作業日報のフリーソフトを活用して建設業本来の工事管理に集中する

01 cc0555 - 作業日報のフリーソフトを活用して建設業本来の工事管理に集中する 施工管理 ソフト

現場工事では、予算実績、工程・安全・作業進捗など、日々管理することが多くあります。
通常、工事は計画通りにいかず、発生する工事変更の管理が必要です。

さらに、その日に資材をどれだけ使い発注したかも、記録し管理する必要があります。
このような管理するために有効なツールが、建設業の作業日報・工事日報です。

作業日報作成ソフトは、たくさん種類がありますが、どれを使っていいかわかりにくいですね。
作業日報の作成で使うフリーソフトも、色々あるので集めるのが大変です。

そこで、作業日報・工事日報のフリーソフトを紹介します。
このページでは、作業日報・工事日報のフリーソフトを手軽にダウンロードして活用することができます。
面倒な毎日の作業日報の作成を、楽にスムーズに行いましょう。


記事の後半では、作業日報ソフトを導入しない企業の問題点、作業日報ソフトを導入したメリットなどについて説明しています。

それではまず、作業日報・工事日報のフリーソフトを探してみましょう。
下記の中から、気に入ったフリーソフトを見つけてくださいね。


作業日報・工事日報のフリーソフト

エクセル 常用作業日報
シンプルな、常用作業日報が作成できるソフトです。分かりやすいように、入力列を強調表示する事ができます。実行予算の予算残額や最終利益を確認できます。工事内容などを報告するための書類です。

土木作業日報
作業日報ソフトです。土木屋さんが作成しています。毎日の作業日報の作成が面倒な方や、人員累計などを間違えて提出したくない方に便利なソフトです。現場から経営者まで使え、建築工事にも対応しています。

CREDO 作業日報管理システム
作業日報管理ソフトです。作業担当者の日々の作業を登録して、物件別・作業担当別の内容を集計することができます。担当者には、通常・残業・深夜単価を設定でき、物件ごとに進捗率、進捗金額や残高金額が把握できます。

身を守る工事日報 Vol3
日々のメモ代わりにつかえる、工事日報ソフトです。実行予算箇所を削除して、自社労務の集計、機用機械の集計、資材の集計、工種毎の歩掛りが計算できるようになっています。エクセルで作成し、自分用にカスタマイズがすることが可能です。

らくらく工事日報
とにかく簡単な、らくらく工事日報です。カレンダーで選択した日の、日報を表示させることができます。集計一覧表も付いています。シンプルで使いやすい日報で、簡単に書込が可能です。人員集計や、A4横サイズの印刷も可能です。


的確な作業日報が作成されないことから起こる工事現場のトラブル

作業日報の作成がない、作業日報の内容が薄いという現場の問題

工事中に起こる安全管理の問題、品質管理の問題、予算管理の問題、工事遂行上の問題があります。
これらの問題は、作業日報が作成されていない、作業日報の内容が薄いことが原因です。

これらの問題が起こるのはなぜかを以下で説明しましょう。

工事トラブルに対応できる作業日報の的確な記載とは

工事中に人身事故が起きると、労災として警察から事情聴取を受けることになります。
安全管理の問題として、安全に配慮されていないと、業務過失となる可能性があります。

取り調べでは作業日報も調査対象の一つになります。
安全事項の記載がなければ、作業員への安全配慮義務が欠如していたと認識され、これはアウトです。

例えば、作業日報に13時から1時間安全ミーティングを行ったという記載があれば、これはセーフです。

品質管理の問題として、例えば、配管工事後に漏れが生じたときに、いつ、どの作業でどのようなミスを起こしていたかが分かりません。

しかし、配管工事終了後に水圧がやや高く気になった、ということを作業日報に書いておけば、事故原因の一つとして追究でき、解決に役立ちます。

建設現場ごとの予算管理は何故できないのか

工事現場では、資材購入や作業員増員などが発生しますが、その実績をまとめて管理表に入力します。

現場工事に追われている監督者にとっては現場が最優先です。
現場の実績データは、メモ程度に工事日報に記載しているのが現状です。

作業日報は、しっかりしたフォーマットのものを使って記載しなと、データが曖昧になってしまます。
これが予算実績管理に不備を生じることになる、建設業がかかえる作業日報の問題です。

工事現場で滞りが起きる原因は作業日報の特記事項とは

大きな工事では、何人かの工事監督者が、工事の種類ごとに分かれて工事を担当します。

担当者は病気などで急に休むことがあり、その工事に対して代わりの人が担当します。

代行監督者には何の工事を行うかは工程表などから分かります。
しかし、作業日報に特記事項として記載していないと、その日に行うべき詳細事項が分かりません。

例えば、13時から検査について業者との打ち合わせを決めていても、代行監督者には伝わりません。
その結果、工事の遅れという大きな問題を引き起こします。


引き続き、作業日報作成ソフトを使用する際の問題点の解決方法について説明しましょう。


安全・工程・予算の管理上の問題を解決する作業日報の活用法

建設業の作業日報の役割はこんなに大きい

作業日報の役割は、工事進捗の状況や工事中に起きる問題点を記録することです。
また、予算管理のためのデータ、資材発注数量、作業員工数などをメモすることです。
これらのデータは作業日報をもとに管理表に入力されます。

作業日報の形式には、作業内容と特記事項を記載する形式と、資材や工数を主に記載するもの、両方を記載するものなどがあります。

作業日報は作成翌日に上司に回覧され、捺印を受けます。
上司に回覧する理由は、作業報告と工事進捗を上司が把握するためです。

安全管理の問題をなくす作業日報の特記事項欄の活用

作業日報は、工事中に行った作業の記録です。
人身事故のような大きな災害が起きても、正しい安全管理をしていたという記録にもなります。

作業日報に安全活動や指示が書かれていると、作業員に対して的確な安全指導がなされていて、監督者には落ち度がないという記録になります。

作業日報に記載するのは、その日の作業内容や進捗状況だけではありません。
安全教育などの活動を特記事項欄などを使って記入することが、とても重要です。

予算管理の問題をなくす簡単に書き込める作業日報の採用

作業日報で予算管理を行うためには、作業内容のほかにその作業を行うために費やした作業員の工数、資材の発注数量、車両台数などの予算管理データを記載します。

作業日報は時間を掛けずに休憩の合間でも記載できます。
記載フォーマットに従って書き込めば、作業日報の作成は簡単にできます。

日報が分かり易くなっていれば、管理表へのデータ入力が簡単に行え、管理表に反映されます。

工事進捗の問題をなくす日報活用術とは

作業日報には、その日に急遽決まったことなども適確に記載するようにしましょう。
代わりの担当者でも作業日報を見ることで、その日のスケジュールを組むことができ、工事の遅延などを生じさせることはありません。

工事の引継ぎがスムーズに行い、進捗の問題を起こさせないためも作業日報は活用できます。
作業日報には工事内容とともに、工事中の異常に気づき、打合せ日程時間などを特記事項欄に書き込んでおくことがポイントです。

現場本来の管理に集中するための作業日報作成支援ソフトの活用

工事現場で忙しい合間に作業日報を作成することが多いと、また日報作成に慣れていないと、手配した車両台数などの資材データを書き洩らすことがよくあります。

必要なデータをで書き洩らしがないように、書く内容がテンプレートとなっているエクセル仕様の作業日報を使うと便利です。
作業日報作成の支援ソフトを使うと、必要項目の書き洩らしがない支援ツールとなり、お勧めです。

エクセル版の作業日報では、作業人数と作業時間のテンプレートに対し、車両台数を加えるというような項目追加でさらに使い易くできます。

作業日報として書く内容は工種によって多少違ってきます。
しかし、支援ソフトでは色々な工種の日報のテンプレートが用意されています。
そのため、自分の職種に合ったものを選ぶことができます。

さらに、作業日報で記載された資材や作業工数などが、資材管理表や予実管理表と連携して、自動的に入力され計算されます。
これが、エクセルの便利な機能の一つです。

そのため、作業日報のほかに管理表への入力を別に行うという二重手間が省けます。

作業日報作成支援ソフトのメリットは、現場工事で忙しい監督者にとって、現場の安全管理や工事進捗に集中できることです。


まとめ/作業日報の作成を効率化すれば本来の工事管理ができる

まず工事日報の役割を抑えよう

工事日報作成は、工事の進捗を記録するために現場担当者にとって必須の業務です。

作業日報の役割には、安全管理・品質管理・予算管理という重要な管理の側面もあります。

工事日報で工事の安全・品質・進捗の管理ができる

工事の安全・進捗などを管理するためには、作業日報の記載項目を工夫する必要があります。

安全・品質管理では、工事中に起きたトラブルの原因究明できるようにします。
特記欄などに自由なフォーマットで記載できることがポイントです。

予算管理では、工事中に進捗する作業員工数・工事資材発注や納品状況などのデータを記入できる欄が必要です。

エクセルの作業日報テンプレートを使った、効率的で項目に抜けがない日報作成

作業日報には多くの工事中の出来事を記入する項目を必要とします。
エクセルをベースとした作業日報作成支援ソフトを使うことで、効率的で項目に抜けがない日報の作成が可能となります。

エクセルを使った日報作成支援ソフトには、電気工事には配線材料、配管工事には溶接工資材など、
工事業種に特化した項目を盛り込んだテンプレートがあるため、便利です。

作業日報作成支援ソフトの一番のメリットは、工事担当者にとって工事日報に余計な気を回す必要がなく、現場工事管理に集中できる点でしょう。




タイトルとURLをコピーしました