識をつけて注意喚起
    4. カラーコーンの設置にはcadデータを使った配置図面が有効
      1. 道路使用許可申請にはカラーコーンの設置が必要
    5. カラーコーンのcadデータ画像を挿入して安全計画図の見栄えアップ
    6. カラーコーンのcadデータはどのように入手すればよい?
      1. カラーコーンのメーカーや販売会社のサイトで入手
      2. 無料でダウンロードできるフリーの素材サイトで入手
  7. カラーコーンのちょっと変わった設置方法と、その設置基準について
    1. カラーコーンの材質は合成樹脂製で、硬くならず破損確率が低い
    2. 小見出し:カラーコーンのサイズと色、使用数の低減法
    3. カラーコーンの使用場所、一般家庭の迷惑駐車対策
    4. カラーコーンの色を使い分けた視認性対策
    5. カラーコーンの設置基準は細かく決められている

カラーコーン、セーフティコーンバー 2Dcadデータ

竹中エンジニアリング

竹中エンジニアリング
セキュリティ・情報機器やシステム、周辺機器の研究開発、製造、販売業務をしている会社です。カラーコーンにショックセンサーを内蔵し、突入車輌検知システムのガードコーンとして販売しています。突入車輌検知システムの写真や特徴、仕様、外形寸法などはページ上で詳しく公開されています。

保安道路企画

保安道路企画
ポストフレックスの製造販売や道路保安用品の販売リース、交通安全施設工事の設計施工を行っている企業です。伸縮式パックコーンやレボコーンの図面や仕様・寸法をホームページで公開しています。ポストフレックス設置工事や交通安全施設工事、標識設置工事などの施工事例を画像付きで紹介しています。

カラーコーン cad-data.com

カラーコーン cad-data.com
カラーコーンのフリーCADデータがあります。カラーコーンやコーンバーのCADデータは、施工計画図のクレーンや重機の作業区画、開口部等立入禁止明示用、道路使用許可の形態図等に使えます。保安設備標準様式のカラーコーン・バリケード、安全施設パーツをセットしたCADデータが揃っています。ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーンなどもあります。


カラーコーン、セーフティコーンバー 3Dcadデータのダウンロード

トラスト

トラスト
建設業や土木業関連の作業者に便利な、CADデータやイラスト、テンプレートを無料で公開しています。1つの素材を、複数のデータ形式で提供していることが特徴で、使いたい形式で入手でます。工事看板は、正面と立体的に見える左右斜めからのものを揃えていて便利です。

123RF

123RF
ロイヤリティフリーの写真、ベクター、イラストレーションなどの無料ダウンロードサイトです。有料で高品質な画像やイラストが購入でき、料金は申し込むプランによってかかる費用が異なります。毎日9万点以上の新しいファイルが追加されるため、いつでも新鮮なデータが入手できます。

iStock

iStock
2D・3DCADデータなどの素材専門のサイトです。ミキサー車・アジテータ車・生コン車、クローラダンプなどの2DCADデータ、3DCADデータが掲載されています。白黒のデータからカラーのデータまで、様々なデータが掲載されているので便利です。

カラーコーン 3D Google

カラーコーン 3D Google
カラーコーン・セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーンのフリーや有料の3Dcadデータが、多数掲載されています。カラーコーンの材質は、プラスチックやゴム、ポリエチレン、EVAなどさまざまです。中が空洞で、底部分は穴が開いているので、収納時は大量に重ねることができます。持ち運びも便利です。


ご希望のCADデータは見つかりましたでしょうか。
データが見つからなかった方は、リンク集のまとめサイトから収集してください。
次のサイトでは、カラーコーン・セーフティコーンのCADデータのリンク集をまとめて紹介しています。
カラーコーン・セーフティコーン、CADデータのまとめサイト



現場周辺の「不安全な行動」と「不安全な状態」は解消できるか

工事現場周辺の危険にはこんなものが

工事現場では、作業員や歩行者、車両運転者に注意を喚起し、事故を防ぐ安全計画が望まれます。
現場における事故には、以下のようなものがあります。
・開口部に囲い、手すり、覆いがなく、作業員が転落した
・重機のカバーが落下し、直下にいた作業員に当たった
・現場の車両が道路設備、他の車両、人などに接触した

現場での「不安全な行動」と「不安全な状態」とは

厚生労働省「労働災害原因要素の分析」によれば、労働災害発生の原因は下記の通りです。
・不安全な行動及び不安全な状態に起因する労働災害:94.7%
・不安全な行動のみに起因する労働災害:1.7%
・不安全な状態のみに起因する労働災害:2.9%
・不安全な行動もなく、不安全状態でもなかった労働災害:0.6%

「不安全な行動」と「不安全な状態」のどちらかを取り除ければ、事故をかなりの割合で減らせることになります。


引き続き、カラーコーンのCADデータを使った安全対策で、「不安全な行動」と「不安全な状態」を解消する方法について説明していきます。


現場での“不安全”の解消と安全の“見える化”による安全計画

現場の「不安全な状態」を解消するカラーコーンの使い方

不安全な状態を解消するためのカラーコーンの活用事例には次のものがあります。

赤・青・緑の3色のカラーコーンによる作業区画の意味を“見える化”
例えば、赤色は危険区域の立入禁止、青色は作業動線の区画、緑色は資材置場の区画に用います。
重機が作業中であるときは赤色、休止中は緑色とすることで稼働状態を“見える化”できます。
杭頭の突出し部分に被せたり、ワイヤーやロープなどの付近に配置して、危険物を“見える化”する。

床面の段差手前箇所にカラーコーンを設置して、段差を“見える化”
安全通路にカラーコーン+コーンバーを置くだけでなく、通路床部分に緑色のマットを設置して、作業通路であることを“見える化”する。
重機停止中、キャタピラ上にカラーコーンを設置し、重機が停止していることがわかるようにする。
工事車両運転者が誤って接触しないよう、既設設備の周辺をカラーコーンで囲む。

作業員の「不安全な行動」を解消するカラーコーンの使い方

不安全な行動を解消するためのカラーコーンの活用事例には以下のものがあります。

作業員と重機の間にカラーコーンを設置し、作業員はカラーコーンより先に行かないルールとする。
重機オペレーターはカラーコーンの手前で作業することとする。
重機の前後にカラーコーンを置き、カラーコーンを取らなくては移動できない仕組みとする。
ヒヤリハット事例を集めた資料を作成し、作業員と情報を共有する。

歩行者用通路での「不安全な状態」を取り除く

不特定多数の歩行者の「不安全な行動」を防ぐことは困難なため、歩行者用通路設置の際には、「不安全な状態」を取り除きます。

通路上に足場、照明器具などが張り出す場合にカラーコーンを設置します。
視覚障がい者が白杖で通路を認識しやすいよう、仮設通路の起終点や曲がり角ではカラーコーンの設置数を増やします。
カラーコーンが通行の支障とならないよう設置位置、高さに配慮します。


まとめ/カラーコーンのデメリットも理解して、安全計画に活かそう

軽量小型なカラーコーンのデメリットを解消する

カラーコーンには以下のデメリットがあります。
・工事車両が接触しても気づかれにくい
・車両が接触した際に破損しやすい
・間隔を開けるとエリアが不明確になる

カラーコーンが不適切と判断される場合、A型バリケード、単管バリケード、仮設用フェンスなどの代替案を検討しましょう。
特に歩行者通路を設ける場合は、堅固なバリケード等を設置します。

カラーコーンのCADデータを活用するポイント

安全計画の立案やプレゼン、周知活動にはカラーコーンのCADデータや図面が有用です。
・工事現場の「不安全な状態」を明確にし、“見える化”できる
・危険区域、重機の可動域などを明確に区分けし、作業員の「不安全な行動」を防ぐ
・歩行者通路の「不安全な状態」を明確にする

カラーコーンはサイズ・色のバリエーションが豊富

工事現場や道路規制などで使われる三角すいの目印「カラーコーン」。赤いものを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、カラーコーンにはサイズや色のバリエーションがあります。ここでは、さまざまなカラーコーンについてご紹介します。

「カラーコーン」以外にもいろんな呼び方がある

ところで、カラーコーンという呼び名が一般的には浸透していますが、工事用保安用品を扱うセフテック株式会社の登録商標、つまり商品名です。モノの名前としてはロードコーンといい、業界によってセーフティコーンやパイロン、三角コーン、ラバーコーンなどさまざまな名前で呼ばれています。

カラーコーン(セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)は赤色のものをよく見かけますが、黄や緑、青、白、黒など色のバリエーションが豊富です。また、道路などで人の目をひくためにボディに反射テープをまいたものや、スケルトン仕様のもの、コーンの頭部にLED電灯を差し込んだものなどがあります。

カラーコーンの寸法

カラーコーン(セーフコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)とひとくちにいっても、高さ8㎝ほどの小さなものから1mの大きなものまで寸法はさまざまです。

小さな寸法のもの「ミニコーン」ともよばれ、スポーツトレーニングや運動会などで目印として使われます。いちばんよく見かけるのは、高さの寸法が70㎝のものです。道路工事に使うカラーコーンの寸法は高さ70㎝と決められています。

また、カラーコーンの中には小さく折りたためるタイプのものもあります。伸ばすと40~50㎝ほどの寸法にまでなります。車に積んでおくと、トラブルに備えることができます。

カラーコーンと組み合わせて使うパーツいろいろ

カラーコーン(セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)は単独で立てて使うだけでなく、様々なパーツと組み合わせて使うことも多いです。

コーンバーとカラーコーンを組み合わせて区切りラインをつくる

コーンバーとはバーの両端が環状になっていて、カラーコーン(セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)の頭部に通す仕様になっているものです。コーンバーとカラーコーンを組み合わせたものをいくつもつなげることで、立ち入り禁止エリアをつくったり、行列の導線をつくったりできます。

カラーコーンにはさまざまな色のバリエーションがありますが、カラーバーにも色のバリエーションがあります。赤×白のストライプ柄のほか、黄や緑、青と白の組み合わせや、黄×黒の組み合わせもあります。使用する場所の雰囲気やカラーコーンとの色のバランスに応じて、コーンバーを使い分けることができます。

また、コーンバーの長さも1.5m~3mといくつか種類があります。さらに伸縮式のコーンバーもあり、いかに高い頻度でカラーコーンと組み合わせて使われているかがわかります。

カラーコーンが飛ばないようにする重しをする

カラーコーン(セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)の材質は、ポリエチレンやABSのものが多いです。軽い素材でできているために、強風が吹くとすぐに飛んでいってしまいます。カラーコーンが倒れたり、飛んでいったりするのを防ぐには、専用の重しを使うといいでしょう。

重しは正方形の真ん中に穴があいた計上になっていて、穴にカラーコーンを通すようになっています。ラバー製のほか、ポリエチレン製のものもあります。ポリエチレン製の重しは水を入れる容器状になっていて、使用しないときは水を抜いて持ち運びが楽になります。重しの寸法は、70㎝のカラーコーンに装着して使うサイズとなっているものが多いですが、重量はいくつかの種類があり、軽いもので1㎏、重いもので4㎏あります。

カラーコーンに標識をつけて注意喚起

カラーコーン(セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)のヘッド部分につけることができる標識があります。駐車場や矢印、一時停止、駐車禁止、喫煙所などさまざまな標識があり、イベント会場などで注意喚起をするのに便利です。

カラーコーンの設置にはcadデータを使った配置図面が有効

工事などでカラーコーン(セーフティコーン・ロードコーン・パイロン・三角コーン・ラバーコーン)cadデータを活用した図面です。また、道路使用許可を申請するには、図面を提出する必要があります。

ここでは、道路占用許可申請やcadデータを活用した図面作成についてご紹介します。

道路使用許可申請にはカラーコーンの設置が必要

道路工事を行う際、所轄の警察署に道路使用許可申請を提出する必要があります。道路工事を行うときには、道路の利用者に対して工事情報を開示し、車輌や人が安全に道路を通行できるよう、設置基準で定められた保安設備を設置しなければなりません。

「保安設備設置基準」は道路用・歩道用の工事表示板や防護柵、カラーコーンなどの規格や設置方法について定めたものです。これによると、カラーコーンは赤色で高さ70㎝、夜間は内部照明とし、転倒しないように留意して設置します。また、カラーコーンの設置間隔や設置角度は所轄の警察署と協議することになっています。

道路使用許可申請を出す際には、申請書のほかに位置図や申請区間の見取り図、「道路使用の方法及び形態を具体的に説明する資料」といった図面も提出します。

位置図や申請区間の見取り図はネットの地図サイトなどをプリントアウトし、申請する場所にマークを入れるだけなので簡単です。

「道路使用の方法及び形態を具体的に説明する資料」とは、道路使用図や道路規制図のことです。cadデータのカラーコーン画像を使って、カラーコーンの配置を表示します。

カラーコーンのcadデータ画像を挿入して安全計画図の見栄えアップ

道路工事以外でも、カラーコーン画像のcadデータはさまざまなところで活用できます。道路規制図で用いられるのは、おもに2dのcadデータですが、カラーコーンの画像には3dのcadデータもあります。3dcadデータを使った画像を安全計画図や施工計画図などの図面に挿入すれば、見てもらう人のイメージがわきやすいようにすることや、見栄えをよくすることができます。

カラーコーンのcadデータはどのように入手すればよい?

カラーコーンとひとくちにいっても、さまざまな色や寸法のものがあります。場所とシーンに合わせて使い分けられることも多く、使用するcadデータ画像も実際に使われるものと近いビジュアルのものが欲しいところです。

ここでは、カラーコーンのcadデータの入手方法についてご紹介します。

カラーコーンのメーカーや販売会社のサイトで入手

カラーコーンを製造・販売している企業のサイトには、カラーコーンのカタログやcadデータを配布しているところがあります。いちばんポピュラーな赤いカラーコーンのほか、緑に白線が入ったカラーコーンやカラーバーなどのcadデータも揃っています。

無料でダウンロードできるものもありますが、建築用のcadソフトでよく使われるjwwやdwgファイル形式で提供されているとは限らないので注意しましょう。

無料でダウンロードできるフリーの素材サイトで入手

インターネットには、有志がつくったさまざまなcadデータを集めた素材サイトがたくさんあります。有料のものもありますが、無料でダウンロードができるフリーの素材サイトも多く、活用しない手はありません。データの作者には実際に建築業界でcadを扱っている人もいるので、使い勝手のよさが魅力です。ファイル形式もdwgやjwwなど主要のファイル形式をカバーしていて、フリーの素材とはいえ、有料のものと遜色のないものも少なくありません。

フリーの素材は無料でダウンロードできるので、遠慮なくダウンロードすればよいですが、cadデータのダウンロードページにコメント記入欄などがあれば、お礼や良かった点、改善点などをぜひ書き込みましょう。作者にとっても他の使用者にとっても有益になり、作者にとってはフリーサイトを運営するモチベーションにもつながります。

作者の多くは、カラーコーンのデータを探している人に自作のデータを役立ててほしいという善意で、フリーサイトを素材を無料提供しています。無料だからこそ、ちょっとした心遣いをしておくと喜ばれるでしょう。


カラーコーンのちょっと変わった設置方法と、その設置基準について

 カラーコーンとは、ロードコーン、セーフコーン、パイロン、三角コーン、ラバーコーンとも呼ばれる円錐形の保安器具です。
 カラーコーンの特徴は、内部が空洞で軽いので持ち運びがしやすく、簡単に設置できることです。いくつも積み重ねることができるので、収納スペースも少なくて済みます。
 材質は主に合成樹脂やゴムで作られており、サイズは約70㎝程度のものが主流です。
 コーンの色として、注意喚起を促す警告色でもある赤、朱色、黄色や、周辺環境に違和感を与えない焦げ茶、緑、青、白などがあり、さらに視認性を高めるため、朱色地に白、黒地に黄色の縞模様を入れたものも使われています。
 使用場所としては工事現場や駐車場などが多く、主に交通の誘導、立入防止、施設内外における駐停車を規制するために用いられていますが、各種イベント会場、スポーツ競技の会場など、その他さまざまな場所で使用されています。
 カラーコーンのcadデータやcad図面に関しては、ネット上に有料、無料を合わせてダウンロードできるサイトがたくさんあります。どのサイトからcadデータを入手したらいいか迷うところですが、まずはいろいろなサイトを覗いて、自分に合ったものをダウンロードすることをお勧めします。

カラーコーンの材質は合成樹脂製で、硬くならず破損確率が低い

 カラーコーンはそのほとんどが合成樹脂製であり、高速道路の車線規制や風対策としては、路面との摩擦が大きく重量があり、弾性を持ったゴムやポリ塩化ビニル製の物が使われており、軽量なポリエチレン製ではゴム製の重しが被せられて使用されています。
 また、従来から用いられていた熱可塑性樹脂は、長期間の使用や寒冷地などでは割れて破損するなど耐候性に劣ることがデメリットのため、低温対策としてゴム製やEVA製が使用されています。これらは柔軟性があり、気温下降時でもさほど硬くならず、破損の確率が低いことで知られています。

小見出し:カラーコーンのサイズと色、使用数の低減法

カラーコーンはそのほとんどが高さ450 mm~ 700 mm程度であり、200 mmほどの小さなものや2メートルを超える巨大なもの(主にマラソンの折り返し地点や高速道路の工事規制開始部に使われる)もあります。また、平たく折り畳めて携行に便利なタイプもあります。(これらは緊急停止表示用として車両に常備されているほか、一部の駐在所・交番のパトカーに規制機材として搭載されています)
コーンの色については、立入禁止や駐車禁止の注意喚起として使用されることが多いため、赤や黄の警告色を多く見かけますが、緑、青、白、黒など、多彩な色のコーンが市販されています。また、反射テープなどを縞模様に巻いたゼブラコーンやスコッチコーンと呼ばれる種類もあるので、目的に応じて使い分けることが可能です。
また、カラーコーン同士に渡し、その間を通過できないようにする棒はコーンバーまたはトラバーと呼ばれ、これにより区域区分をより明確にできるとともに、カラーコーンの使用数の低減も可能となります。
手持ち業務の安全計画やプレゼンおよび周知活動に対し、カラーコーンの配置計画を行う際には、ネットのダウンロードサイトにあるカラーコーンのcadデータや図面を活用することが有効です。ネット上にはメーカーのサイトのほか、フリーのダウンロードサイトがあり、cadデータだけでなく、規格寸法図、仕様書、カタログなども入手できるので、計画書に添付する参考資料として有効活用できるでしょう。

カラーコーンの使用場所、一般家庭の迷惑駐車対策

 カラーコーンは、工事現場や道路の立入禁止などの区域区分、イベントやお祭りでの人の流れの制限整理、マラソン等スポーツ競技での目印や選手の誘導、駐車場の整理や誘導・予約場所の確保、自動車教習所での練習用などに使用されているほか、モータースポーツではコーンおよびコーンバーの配置を工夫してテクニカルなコースを設定しているようです。
 また、街中にあるホームセンターなどで購入可能なことから、一般家庭でも迷惑駐車対策などに使われています。
 さまざまな使用場所において、カラーコーンをどのように配置すればいいのか、どれだけの数が必要になるのかなど、安全計画図の作成時には重要な検討課題となります。
その際に必要となるカラーコーンのcadデータについては、有料もしくはフリーのダウンロードサイトから手に入れることができます。また、使用場所に見合ったさまざまなタイプや寸法のカラーコーンのcadデータも簡単に無料でダウンロードできるサイトもたくさんあるため、いろいろ使って適正なカラーコーンの配置計画を行うことが実務上有効といえるでしょう。

カラーコーンの色を使い分けた視認性対策

 一般的なカラーコーンには何も装飾されていないものがほとんどですが、夜間の視認性を高めるため反射シートを貼られたものもあります。また、LEDなどで自発光するものや、コーンの上部に誘導棒や保安灯(標識灯)などを挿し込んで、その透過光で夜間の視認性を上げるものもあります。このほか、「立入禁止」や「駐車禁止」など立体表示による注意喚起を行うためのものとして、ロードコーンに被せて用いるコーンカバーや同じく貼って用いるコーンステッカーなどもあります。
 また、建設現場では、危険区域は赤、資材置場は青、安全通路は緑、駐車場は黄など、コーンの色を使い分けて、視覚的にわかりやすく作業区域を明示している場合も見受けられます。

カラーコーンの設置基準は細かく決められている

 カラーコーンの設置に当たっては、設置間隔および設置角度は当該警察署と協議することなど、設置基準が細かく決められています。
 道路工事を行う際には、その道路を管轄する警察署から「道路使用許可」を取得する必要があります。その使用許可を取得する際に使うカラーコーンは「保安設備」の1つであって、以下のように「道路工事保安施設設置基準」が定められています。

◎道路工事を行う場合は・・・
・道路利用者に道路工事に関する情報をわかりやすく提供する。
・安全かつ円滑な道路交通を確保するため、設置基準で定められた保安設備を設置しなければならない。

◎カラーコーンの設置目的は・・・
・交通を誘導する。
・立入を防止する。
・場所を明示予告する。
・色は赤、高さは700mm、夜間は内部照明とする。
・転倒しないように留意して設置すること。
・設置間隔および設置角度は当該警察署と協議すること。

なお、上記については、設置基準の追加、改定などがある場合もあるので、保安設備を設置する場合は確認が必要です。
また、公道ではなく建設現場内や宅地内にカラーコーンを置く場合などは、使用許可申請は不要となります。
 道路使用許可の形態図等にカラーコーンの配置計画を反映する際には、ネット上のダウンロードサイトを活用することがおすすめです。有料、フリーを問わずたくさんのサイトがみつかると思います。とはいえ、どのサイトから探したらいいのか迷ってしまうところですが、そのような場合にはメーカーのダウンロードサイトやcadデータサイトのファイルからいろいろダウンロードし、自分に合ったものを選んでそれらを活用することで道路管理者に納得してもらえる許可申請資料の作成がなされることでしょう。


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