HO_CAD paoとは?特徴とダウンロードする方法を解説

1fea7a44c7fbd2efaa733e910967445f 768x512 - HO_CAD paoとは?特徴とダウンロードする方法を解説 CAD画像PDF ソフト

このページでは、HO_CAD pao の特徴とダウンロードする方法ついて紹介しています。
 ・HO_CADとは 特徴と解説
 ・HO_CAD paoをダウンロードする方法の紹介
また、CADソフトに関連した知っておくと役立つ情報などを掲載しています。
 ・窓の杜からダウンロードできる無料のCADソフトついて紹介
 ・代表的なCADソフトを解説
 ・HO_CAD 情報サイトについて紹介

HO_CADとは

HO_CADとは、岡崎 宏之氏が個人で開発した無料で利用できる汎用2次元CADソフトです。Windows上(Windows 2000/XP/Vista/7)で簡単・快適に製図を行うことができます。

第一世代のHO_CADは1998年に開発が開始され、2005年のバージョン2.70更新後に開発を終了、2010年8月10日で公開も終了しており現在はダウンロードできません。

現在ではHO_CADバージョン2.70にあった機能を実装したうえで更に使いやすく機能も充実した第二世代のHO_CAD pao(エイチ・オー キャド パオ)の正規版1.0.4.0が公開されており、公式サイトや窓の杜でダウンロードできます。

HO_CAD paoの特徴

• 低スペックなパソコンなど環境に左右されず作動できる
• Dos版JW_CADと「コマンドパネル」の配列がほぼ同じで互換性が高く、シームレスに移行できる。
• 測量座標値を描画・保存・計算できる。
• 図面と座標値を統合して1つのファイルに保存できる。
• 個別のフィーチャにハイパーリンクを設定できる。
• MDIにより他の図面と見比べながらの製図作業や図面間複写の操作が簡単に出来る
• 各フィーチャの設定事項をSXFファイル規格に対応。
• 各フィーチャの作画に必要な設定事項を「オプションダイアログ」に一元化
• 図面上に貼り付けた写真の回転、明るさとコントラストの調整、背景を透過して表示色を変更が可能。
• 画像の正規化機能を搭載。
• ポリゴンフィーチャに簡単なテクスチャを設定したり、属性設定も可能。
• 手軽な写真帖ソフト、CADトレース用ソフトとして利用可能。

HOC Alliance

「HOC Alliance」は、情報交換や交流、開発促進・支援を目的とした紳士同盟です。

「HOC Alliance」に入会するメリット
• 会員専用サイトにログインできる
• HO_CAD Pao 正規版及び付帯するソフトの最新版が常にダウンロードできる
• サポート情報や公式ガイドの取得が可能
• 一回限りの入会で会員としての権利は生涯続く

アライアンス会員の4つの種類

Development Members(デベロップメント メンバー)
・ソフトの開発者であり、Webサイトの管理者

Associate Members(アソシエート メンバー)
・主にソフトの利用を目的としたメンバーで、ソフトの最新版やメンバーならではの情報を享受できる。

Commercial Members(コマーシャル メンバー)
・HO_CADの機能を利用した商品開発を目的とし、直接開発者から技術的サポートを受ける。

Public Organization(公的機関)
・国・地方自治体などの公的機関またはそれに準じる組織

入会ページ: HO_CAD Alliance

HO_CAD paoをダウンロードする方法

HO_CAD pao ベータ版

ベータ版0.9.1.0をセットアップする手順

1. HO_CAD Pao β版 バージョン0.9.1.0 基本パッケージをダウンロード
2. 図形・変形マクロ・サンプルファイル集(改訂:0.9.1.0)をダウンロード
3. HO_CAD paoを起動
4. [簡単チュートリアルを開く]にチェックを入れたまま[OK]をクリック
5. [最近使ったファイルを開く]を選択し、履歴リストから簡単チュートリアルを選択して[OK]をクリック

ダウンロードページ: ベータ版0.9.1.0ダウンロード

HO_CAD pao 正規版

HO_CAD pao正規版をダウンロードする手順

1. アライアンス会員になる
2. 会員専用サイトにログイン
3. HO_CAD Pao 正規版及び付帯するソフトの最新版をダウンロードする

ダウンロードページ: HO_CAD Alliance

窓の杜

窓の杜の「HO_Cad」の右側に表示されている矢印の「DOWNLOAD」をクリックすると、HO_CAD paoベータ版0.9.1.0がダウンロードできます。ただし、HO_CAD pao正規版はダウンロードできません。

ダウンロードページ: HO_CAD Pao 窓の杜

窓の杜からダウンロードできる無料のCADソフト

Quadcept Community

「Quadcept Community」は、プロフェッショナル向けの電子回路・プリント基板の設計ツール「Quadcept」の機能限定版です。学生や個人をターゲットとして開発されたCADソフトであり、個人の利用に限り無料で利用できます。

Windows 7/8.1/10で作動できる32bit版と64bit版のWindows 7/8.1/10で作動できる64bit版が用意されており、動作には.NET Framework 4.6.2が必要です。

ダウンロードページ: Quadcept Community

DesignSpark Mechanical

「DesignSpark Mechanical」は、ダイレクトモデリング方式を採用した、プル・移動・フィル・組み合わせという4つのコマンドを組み合わせて直感的に操作できる無料・商用利用可の3D CADツールです。38,000点以上の3Dモデルを活用して製品を設計できます。

ダウンロードページ: DesignSpark Mechanical

AR_CAD

「AR_CAD」は、ペイントソフトのような直感的な感覚で図面を作成できる2次元CADソフトです。作成したデータはSFC/DXF形式、JWW/JWC形式、BMP/JPEG/PNGといった画像形式、PDF形式で保存できます。無料で利用できますが、商用で利用する場合は作者への連絡が必要です。

ダウンロードページ: AR_CAD

代表的なCADソフト

AutoCAD(オートキャド)

AutoCADは、古くから存在するCADソフトとして、広く人気を博しています。
2Dだけでなく3Dの設計も可能で、3D モデリングやレンダリングなどの機能も利用可能です。
3D モデルからレンダリング画像やアニメーションを作成でき、3D プリントで使用できるSTLファイル出力も容易に行えます。
3D モデルから2D 図面を作成する機能もあり、作図したものを相手の都合に合わせて形式を変更できるメリットがあります。
AutoCADの場合、個人で使用するだけでなくチームで設計する際の機能も充実している点が魅力的です。
図面の標準化を管理する機能があり、個人間でのばらつきを防止できます。
さらに、定型操作を簡便化できるアクションマクロ機能により、定型作業の効率化を図れます。

Jw-cad(ジェイダブリューキャド)

Jw-cadは2Dの汎用CADで、フリーソフトウェアのため誰でも手軽に入手して使用できるCADです。
Jw-cad自体の開発に建築士が深く関与しており、建築設計に便利な機能が多く搭載されています。
以上から、建築汎用CADとも呼ばれる場合が多いです。
フリーソフトウェアであるものの、高機能が売りのCADであり、建築業界以外にも幅広く活用されています。
Jw-cadの特徴として、クロックメニューが使いやすい点が挙げられます。
クロックメニューとは、マウスジェスチャーによりスピーディーに操作できる、操作時計の形をしたショートカットメニュー機能です。
クロックメニューを表示させてマウスを動作すると、時計の針が回転して回転位置に指定コマンドを実行できるのです。
直感的な操作で、より簡単に作図できると好評を博しています。
また、3D作図はできないものの、2.5Dと呼ばれるワイヤーフレーム透視図やアイソメ図を作成可能です。
他にも、建具や設備などの簡単作図機能もあり、特定のジャンルの作図に特に力を発揮します。

VectorWorks(ベクターワークス)

Vectorworksは、アメリカのVectorworks社が開発している汎用CADソフトです。
多彩な機能が充実しているCADでありながら、絵を描くような操作で作図できる点が魅力的です。
また、PhotoshopなどのAdobe製ソフトと容易に連動でき、使い勝手の良さが評価されています。
Vectorworksは、元々はMiniCad(ミニキャド)と呼ばれるMac専用のソフトウェアでした。
その後、プレゼンテーション機能やデータベース機能が追加されて誕生したのがVectorworksです。
主にインテリア業界などで使用されるケースが多く、VRやAR機能を用いてリアルに近い空間で検証できる機能が使いやすく便利です。
BIM機能もあり、テンプレートで用意された屋根や天井、床などを用いて容易にBIMモデルを構築できます。
2D作図機能も充実しており、幅広い設計者に向いたCADソフトと言えます。

HO_CAD 情報サイト

HO_CAD開発日記

HO_CAD開発日記は、HO_CADの開発者のブログサイトです。
HO_CAD開発中に起こった問題点や新たに開発した新機能などについての記事が書かれています。
内容はプログラミングの知識がないと難しいものとなっていますが、その知識がある人にはHO_CADに対する理解を深めることができるでしょう。

ダウンロードサイト: HO_CAD開発日記

土木施工のブログ

土木施工のブログは、工事現場に関する「施工管理」・「測量」・「HO_CAD」・「JW-CAD」・「パソコン」などについて発信しているブログサイトです。
ブログ記事の「【HO_CAD pao】の使い方「初心者さん向け」」では、HO_CADの使い方を初めて使う人向けに解説をされています。
マウス操作のような基本的な操作方法から、座標や寸法の考え方、重力式擁壁やボックスカルバートのような構造物の書き方までをこの記事で学ぶことができます。

ダウンロードサイト: 土木施工のブログ

【座標塾】

【座標塾】は、墨出し測量、座標といったテーマについて解説をされているホームページで、TS操作と座標の活用方法について力をいれられています。
「11 原点とX軸の設定手順!」の記事で、HO_CADの座標系設定・原点とX軸の設定の方法を解説されており、HO_CADでの座標の設定方法を学ぶことができます。
また他にもHO_CAD用いた図面データの読み取りやSIMAデータの活用方法などについても解説をされています。

ダウンロードサイト: 【座標塾】

蜻蛉の部屋

蜻蛉の部屋は、CADや情報についてをまとめているホームページです。
また、各種製作図の作成や建築金物の製作図作製といった依頼も受けつけておられます。
ホームページでは、自作したCADデータ・ツールの公開をされています。
「データ&ソフト」のページよりHO-CAD専用の線変形マクロデータの「HO-CAD用シーケンス図作成用線記号変形データ」を公開されておりダウンロードすることができます。

ダウンロードサイト: 蜻蛉の部屋

RAPID HUT

RAPID HUTは、筆者の作成されたCADやGISのツールを紹介されているサイトです。
「TOOLS」のページでHO_CAD用ツールの、エクセルの表をHO_CADで作図する「TableFromExcelToHO_CAD.xls」を公開されています。
[TableFromExcelToHO_CAD]を使えば、作表はMicroSoft Excelで行い、それをほぼ同じ外観のままHO_CAD上に作図することができます。

ダウンロードサイト: RAPID HUT

HO_CAD cad Google

HO_CAD cad Google

HO_CADの図面が見れます。
検索から多数のアイテムを表示できます。
HO_CADのダウンロード、HO_CADの使い方を解説したサイトや関連ツールなど、必要なものを見つけることができます。

タイトルとURLをコピーしました