フリーソフトを使って土留計算・山留計算の快適さを実感する

02 cc0111 - フリーソフトを使って土留計算・山留計算の快適さを実感する 仮設工 ソフト

掘削したあとで周囲の土砂が崩れないようにする工事が、土留工事です。
周囲の土砂が崩れないためのポイントは、着実な工事を行うことはもちろんです。
もう1つのポイントは、土留計算をいかに正確に行うかに掛かっています。

工事の担当者は、いつでも土留計算や山留計算ができる準備をしておくことが大切です。

土留計算ソフトは、たくさん種類があります。
どれを使っていいかわかりにくいという難点もあります。
また、フリーソフトやエクセルを使った土留計算のサンプルやテンプレート、ひな形(雛形)も色々あるので、集めるのが大変です。

そこで、こちらの記事では、さまざまな土留計算・山留計算フリーソフトやツール、ひな形(雛形)のダウンロードサイトを紹介しています。
excelテンプレートや、さまざまなフォーマットに対応できるツールもあります。
山留め計算はもちろん自立式矢板工や切梁式土留工にも対応し、比較的簡単に作業することができるのでおすすめです。
リンク先ではそれぞれのソフトの特徴が記載されています。
きっとソフト導入の参考になるはずです。
ぜひクラウドから無料でダウンロードしてみてください。
さまざまなフォーマットに対応し、ランキング上位の人気ソフトウェアやexcelテンプレート、システムもあります。


また、この記事では、土留計算ソフトを導入しない企業の問題点、土留計算のフリーソフトを導入するメリットなどについて説明しています。

役に立つ、土留計算・山留計算ソフトの内容を知りたい方のために、次のダウンロードサイトを紹介しましょう。


土留計算・山留計算の重要性と問題点を挙げてみた

土留工事に潜む危険とは何なのか

土留工事は、掘削場所の周囲の土砂が崩れないように、鋼矢板などを地中に挿入して土砂や水の流入をブロックする工事です。

仮設工事には土留工事と山留工事があります。
どちらも同じことで、山留は土留工のほかに水中で行う締切工を合わせて総称しています。
そのため、ここの解説では、土留という言葉で統一します。

鋼矢板には土や水の重さによる圧力がかかるため、鋼矢板がもつ強度以上の力が加わると破損します。
そうなると、工事箇所に土砂が崩れ落ち、工事現場は工事が中断されるだけでなく、場合によっては、災害が起こります。

土留計算の重要性と問題について考える

土留工の設計では、周囲の土や水の状況などを考慮して、鋼矢板を破損しないように計算しています。
設計通りに進めば、鋼矢板が破損する事故は起こりませんが、現場が設計と異なることがあります。

例えば、事前調査では砂質土壌であったものが、掘削して幾層かの砂質層と粘土層の土壌に分かれていると新たに分かったということです。
または、水のレベルが調査時点より高くなっていると判明したことです。

こうなると土留工の設計条件が変わっているため、鋼矢板の強度が十分か分からなくなり、無理に工事を進めると災害の原因となります。

現場担当者は、土留計算書をチェックし、変更となった条件を入力して再計算します。
そして、矢板の強度や侵入深さが現状でよいか、工事を進めるべきかどうかの判断を迫られます。

このときに土留計算ソフトを持っていないと、鋼矢板の強度の計算ができず、工事を中断せざる負えなくなります。
しかし、もし再計算結果、問題なしとなれば中断期間の工事が無駄になります。

このような問題を避けるためには、現場でチェックできる土留計算・山留計算ツールが不可欠です。

ぜひ、無料でクラウドからダウンロードしてみてください。
無料のソフトウェアやexcelテンプレートでも、有料のランキング上位の人気ソフトウェアやシステムと比較しても、じゅうぶん使えておすすめです。
山留め計算はもちろん自立式矢板工や切梁式土留工にも対応し、比較的簡単に使えます。

引き続き、土留計算の問題点を解決する方法について説明しましょう。


土留計算・山留計算のポイントを理解してフリーソフトを使ってみた

土留計算とは、土留壁の選定と、打ち込み深さの計算です

土留計算は土圧・水圧による外力に対して、最適な鋼矢板のような土留壁の選定と、どの深さまで鋼矢板を打ち込むかを決める計算です。

土圧と水圧によって土留壁に掛かる曲げモーメントに対し、引張応力・圧縮応力・せん断応力の強度と断面積をもつ鋼矢板などを選定します。

さらに、現場ではボイリング・パイピング・ヒービングのような現象に対し、安定している仕様の鋼矢板となるように設計します。

土留工は、親杭鋼矢板法・切梁式鋼矢板法・控え式鋼矢板法といった支保工を合わせて使う工法と、自立式鋼矢板工法の支保工をもたない工法があります。
基本的にはどれでも鋼矢板や支保工の強度が十分であるかの計算は同様に行います。

土留計算の手順は、土質常数、作用荷重、根入れ長、壁の形状の決定です

土留計算の計算手順は、次のように行います。

礫質土や砂質土のような現場の土壌の種類から、単位体積重量、内部摩擦角、粘着力などの土質常数を求めます。

土留に作用する荷重は、土留計算の中心となります。
鋼矢板の重量である死荷重、仮設重機据付け時の衝撃荷重、土壌による土圧、地下水による水圧です。

使用する鋼矢板のヤング率や幅長さなどの特性値から、土圧と水圧に対して鋼矢板の地中の根入れ長さを求めます。

土圧と水圧に対して鋼矢板に掛かる最大曲げモーメントに対抗できる断面積を求めます。
以上から、鋼矢板の形状が決まります。

次に、鋼矢板が土圧で移動し、たわむことで変位する量を計算し、許容値以内かどうか確認します。

最後に行う計算は、水のレベルが原因で砂が吹き出すボイリング、土留背面の土壌により掘削底面が隆起するヒービングなどに対し、鋼矢板が安定しているかの計算です。

現場状況が変われば、土留の再計算を行い、安全性を確認しなければならない

現場の状況が変わったとき、設計条件が変化したとき、現場担当者は今のまま工事を進めてよいかを確認しなければなりません。

土留工事で状況変化が見られたときは、土留計算を行って変更条件でも現状のまま工事を進めてよいか再計算し、安全性を確認します。

変更となった設計条件はすぐに設計担当に送って、問題の有無の確認と設計書のリバイス版を配布してもらいます。

こうすれば工事中断による時間のロス回避ができます。

さらに、計算結果から鋼矢板の押込み量を増やすなどの設計変更が起きたときは、作業員を事故から守ることができたということになります。

もちろん、再計算は早いに越したことはありません。
無料のソフトウェアやツールはとても人気です。
ランキング上位のアプリをぜひ、クラウドからダウンロードして試してみてください。
山留め計算や自立式矢板工・切梁式土留工にも使えて、操作も簡単でおすすめです。

土留計算のフリーソフトは、鋼矢板の剛性データや土壌のデータも参照できる

水のレベルが少し高いというような単純な現場状況の変化に対し、現状のまま工事を進めてもよいかの判断は、現場担当者が土留計算ソフトを持っていれば、土留計算することで当面の対応が可能です。

土留計算は、手書きの計算でも十分可能です。
エクセルをベースとした計算フリーソフトを利用すれば、計算が速く確実に計算が行えます。

エクセルの土留計算のフリーソフトやシステム、アプリは、鋼矢板の剛性データや土壌のデータを別表で参照できます。
そのため、表を見ながらデータを拾い出すといった手間が省けてたいへん便利です。

さらに、土留計算用の帳票打ち出しとも連動するため、関係者に計算結果を渡して、問題の有無の確認ができます。


まとめ/土留計算・山留計算はフリーソフトやひな形(雛形)を使えば、もっと確実に素早くできる

土留計算の役割は重要、でも壁の計算パターンが多い

土留工事では、土壌の種類・地下水水位などの現場状況に応じ、土留壁に加わる力が変化します。
それに対応するため、色々なパターンの土留計算が必要です。

土留計算により、鋼矢板の剛性性能、土壌に押し込む長さ、断面積など土留壁の形状が決められます。

さらに、土留の工法も支保工を用いた工法の場合、自立式で工事する工法の場合、用いる工法によって計算式が異なります。

そのため、土留計算を行う設計者や現場担当者は、幾種類もの計算方法を覚える必要があります。

土留計算はフリーソフトを使うことで、もっと確実に素早く

土留計算・山留計算のフリーソフトを使うことで、どの土留工法を用いても、計算は確実ですぐに対応が可能です。

さらに、現場工事を始めてから土壌の質が異なるといった仕様変更になる場合があります。
これらに対しても、直ちに土留計算を行うことで工事の遅れを最小限に食い止めることができるメリットがあります。

土留計算ソフトは、エクセルフォーマットをベースとしたものが多く、エクセルを使い慣れた人には使いやすいことがメリットです。
山留め計算はもちろん自立式矢板工や切梁式土留工にも対応し、入力は比較的簡単、さまざまなフォーマットにも対応します。

エクセル版の土留計算フリーソフトやシステム、アプリには、土壌データ、鋼矢板データなどの別表が保存されています。
現場の土壌の種類が分かれば土留計算が自動で計算できます。
鋼矢板の剛性データ表から、適合する鋼矢板をすぐに見つけられるので、とてもおすすめです。

ぜひクラウドから無料でダウンロードしてみてください。
excelテンプレートやひな形(雛形)、ランキング上位の人気アプリもありますよ。



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