建物や道路などの建設工事で、さまざまな作業を行う人々を総称して作業員、建設作業員とよびます。
工事の計画を立てる際や工事中は、建設作業員の安全を考慮し、効率的に作業ができるように留意する必要があります。
作業員・建設作業員の安全性や作業効率を考慮して、工事の計画を立てたり人員配置を決めたりするうえで有効なのが、人物のCAD図面を使ったシミュレーションです。
平面図・立面図・シルエットなど、フリー素材でもかなり質が良いものが揃っています。
もちろん、拡張子もdwg(autocad)・dxf・jww(jwcad)などがあります。
また、記事の後半では、作業員・建設作業員のCADデータを施工計画書に活用するメリットについてご説明しています。
CADデータリンク集からダウンロードしてください。
下記のCADデータリンク集からダウンロードしてくださいね。
- 現場の情報が共有できる、建設作業員 2Dcadデータ
- 高精度のシュミレーションに、建設作業員 3Dcadデータ
- リアルな表情の建設作業員、イラスト素材のダウンロード
- 建設作業員の安全な作業のためにCADデータが活用できないか
- 建設作業員のCADデータを活用した施工計画書の作成方法
- まとめ/建築作業員の安全性・作業効率とCADデータ利用のメリット
- CADデータは建設作業員の現場の安全対策に必要なアイテム
- 施工計画書等で使える建設作業員cadデータは無料ダウンロード可能
現場の情報が共有できる、建設作業員 2Dcadデータ
トラスト
トラスト
安全掲示板、産業廃棄物収集運搬車、標識販売等を行う会社が運営する、建設業支援サイトです。建設業や土木業関連の作業者に便利な、CADデータやイラスト、平面図、立面図のテンプレートを無料で公開しています。1つの素材を、dxf・PNG・JWC・EXCELの複数のデータ形式で提供していることが特徴で、使いたい形式で入手できます。
作業員 cad-data.com
作業員 cad-data.com
作業員や人物のフリーCADデータがあります。平面図・立面図・上からの図・3Dなどさまざまです。検索から多数のアイテムを表示できます。安全書類等に使える作業員、作業手順書などの作業車に載せる作業員、足場組立作業時の作業員、タラップ昇降時の作業員、側面の工場内作業員、保護めがね着用の作業員、ガードマンと作業員、作業足場などの人物を、作業高さや広さをイメージ的に表現するために使います。拡張子は、dwg(autocad)・dxf・jww(jwcad)などが揃っています。
CAD forum
CAD forum
CADデータ、CADに関する情報、技術ヒントが無料でダウンロードできるサイトです。家具、階段、樹木、ライト、人物、地形など、ダウンロードできるデータは豊富にあります。CADブロック・ファイルは、dwg(autocad)、RFA、IPT、F3Dの形式を選べるようになっています。平面図・立面図・3dモデルなどが揃っています。
建設作業員 cadデータ Google
建設作業員 cadデータ Google
平面図・立面図・上から見た図・シルエットイラスト問わず、建設作業員のCADデータが、見れます。検索から多数のアイテムを表示できます。建設作業員の仕事には、かなりの種類の仕事があります。大型の工事や公共工事で建設作業員が行う仕事は、道路・河川・ダム・橋梁・建築物などがあります。多くの現場で活躍する建設作業員の人物ポーズが掲載されています。dwg(autocad)・dxf・jww(jwcad)など、拡張子も問いません。
高精度のシュミレーションに、建設作業員 3Dcadデータ
pixabay
pixabay
1500万以上のフリー素材が使用可能な写真素材サイトで、3dモデルなどの素材のすべてが無料で使用できます。商用利用もOKであり、その際に許諾なども基本的には必要ありません。自身の撮影した写真などをアップすることも可能です。作業員の写真はもちろん、シルエット写真もあります。
FOTO SEARCH
FOTO SEARCH
45,397,000点以上の画像、イラスト、動画、クリップアート、シルエット、ピクトグラムなどを集めた購入サイトです。ロイヤリティーフリー素材も多く、世界中のストックサイトを一括で検索することができます。商用利用可能な素材も多数あり、価格別、素材別で、検索可能な検索窓は使いやすいと評判です。
3D Warehouse
3D Warehouse
建造物や内装、人物に至るまで、様々なロイヤリティフリーの3Dモデルを取り扱っているダウンロードサイトです。無償の3DモデリングソフトであるSketchUp Makeへ、直接3Dモデルを取り込むことができます。3Dモデル個別のページでは、無料で3Dモデルを回転させたり、拡大・縮小して表示できます。
リアルな表情の建設作業員、イラスト素材のダウンロード
Adobe Stock
Adobe Stock
ロイヤリティフリーの写真、ベクター、イラストレーション、シルエットなどの、ダウンロードサイトです。有料で高品質な画像やイラストが購入でき、料金は素材の種類、素材サイズ、解像度などによって異なります。お試しで、ロイヤリティフリーの写真やイラスト画像を、無償でダウンロードすることができます。
shutter stock
shutter stock
基本無料、一部有料コンテンツありの、写真やイラスト、シルエットなどの素材サイトです。課金コンテンツと無料コンテンツが、はっきりとわかりやすく区分されています。季節の素材をはじめ、空と都市の景観、建築、ビジネスシーンなど、コンテンツの区分けもわかりやすくなっています。
123 Free Vectors
123 Free Vectors
広範囲なジャンルの中から、無料でベクター素材が入手できる、海外のダウンロードサイトです。無料会員でも素材の修正は自由にでき、有料会員であれば商用で利用することができます。乗用車、トラック、バス、自転車、バイク、車いす、人物、樹木、アイコン等のイラストやシルエットがあります。
データが見つからなかった方は、リンク集のまとめサイトからダウンロードしてください。
次のサイトでは、作業員・建設作業員のCADデータのリンク集をまとめて紹介しています。
作業員・建設作業員、CADデータのまとめサイト
建設作業員の安全な作業のためにCADデータが活用できないか
建設作業員の作業ミスが事故につながる
建設現場では、多くの労働災害が発生しています。
建設作業員の不注意や錯覚など、作業ミスを引き起こす原因はさまざまです。
建設作業員に対する教育を行う一方、安全な状態で正しい作業が行える現場をつくることも重要です。
安全に足場を組み立てることができる場所か、正しい位置で溶接作業が行えるかといったことを工程に取りかかる前に想定し、通路を作る場所などを考えて安全な現場づくりを行いましょう。
建設作業員のために、建設作業員のCADデータを活用した安全な現場づくりを検討してみてください。
大きな現場では、建設作業員への情報の周知が重要
大規模な工事になると、複数の作業が同時に進行することも少なくありません。
足場を撤去している場所もあれば、資材や機械を搬入したり、足場を組み立てている場所もあります。
日々変わる現場に、建設作業員をいかに安全に配置するかは重要な課題です。
監督者の位置や重機の配置場所、立入禁止エリアなどもその日ごとに変化するため、すべての建設作業員に情報を周知徹底させる必要があります。
その建設作業員への情報の周知に、CADデータが活用できないか考えてください。
建設作業員のCADデータを活用した施工計画書の作成方法
CADデータを使ってわかりやすい施工計画書を作ろう
建設作業員の安全を確保し、彼らが効率よく仕事をするためには、わかりやすい施工計画書を作成し、発注者や協力業者など関係者の間で情報を共有する必要があります。
わかりやすい施工計画書を作るうえで効果的なのが、建設作業員のCADデータを活用することです。
挿絵や図を効果的に使うことで、工法や工事現場周辺の環境や安全管理の体制をわかりやすく伝えることができます。
建設作業員のCADデータにはさまざまなポージングのものがあり、施工方法の解説図で使えるものだけでなく、ワンポイントの挿絵に使えるようなコミカルなものもあります。
平面図・立面図・シルエット・イラストなども揃っているので、何にでも使いやすいです。
3Dデータを活用すれば、発注者や協力業者などに伝わりやすくなり、やり直しなどのロスを防止することもできます。
もちろん、フリー素材で使えるものがあれば、率先して使ってください。
有料のCADデータを使わなければいけないわけではありません。
拡張子も、dwg(autocad)・dxf・jww(jwcad)など、さまざまなものが揃っています。
CADデータの施工計画書への挿入方法
施工計画書をWordやExcelで作成している場合の、CADのデータを貼り付ける方法を説明します。
1つ目はWMF形式(Windowsのメタファイル形式)で貼り付ける方法です。
まず、CADの[ファイル]→[書き出し]を選択し、WMFで保存します。
その後、WordやExcelを開き、[挿入]→保存したWMFファイルを選択して挿入します。
2つ目はPDF形式に変換してから貼り付ける方法です。
PDF変換ソフトを使ってPDFファイルに変換します。
PDF変換ソフトはフリーソフトのものも多く、使い方も難しくありません。
PDFファイルを開いて貼り付けたい図をコピーし、いったんペイントなどのソフトを開いてペーストし、GIFやJPGで保存します。
その後、WordやExcelを開き、[挿入]→保存した画像を選択して挿入します。
CADデータ挿入時の注意点
1つ目の方法で建設作業員のCADデータを挿入すると、不要な余白ができたり、サイズを調整する必要があります。
そこで、おすすめなのが2つ目の方法です。
2つ目の方法を用いる場合、PDFファイルを直接WordやExcelに貼り付けると、ファイルサイズが大きくなってしまいます。
そのため、いったん画像ファイルにしたほうがサイズを小さくすることができます。
画像ファイルはGIFファイルがおすすめです。
透過画像にできるため、背景の色に影響を受けず、画像挿入が可能です。
まとめ/建築作業員の安全性・作業効率とCADデータ利用のメリット
建築作業員の安全と作業のしやすさを確保
工事現場で、専門性の高い作業から補助的な作業まで、様々な仕事に従事するのが建築作業員です。
建築作業員の安全性を十分考慮して、施工計画を練る必要があります。
建築作業員の作業シミュレーションには、CADデータが役立ちます。
フリー素材でも構いませんので、使ってみてください。
dwg(autocad)・dxf・jww(jwcad)など、拡張子も揃っています。
わかりやすい図面や施工計画書づくりに便利
重機や建築作業員のCADデータを活用した図面を作成することで、現場で働く建築作業員に日々変化する重機の配置や監督者の位置、作業場所などの情報を把握してもらいやすくなります。
工事の発注者に見せる施工計画書に建築作業員などのCADデータを使うことで、わかりやすく親しみやすい計画書に仕上げることができます。
CADデータを施工計画書に挿入するときには、PDFファイルに変換し、さらに画像ファイルにしたものを利用することをおすすめします。
CADデータは建設作業員の現場の安全対策に必要なアイテム
建設作業員というと、危険な場所で仕事をこなすプロフェッショナルとも言えます。十分な安全性には注意しているものの、時には大きな事故が起きてしまうこともあります。建設作業員の安全性とはどんなものなのか、またどんな取り組みが行われているのでしょうか。意外と知らない、建設作業員について説明していきたいと思います。
橋梁架設の建設作業員は安全対策が必須
橋梁架設(きょうりょうかせつ)の建設作業員は常に危険と隣り合わせにあります。平成3年3月14日に発生した広島の事故により、労働災害の安衛法が見直されるきっかけになりました。橋梁架設建設作業ではいかに、橋脚上からの墜落災害が多いのかを感じさせる事故になります。足場上からの危険性が最も高く、特につり足場の組み立てた解体、補修作業中に多く起きています。他にも足場上や作業床の端から墜落してしまうケースもあります。なかにはブラケットの溶接部分が折れてしまい足場ごと落ちたものも。橋脚上からは突風によるものもあり、大きな問題になっています。安全性を重視するためには、墜落防止対策(特に足場やつり足場の組み立て、解体作業、足場上作業)に重点を置いて取り組めば、死亡災害などの不幸な事故を半分以上は減らすことができると考えられています。
まずは計画書の作成
なにごとも最初の段取りはとても重要なものです。作業計画を作成する基準として、銅橋では高さが5m以上のものもしくは、支間が30m以上のものと定められています。コンクリート橋でも同じ条件で決められているのです。実際はこれ以外の橋梁架設でも作業計画は必要ではないかと考えられています。銅橋架設工事については「銅橋架設工事に係るセーフティ・アセスメント」を作成しています。日常作業のなかでは、墜落災害に重点をおいて、日々の作業を行うことが事故を防ぐためのポイントになります。
わかりにくい計画書も、平面図と立体図を使ってイラストを描き、シルエットにするのが最適です。Autocadのソフトウェアならdwg、dxf、jwcad、jwwの違いも把握しやすく、初心者でもcadデータを使いこなせます。図面はフリー素材(無料)でダウンロードできます。
飛来や落下災害の防止
飛来落下を防止するための取り組みも忘れてはいけません。例えば作業区域内に関係者以外の立ち入りを禁止するのもその一つになります。作業時に強風や大雨、大雪、橋脚上からの風などのときは作業を中止すること、落下・倒壊の危険や恐れがあるときは設置を控えることなどもあります。また使用する材料や器具、工具などの上げ下ろしは、つり袋やつり網などを使うのも対策の一つになります
飛来物の危険性も、イラストやシルエットにするとわかりやすいものです。平面図や立体図はもちろん、cadデータや図面などを使ってみてください。Autocadならではの特徴もありますし、dwg、dxf、jwcad、jwwの違いも把握しやすくなります。無料のフリー素材をダウンロードするのを忘れずに。
作業主任者を決める
橋梁架設については、作業主任者制度が定められています。安衛則第517条の8に銅橋、安衛則第第517条の22にコンクリート橋については記載されています。これらの決まりは平成6年10月1日に決められて以降、守られているものになります。
建設機械使用時の建設作業員用安全対策について
ブルドーザーやトラクターショベル、パワーショベル、ドラグショベル、クラムシェル、ローラーなどは、土木工事でよく使われるものになります。建設機械は切っても切れないほどの密接な関係にあると言っても過言ではありません。これだけ多くの機械を使うからこそ、労働災害も多く発生しています。なかでも最も多いのがパワーショベルやドラグショベルなどの掘削用の機械になり、全体の半数を超える結果になります。次にローラー、ブルドーザーの順番で多いことになります。実際の原因として多いのが路肩からの転落事故や、斜頸地からの転落、建設機械と他のものに挟まれ押しつぶされた事故、ひかれる(特にバック)やつり荷の落下、旋回中のつり荷に挟まれるなどの事故も起きています。常に危険と隣り合わせの現場といっても過言ではないと思います。労働災害の多くは車両系の建設機器に多く起きていることも見えてくるのではないでしょうか。
土木工事に関する事故防止
土をいじる作業になり、事前に地山を調査するのは安全性を重視するためにも欠かせません。地形や地質の状況を調査して記録していきます。どのような車両系建設機械を使用するのか、その能力の違い、経路、どのような作業を行うのかを明確にします。速度制限や地形、地質の状態に合わせ定めておく必要もあります。
土木工事の事故防止も立体図や平面図でイラストにして、より明確なシルエットをいれるのをおすすめします。dwg、dxf、jwcad、jwwによっての変換の違いもありますし、autocadの特徴をしっかりと押さえておきましょう。Cadデータや図面はフリー素材(無料)で十分です。
転落や転倒の事故防止
最も多い事故のなかでも上からの転落は重視しなくてはいけません。運行経路の路肩の崩壊を防止するのはもちろん、経路の地盤の不同沈下を防止する、幅の保持をすることなども求められています。また車両の作業を行う予期は、誘導者を配置したうえで誘導の必要性も出てきます。何度まで傾けたら転倒するなどの安定度も考えていかなくてはいけません。安定度は作業を行う前に確認すること、また登坂力なども調べておいたほうが安心です。
転落事故についても、平面図や立体図で見ると取り組みがより明確になります。イラストやシルエットならではの特徴もありますし、dwg、dxf、jwcad、jwwなどの違いもあります。Autocadを使いこなすと面白いものです。Cadデータや図面、無料のフリー素材をダウンロードしてみてくださいね。
接触時の事故防止
挟まれるなどの接触事故も珍しいものではありません。そのための措置は立入禁止の措置を行うことによって解決できます。もし難しい場合は誘導するなどして危険地帯に入ってしまうことのないように注意してくださいね。合図も重要になります。
移送の積み下ろしの事故防止
積み込み作業中の積荷が荷台から転落する等の災害もよく起こる事故になります。平坦な場所で行うことはもちろん、道板を使用するときは十分な長さや幅、強度を考慮する必要があります。車両の登坂力を考慮して安全なこう配で取り付けていく必要があります。
積み下ろしの事故防止の取り組みも、平面図や立体図などのイラストでシルエットを描きながら表現してみると面白いかもしれません。dwg、dxf、jwcad、jwwなどの違いもautocadを使えば簡単です。Cadデータや図面なども無料のフリー素材をダウンロードしてくださいね。
吊り上げ作業中の事故防止
パワーショベルなどの荷の吊り上げには用途以外の使用は原則として禁止されていますが、実際は下敷きなどの事故も起こっています。複数の業者が同じ場所で二台以上の機械を用いた作業を行うときは、連絡調整が不十分になりやくなります。特定作業を自ら行う必要もありますし、一部の作業を下請けにだしているような特定発注者は、作業内容や指示の系統などを相互間で調整しなくてはいけません。
建設作業員の安全対策は無料のCADデータでわかりやすく
建設作業員の安全性について説明しました。作業員のイラストやシルエットも平面図や立体図で表現するのがおすすめです。dwg、dxf、jwcad、jwwなどの違いで躓くこともあるかもしれませんが、autocadを使いつつ、cadデータや図面をフリー素材(無料)でダウンロードしてくださいね。
施工計画書等で使える建設作業員cadデータは無料ダウンロード可能
図面を作成するのに、建設作業員のシルエットなどのイラストがあればクオリティの高い資料ができます。配置のシミュレーションなどにも有効ですね。
ネットにあるフリー素材の中には、平面図や立面図で役に立つさまざまな人物イラストがあります。Autocad、jwcadで使用できるdwg、jww形式のファイルやdxf形式のファイル、epsなどのベクター素材など、誰でも簡単にダウンロードできるフリー素材サイトを集めています。
平面図で使える!使いやすい建設作業員のイラストやCADデータ
シルエットやイラストのcadデータは、autocad(dwg)、jwcad(jww)問わずフリー素材の中でもたくさんの種類があります。
Biblio CAD
(https://www.bibliocad.com/search/?term=worker)
日本だけでなく世界的に有名なcadデータサイトです。無料でさまざまなcadデータ、図面をダウンロードすることができます。建設作業員はdwg形式(autocad)で保存できるデータがありました。平面図で使用するなら、こちらで。Dxf、jwcad(jww)はありませんでした。
トラスト
(http://www.trust1.haru.gs/irasuto/sagyou.htm)
建設・土木関係の無料素材をダウンロードできるサイトです。平面図で使えそうな建設作業員のカラーイラストのポージングが豊富にそろっています。ファイル形式は、eps、png、dxf、jwc(jwcad)、excelがあります。Autocadのdwg形式は非対応のようでした。
All-free-download.com
(https://all-free-download.com/free-vector/free-workers-vector-silhouettes.html)
特にシルエットのフリー素材を探すなら、このサイトで探してみるとたくさんのシルエット素材を見つけることができます。無料でダウンロードできるのは建設作業員のシルエットだけでなく、壁紙やフォント、アイコンなどさまざま。Eps、psdなどのベクター素材が中心です。Autocad(dwg)、dxf 、jwcad(jww)のファイル形式は少ないかもしれません。
安全対策にも必須!立面図で使える建設作業員のCADデータ
ただ立っている素材、機械を動かしている素材、何かポーズを取っている素材、上から見た素材などなど…立面図で使えそうなcadデータ、フリー素材を集めました。
土木の道具箱 @ほーせん
(http://www.ho-sen.com/cad2.html)
建設関係の立面図で役立ちそうな、2Dのイラストデータがそろいます。建設作業員のイラストもあります。作業員の図面の種類が豊富で、落ちかけている作業員、潜水作業している作業員、測量している作業員など、ほかのダウンロードサイトではあまり見ないイラストが多いのが特徴的です。
そのほか図面で使えそうな、ガードマン、大型バス、防護柵など。
arch web
(https://www.archweb.it/dwg/persone/operai_lavoro/operai_lavoro.htm)
こちらも、立面図で見られるようなイラストやシルエットが2Dcadデータでダウンロードすることができます。いくつかのポーズがセットになっているシルエット素材もあります。ダウンロード形式はdwg(autocad)のみで、dxfやjww(jwcad)は扱っていないようです。
施工計画書をわかりやすくするリアルな3DCAD建設作業員イラスト
2Dだけでなく3Dでデータを扱うことも多いですよね。精巧な3Dデータも、無料でダウンロードできるフリー素材があります。
Free 3D
(https://free3d.com/3d-models/worker)
3Dデータで作成されたcadデータをダウンロードできるサイトです。お金が必要な素材もありますが、無料で使用してもよい素材には金額のところにFREEと明記されてありますので、間違えないように注意しましょう。Dxf、jwwなどでカッコイイ建設作業員をダウンロードできます。
TURBO SQUID
(https://www.turbosquid.com/3d-model/construction-worker)
こちらも、基本的には有料の3Dモデルが多いですが、検索欄でfreeにチェックを入れると、フリー素材も探すことができます。建設作業員のフリー素材もいくつか見つかりました。
各建設作業員の現場でのお仕事とは
建設現場で作業をする人。ヘルメットをかぶり、安全帯をつけ、現場監督に従って働く人……の中でも、大工なら大工、左官なら左官、配管なら配管工、といった風に、それぞれに特化した役割をもって仕事に励んでいます。
建設作業員といえば第一位の大工
そもそも大工ってどういう仕事がご存じですか?建物を建てたいと思った人は発注者(施主や建築主とも言いますが)、どんな建物にするかを考え図面を作成するのが建築士(設計士)、そして実際に必要な材料を仕入れたり、加工して組み立てていく作業を任されたりするのが大工さんです。
左官屋や建具屋と色々と協力しながら、時には現場監督をうっとうしく思いながら、発注者の理想を叶えるために働いてくれる存在であります。
大工とよく混同される鳶職人
鉄骨や足場を組み、高所での運搬作業や機械操作を行う専門の人たちのことを、鳶口と呼ばれる道具を常に携帯していたことから鳶職人と言います。鳶職人は大工のように木材を組み立てたり、加工したりという作業はやらず、もっぱらビルや橋などの建設現場に現れて解体や土止め、運搬の高所作業を行います。その道のプロなので需要は尽きず、収入も危険性を鑑みて他の作業員よりも高いことが多いですね。
クロスの普及により出番が少なめの左官屋
左官屋は漆喰など日本では昔ながらの素材を使い、建物の表面を美しく仕上げていく繊細な仕事です。ところが、一般的な一軒家や施設では壁にビニールクロスなどを貼って完了とするところが増え、左官屋の職人技を必要とされる場所が少なくなっているのが現状です。とはいえ、新築住宅でも漆喰や珪藻土などの素材がトレンドに乗ったりしていますし、日本の伝統的な建築文化を継承していく意味でも、熟練した技術を受け継いでいってもらいたいですね。
作業場の人力魂、土木作業員
機械化が当たり前の建設現場でも、どうしても人力でないとできない作業がどの現場でも必ず起こってきます。少しのことなら大工などでも対応できますが、橋やダムといった大掛かりな工事では大量の作業量が必要になります。そこで活躍するのが土木作業員です。ときには仮設住宅を建て、そこで現場が完了するまでの数か月をまったく初めましての人々と過ごしながら仕事する場合も多くあります。
つい「わかる!」と言ってしまって面白い!建設作業員あるある話
どの職業でも、他の職業の人には絶対に分からないあるあるってありますよね。例えば、飲食店に勤めている人は、プライベートで出かけたお店の店員さんの「いらっしゃいませ~」の声につい反応して、自分は客なのに「いらっしゃいませ」と言ってしまう、なんて、恥ずかしいけれど本当にあるあるだなーな話もあります。
そんな建設作業員の人が共感できる、面白いあるある話を集めてみました。
「仕事中、現場監督に呼ばれると良くないことしか言われない」
図面の変更があった、作業が間違えていた、何か別の問題が起きた……とにかく、現場監督に呼ばれてする話にはロクな話があったためしがない。
「夏の麦茶が至上」
汗水垂らしてやっと休憩の一杯を飲んだときの、麦茶の美味しさが忘れられない。
「夏は長袖一択。冬はヒートテック極暖一択」
夏にタンクトップなんかで作業している奴は頭がおかしい。冬はとにかく、ユニクロに感謝しかない。
「段ボールは温かい」
昼休憩でそのまま昼寝をするとき、段ボールの間に埋もれれば冬でもまぁまぁ寝られる。
「自販機のダイドー、弁当のポプラは神」
ダイドーの自販機だとちょっとテンションが上がる。ポプラはご飯を山盛りに詰めてくれるからほんと神。
「ニッカポッカはめちゃくちゃ機能的」
見た目が何となくカッコイイだけじゃない。足が動きやすくて最高に機能的。
「ときどき神業を持つクレーン運転士に出会える」
ユンボを自由自在に操ったり、重機を自分の腕の様に捌いたりする人にもときどき出会える。
そういう神業は、一日中見ていても飽きない。
「左官屋の強靭な体力には絶対勝てない」
どうしてあれだけ動けるのか、理解できない。尊敬する。
「現場監督はうざいが、新卒ならちょっと可愛がってやろうかと思う」
あっちこっちから好き勝手に言われて、お前も大変だな……。
「ヘルメットよし!安全帯よし!足元よし!ご安全に!!」
ヘルメットは少しのズレも見逃すな!
以上、建設作業員のあるある10選でした。現場監督さん、これを参考に、作業員と打ち解けるきっかけを探ってみてはいかがでしょうか?平面図や立面図の図面作成に追われている皆さんの、少し息抜きになれば幸いです。