土量計算・平均断面法のフリーソフト・エクセルテンプレート

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このページでは土量計算・平均断面法のフリーソフトおよびエクセルテンプレートのダウンロードサイトについて紹介しています。
さらに、このページでは、知っておくべき土量計算の情報についても解説しています。
 ・平均断面法の土量計算書、平均距離法による数量計算書
 ・メッシュ法、点高法、土量計算の二重断面・修正距離の設定
 ・土量計算、床掘り、岩石変化率について解りやすく解説
 ・平均断面法、点高法、メッシュ法による土量計算について解説

土量計算・平均断面法のフリーソフト・エクセルテンプレート

シンプルな平均断面法 (土量計算書)

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シンプルな平均断面法・土量計算の数量計算書システムです。「測点間隔」を設定して「点間距離入力」ボタンをクリックし、「計算」ボタンのクリックで、「断面積・平均断面・立積」などが計算されます。行を選択して「小計」や「合計」を簡単に求めることができます。ランキング上位の人気ツールです。

土工 平均距離法

土工 平均距離法0 - 土量計算・平均断面法のフリーソフト・エクセルテンプレート

平均距離法による数量計算書を作成します。土工などの小数点1桁計算の平均距離法です。切捨て型計算、四捨五入型計算もできます。国土交通省や各自治体での数量計算は、通常平均断面法により算出します。農林省などの規格では、通常平均距離法を使って数量を算出します。メッシュ法・点高法も選択できる人気アプリです。

土量計算書 (平均断面法) For Excel

土量計算書 (平均断面法) For Excel0 - 土量計算・平均断面法のフリーソフト・エクセルテンプレート

全選択型の平均断面法による土量計算等の数量計算ソフトです。項目はすべてリスト選択が可能です。測点生成ツールによって測点データを自動生成できます。二重断面・修正距離の設定が可能なので、比較的簡単に扱えておすすめです。

土量計算書(平均断面法) 作成ソフト

土量計算書(平均断面法) 作成ソフト0 - 土量計算・平均断面法のフリーソフト・エクセルテンプレート

平均断面法による土量計算等の数量計算書作成ソフトです。計算項目は、すべて選択リストから選定でき、カスタマイズ可能です。1ファイルで90項目の計算ができます。小数位の設定が自在、二重断面・修正距離の設定もできます。メッシュ法・点高法・材料取り計算・鋼材重量計算・鋼材切断計算・鉄板重量計算・土地面積計算・鋼材取り合いなども対応した、ランキング上位の人気アプリです。

土量計算とは

土量は、土の状態により体積が変化し、土量計算においては、地山土量、ほぐした土量、締固めた土量を計算します。

地山土量は、自然状態の土量を示し、採掘すべき土量を計算するときに使用します。

ほぐした土量は、採掘されほぐされた状態の土量を示し、運搬すべき土量を計算するときに使用します。

ダンプカーなどの運搬機械の積載量は、容積と重量で決まってくるので、ほぐした土量の計算が重要になってきます。

締固めた土量は、締固めた状態の土量を示し、盛り土量を計算するときに使用します。

この土の状態による変化率は、工事に大きな影響を与えるため、十分に考慮する必要があります。

なお、実際の変化率は、試験掘削や試験盛土などで事前に計測することができます。

床掘りとは

床掘りは、構造物の設置や撤去のために、地盤面、施工基面から土砂等を掘り下げるものであり、埋戻しを伴うものをいいます。

地山を切土してほぐした土量は、地山の土量より多くなり、変化率Lは1以上になります。

実際の土量変化率が、想定した変化率より大きいケースでは、盛土量が余ることになります。

オープンカットは、切土面が水平か傾斜を緩くして施工できるケースでは、切土幅5m以上、延長20m以上が標準になります。

片切掘削は、切土幅5m未満の範囲を施工するケースに適用されます。

土工の掘削と床掘りについて、土量の変化率について検討します。

ほぐした土量の正確な測定方法がなく、変化率Lは決定できませんが、地山土量は、ほぼ正確に測定できます。

岩石変化率とは

岩石変化率は空隙が大きいため、空隙を土粒子で埋めるか埋めないかで大きく値が変わり、測定が困難になります。

Cが1以上の岩などは、地山の土量よりも多くなります。掘削とは、地盤面から施工基面までの土砂を掘り下げるものであり、埋戻しを伴わないものをいいます。

地山土量が増えると地山の土量は均一でないため、土質ごとの変化率を正確に算出することはできなくなります。

締固め後の土量は、転圧のかけ方で、変化率に違いが出ます。地山を切土して盛土した際には、盛土量は地山の土量よりも少なくなります。

掘削・運搬中の損失、基礎地盤の沈下による盛土量の増加などは、通常は土量計算には含みません。

土量計算のやり方

土工とは、整地、根切り、埋戻し、建設発生土(不用土)等工事のための土量の処理全般のほか、これらに伴う山留や排水等も含んでいます。

一般に、土は掘削によって10~30%程度体積的に増加し、また、埋戻しや盛土の場合は逆に締固め圧密によって元の地山の状態にもどる性質があります。

しかしながら、積算上は通常、土の増加や減少による土の体積変化を考えない地山数量によるもので行われています。

土量の計算は、平均断面法や点高法、メッシュ法により行われており、通常は工事の種別によって使い分けがなされています。

平均断面法による土量計算

平均断面法は、縦横断面図から切土及び盛土の断面積を計測し、前後の2測点の断面積との平均断面積に測点間距離を乗じた算出結果から総土量を算出する手法であり、主に国土交通省や各自治体の土量計算に用いられています。

平均断面法では、切土量及び盛土量を把握したい場合に特別なソフトウェアは必要なく簡単な作図で行うことができます。

点高法による土量計算

点高法による土量計算は、盛土(または切土)する敷地を長方形(または三角形)に分割し、その交点の高さを測り計画高との高低差を求め、計算によって必要な土量を求める方法であり、分割する形状により長方形法と三角形法があります。

点高法は、築堤などのような線状の造成に用いられている平均断面法に対し、主に面的な造成工事に用いられています。

なお、造成工事においても、従来は平均断面法が使用されていましたが、近年ではコンピューターや表計算ソフト等を利用して正確で早く、さらに経済的に計算できる点高法により土量計算書が作成されるようになっています。

メッシュ法による土量計算

メッシュ法は、例えば埋め立て地の計画においては、平面図上に間隔格子を引き、各格子中央点または交点の現状標高と埋立造成後標高を求め、両標高の差から埋め立て高さを求めます。

次に各格子の水平投影したものを土地面積計算し、各格子中央点の埋め立て高さまたは四隅の格子交点の埋め立て高さの平均値を乗じて、各格子の容量を算出する方法です。

この方法による格子間隔は、埋め立て造成地が平坦であるなど変化が少ない場合はある程度広くすることが可能ですが、造成高が複雑な場合は狭くすることが必要となります。

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