舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!

c57f8e3266aa773eecc59c1dc0c2bf87 768x512 - 舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介! 建設関連の資格試験

舗装診断士資格とは、舗装の調査・維持・補修などの方法を選定して提言できる、舗装に関する専門力を有する技術者に与えられる資格です。舗装診断士試験を受験し、合格すると舗装診断士として活躍が期待されます。舗装診断士資格は、平成29年に日本道路建設業協会が創設した、民間資格です。舗装診断士試験の合格率は、ここ3年の平均で20%近くで、難易度が高い資格です。しかし、さらに難易度が高いのは、舗装診断士試験の受験資格です。舗装診断士試験を受験するには、1級舗装施工管理技術者か、2級舗装施工管理技術者資格を持っていてさらに、建設部門の技術士か、特別上級・上級土木学会認定資格者か、RCCM資格を持っている人です。これらの資格を持っていても、7年以上計画・調査・設計・監督・工事・評価などの舗装関連業務の経歴がある人で、さらに、舗装の計画・調査・評価を1年以上、実務経験の必要があります。

舗装診断士試験の過去問と重要事項

舗装に関する基礎知識 その1

1.アスファルト舗装の構造設計方法の変遷
・AASHO道路試験による調査結果は、舗装構造設計における基盤を築き、特に経験的設計法の導入に大きな影響を与えました。
・CBR(カリフォルニア・ベアリング・ラティオ)設計法は、カリフォルニア州道路局が実施した舗装破壊調査をもとに考案され、舗装設計における重要な指標となっています。
・1900年代初頭には、マサチューセッツ公式という設計公式が発表され、アスファルト舗装設計の標準的な基準となりました。
・その後、アスファルト舗装要綱において、より精緻な設計法が求められるようになり、多層弾性理論を用いた設計が示されました。この理論は、舗装層ごとの弾性特性を考慮し、耐久性を高めるための重要な手法です。

2.ISO 55000シリーズ
・ISO 55000シリーズは、アセットマネジメントに関連する国際規格であり、アセット(資産)を最適に管理・運用するための指針を提供しています。シリーズは、ISO 55000(概要・原則・用語)、ISO 55001(要求事項)、ISO 55002(ガイドライン)の3つの編で構成されています。
・この規格では、組織が保有するあらゆるタイプのアセット、すなわち有形・無形の資産、金銭的・非金銭的な資産を対象とし、その価値を最大化する方法を示しています。
・アセットマネジメントシステムは、組織内でアセットを管理するための役割、責任、資源、情報の整理が必要であり、これらの要素が密接に連携することで、効果的なアセット運用が実現できます。

3.携行・掲示の規定
・「液化石油ガス保安規則」に基づき、LPガスを搭載する車両には、いくつかの携帯・掲示が義務付けられています。具体的には、ガス容量が8キロ(約19リットル)のLPガスボンベを3本積載し、現場へ向かう際に必要なものとして、以下の物品が挙げられます。
・消火設備:万が一の火災に備えて、消火器などの設備を必ず搭載します。
・災害防止のための注意事項を記載した書面:移動中に発生する可能性のある災害を防止するため、注意事項を明記した書面を携行します。
・応急措置に必要な資材および工具:災害が発生した場合に備えて、応急措置ができる資材や工具を持参します。
・一方で、掲示や携行が不要なものには、**「危」**という警戒標が表示された標識などがあります。

舗装に関する基礎知識 その2

4.アスファルトの種類
・重交通路線で使用されるアスファルトには、たわみ追従性を考慮した鋼床版上の表層用の密粒度アスファルト混合物が求められます。このような場所に適しているアスファルトは、ポリマー改質アスファルトⅢ型-WFです。
・一方、以下のアスファルトは重交通路線には不適当とされています。
・ポリマー改質アスファルトH型
・セミブローンアスファルト
・舗装用石油アスファルト 80~100
・これらのアスファルトは、特に重交通路線での高い耐久性を確保するためには不向きであり、性能面での劣化が懸念されます。

5.グースアスファルト舗装
・グースアスファルト混合物は、クッカで製造され、路肩部や歩道部は人力で敷きならす一方、車道部は専用のグースアスファルトフィニッシャを使用して敷設します。
・鋼床版に直接グースアスファルトを舗設する場合、敷設面はケレン作業を行い、十分に汚れを除去し乾燥させることが必要です。
・耐流動性の向上を目指し、グースアスファルト混合物にはプレコート砕石を使用します。標準的な散布量は、5号砕石や6号砕石で5~15 kg/m²程度です。
・グースアスファルト混合物は、クッカにて混練・運搬されます。混練時間は40分以上が推奨され、混合が均一でないと性能に差が出る可能性があります。

6.アスファルト乳剤
・マイクロ・サーフェージング乳剤は、セメントの存在で急速に硬化し、主にマイクロ・サーフェシングに使用される乳剤です。
・ゴム入りアスファルト乳剤は、接着性が非常に高いため、排水性舗装や橋面舗装、すべり止め舗装などのタックコート材として使用されます。
・タイヤ付着抑制型乳剤は、散布後にべたつきが少なく、施工機械やダンプトラックのタイヤに付着しにくい特徴を持っています。
・高浸透性アスファルト乳剤は、従来のプライムコート用乳剤よりも浸透性が高く、タイヤに付着しにくく、養生のための砂を散布する必要がありません。
・高濃度アスファルト乳剤は、表面処理や中央分離帯のシールに使用され、蒸発残留分が多く含まれた乳剤です。

ワンポイント解説

アスファルト舗装の構造設計方法の歴史を理解することは、舗装診断士試験において非常に重要です。AASHO道路試験の結果をもとにした経験的設計法が、舗装設計の基盤を築いたことがその後の舗装技術に大きな影響を与えました。特に、CBR設計法は地盤の支持力を数値化するため、他の設計方法と比べても実際の道路条件に即した現場適応力が高いとされています。また、マサチューセッツ公式は、アスファルト舗装の設計における数理的なアプローチの先駆けとなり、現在も活用されています。これらの設計手法は、舗装診断士試験で問われる基礎知識の一部であり、各設計方法の背景や特性をしっかり理解することが試験合格への近道となります。

舗装の管理、点検・評価 その1

1. 道路の管理計画
・アスファルト舗装の供用年数を設定し、使用目標年数を決定することにより、舗装の寿命を予測し、必要な管理作業を計画いたします。
・点検の頻度は、一般的に5年に1回程度が目安とされていますが、道路管理者が状況に応じて適切に調整することが求められます。
・アスファルト舗装の管理基準として、ひび割れ率、わだち掘れ量、IRI(International Roughness Index)の3つの指標を基本に設定いたします。
・これらの指標を用いることで、舗装の劣化具合を定量的に把握し、維持管理や修繕の判断材料として活用いたします。
・コンクリート舗装については、アスファルト舗装とは異なり、特に目地部の点検が重要であり、ひび割れや目地の劣化に注意深く対応する必要があります。

2. 舗装のマネジメントシステム
・ライフサイクルコスト(LCC)の算定においては、目的や要求される精度、条件に基づき、算定項目を適切に選定して行うことが求められます。
・舗装のデータベースには、損傷状態だけでなく、舗装構造、使用材料、維持修繕履歴など、さまざまな基本的なデータを格納することが重要です。
・データベースに格納された情報は、道路利用者のニーズへの対応や将来の維持管理計画において貴重な情報源となります。そのため、データの散逸を防ぎ、統一的なデータベースの構築を行うことが必要です。
・ライフサイクルコストの算定に用いる一般的な費用項目は、道路管理者費用、道路利用者費用、ならびに沿道および地域社会の費用に大別することができます。

3. 車道および側帯の舗装における性能指標とその評価方法
・コンクリート舗装の疲労破壊輪数は、FWD(落下荷重測定)によるたわみ測定では評価することができません。
・アスファルト舗装の塑性変形輪数は、現地舗装の締固め度に応じて算出した動的安定度により評価することが可能です。
・すべり抵抗値は、DFテスタによって得られた動的摩擦係数を基に評価できます。
・平たん性については、3mプロフィルメータを使用するだけでなく、路面性状測定車を活用しても評価することが可能です。

4. 路面プロファイルの評価指標
・IRI(International Roughness Index)の単位は、(mm/m)または(m/km)であり、数値が小さいほど平たん性が良いことを示します。
・IRIは、1989年に世界銀行が提案した路面のラフネス指標であり、道路の走行性を評価する重要な要素です。
・路面凹凸などの測定方法とIRIの算出方法は、測定方法の精度によってクラス1~4に分類されます。
・IRIは、1.25~30mの波長範囲における路面凹凸に対して感度が高いとされています。

舗装の管理、点検・評価 その2

5. 現場で測定する試験方法
・現場CBR試験(California Bearing Ratio試験)
・現場で路床や路盤の支持力を測定するための試験です。
・規定の荷重を加え、その圧縮度合いを測定し、舗装の支持力を算出します。
・迅速かつ直接的に支持力を評価できるため、施工中や点検時に便利です。
・スウェーデン式サウンディング試験
・錘(おもり)を取り付けた釘のような棒を地面に打ち込み、進行具合を測定します。
・地盤の強度を評価するために用いられ、特に舗装の下層部分における硬さを把握するのに役立ちます。
・現場で簡単に実施できるため、迅速な地盤評価が可能です。
・平板載荷試験
・路床や路盤の強度を測定するため、平板を使って荷重をかけ、変形量を測定します。
・平板載荷試験は、舗装の支持力を直接評価でき、舗装の適切な設計や維持管理のために重要なデータを提供します。

6. コンクリート舗装損傷の健全度
コンクリート舗装の損傷は、時間とともに進行する可能性があり、その健全度を正確に評価することは非常に重要です。以下に、コンクリート舗装の損傷状況に応じた健全度の診断区分を示します。
・診断区分Ⅱ(補修段階)
・目地材が飛散し、土砂が目地部に詰まる恐れがある状態です。
・この状態では、舗装の補修を行うことで、将来的な損傷の進行を防ぐ必要があります。
・診断区分Ⅲ(修繕段階)
・角欠けが発生し、細粒分が噴出している状態です。
・さらに進行すると、コンクリート版ががたついてしまい、舗装の安全性が低下します。
・この状態では修繕が必要であり、早急に対処することが求められます。

ワンポイント解説

舗装の現場試験や診断は、舗装の耐久性や安全性を確保するために重要です。例えば、現場CBR試験やスウェーデン式サウンディング試験は、現場で迅速に舗装の強度や支持力を評価でき、即時対応が可能です。また、コンクリート舗装の損傷については、診断区分Ⅱや診断区分Ⅲに基づき、早期の修繕を行うことで、舗装の長寿命化が図れます。舗装診断士試験では、これらの試験や診断手法を深く理解し、現場での実務に役立つ知識を身につけることが求められます。

補修の計画・設計

1.損傷の原因調査
アスファルト舗装において、早期に横断方向のひび割れが発生した場合、調査すべき項目は以下の通りです。
・下層にコンクリート版が存在するか、その横目地の位置を確認すること
・極端に低温が影響を与えた可能性があるかを調べること
・大型車の交通量が影響した可能性があるかを調査すること
・横方向の施工継目の位置について調査すること(ただし、これは不適切な項目)

2.路面設計の留意事項
路面設計を行う際の重要な留意点は以下の通りです。
・路面性能は主に表層によって発揮されるが、表層だけでは性能基準を満たせないことがあるため、基層や路盤の検討が必要
・路面性能指標に応じて、施工後一定期間を経た後の性能指標を設定する場合がある
・施工機械や工法の選定により、平たん性や性能指標の達成に影響が出るため、その選定も重要
・設計時には、求められる性能を満たす材料や工法が多種多様であるため、目的に応じて適切な選択を行うことが必要

3.排水施設の設計
排水施設設計に関する重要なポイントは以下の通りです。
・都市内道路では、良好な排水機能を確保するため、幹線道路には排水性舗装、生活道路には透水性舗装を使用するのが一般的
・透水性舗装を採用する場合、地下排水システムや浸透性集水ます、浸透トレンチを設ける設計が重要
・舗装内での水滞留は支持力低下の原因となるため、路床および路盤から水を排水する地下排水システムの設計が求められる
・切土部のり面や湧水処理が必要な箇所では、排水処理工や湧水処理工を設け、地下排水と併用して対応することが望ましい

4.コンクリート舗装の維持修繕
コンクリート舗装の維持修繕工法には適した方法と不適当な方法があり、それぞれ以下の通りです。
・適した維持修繕工法
・パッチング工法:舗装の表面に小さなひび割れや欠けがある場合に、損傷部分にモルタルやアスファルトを充填する工法
・シーリング工法:ひび割れや目地部にシーリング材を充填して、水の侵入を防ぎ、舗装の劣化を抑える方法
・局部打換え工法:舗装の一部にひび割れや損傷がある場合に、その部分を切り取って新しい材料で打ち直す工法
・不適当な維持修繕工法
・グルービング工法:舗装表面を削り取って溝を刻む工法で、コンクリート舗装には適していません。主にアスファルト舗装で用いられる方法です。コンクリート舗装では、舗装強度を維持するためには他の修繕方法が推奨されます。

ワンポイント解説

舗装診断士試験において、補修計画や設計に関する理解は非常に重要です。特に、損傷の原因調査においては、アスファルト舗装の早期のひび割れ発生に関して適切な調査項目を選定することが求められます。設計段階では、路面性能の確保において、表層だけでなく基層や路盤の検討が必要であり、適切な材料や工法の選定も試験対策として重要なポイントです。また、排水施設の設計では都市内道路の条件に応じて、排水性舗装や透水性舗装の選定を行い、適切な排水計画を組み立てることが求められます。コンクリート舗装の維持修繕についても、適切な修繕工法の選定が重要であり、グルービング工法のような不適切な方法を避けることがポイントです。

補修工事に関する知識、技術者倫理等

1.舗装の性能指標設定の留意点
・疲労破壊輪数、塑性変形輪数、平たん性は、舗装の重要な性能指標であり、これらは路肩やバス停などを除き、すべての舗装において必ず設定する必要があります。
・舗装の性能指標を設定する際には、道路が所在する地域の地質や気象、交通量などの特性を考慮し、道路管理者が適切に設定することが求められます。
・性能指標の設定値は、施工直後のものが基本となりますが、それだけでは性能確認が不十分な場合があるため、供用開始後に一定期間を経た後に再測定し、その結果をもとに性能指標の再設定を行う場合もあります。
・舗装が雨水を路面下に浸透させる構造を採用している場合、浸透水量を性能指標として設定し、その値を適切に管理することが重要です。

2.経験にもとづく構造設計
・舗装設計においては、必要等値換算厚(TA)を算出する際、設計期間10年における信頼度90%、75%、50%に基づく算出式を使用し、舗装が長期間にわたって耐久性を発揮できるように設計を行います。
・アスファルト舗装の等値換算厚は、舗装の各層に使用される材料の等値換算係数と各層の厚さとの積を合計して算出します。この計算により、各層が持つ性能を正確に反映した厚さを求めることができます。
・アスファルト舗装の必要等値換算厚は、特定の舗装区間に求められる疲労破壊輪数や路床の設計CBRをもとに算出されます。この数値を使用することで、舗装の耐久性が確保される設計を行います。
・等値換算係数は、舗装を構成する層の厚さ1cmが、表層および基層用の加熱アスファルト混合物における何cmに相当するかを示す数値であり、この係数を用いて各層の厚さを調整します。

3.環境関連の法律
・「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」は、公道を走行しない特殊自動車に関する排出ガス規制を定めている法律です。この法律は、舗装工事に関連する特殊自動車の排出ガスに関する基準を提供します。
・「騒音規制法」および「振動規制法」において定められている特定建設作業は、建設工事において著しい騒音や振動を発生させる作業を規定しており、アスファルトプラントなどで行われる作業もこれに該当します。
・「騒音規制法」では、アスファルトプラントのように製造能力が一定以上の設備での作業が特定建設作業として指定され、作業時には騒音を適切に管理しなければならないという基準が設けられています。
・「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では、事業者が事業活動に伴って生じる廃棄物について再生利用を促進し、その減量に努めることが求められています。舗装工事においても、廃棄物処理が適切に行われるよう配慮することが必要です。

4.舗装技術者倫理
舗装技術者が遵守すべき倫理規定には以下のような項目があります。
〔適当なもの〕
・技術者としての継続的な研鑽を行い、常に最新の技術や知識を習得すること
・業務において守秘義務を遵守し、依頼者や関係者の情報を適切に保護すること
・環境や文化を尊重し、地域社会への影響を考慮した施工を行うこと
〔不適当なもの〕
・依頼者の利益を過度に優先し、公正な判断を欠いた行動を取ること

ワンポイント解説

舗装診断士試験においては、舗装の性能指標設定や構造設計、さらには環境法規に関する知識が非常に重要です。特に舗装の性能指標については、地域特性や施工後の経年変化を反映させる必要があり、試験ではその実践的な理解を問われます。また、環境関連の法律や技術者倫理についても、施工における安全性や持続可能性を意識した知識が求められます。舗装技術者としての倫理観も、日々の業務を行う上で不可欠な要素となりますので、これらの項目を理解し、実務に生かせるように学習を進めることが重要です。

舗装診断士試験の科目ごとの勉強法

「択一試験 1」の勉強法

出題内容の分析

・幅広い知識が求められる
「択一試験 1」では、舗装に関する基礎的な知識から応用技術まで幅広い分野が出題されます。舗装構造、舗装材料、舗装設計、舗装診断技術、非破壊試験などが問われます。これらはすべて舗装設計や診断、維持管理に必要な基本的な知識です。

・舗装構造と機能の理解
出題範囲として最初に取り組むべきは、舗装の構造と機能についてです。特に、表層、基層、路盤、路床の4つの層がどのように連携し、道路の耐久性や強度を支えているのかを理解することが大切です。

・舗装材料の特性
次に、舗装材料(アスファルト混合物、セメントコンクリート、基材)の特性についての理解が必要です。これらの材料は舗装設計において非常に重要であり、適切に選定するための基準を学びます。

・舗装設計の基本理論
舗装設計では、交通荷重や応力分布が重要です。道路の荷重をどのように分散させ、耐久性を保つか、舗装設計の基本的な考え方を理解しておく必要があります。

・舗装診断技術
路面性状の評価手法や、ひび割れ、わだち掘れ、すり減りなどの劣化現象について診断するための技術を学びます。実際に現場で診断を行うために、どの方法で劣化状態を判定するかを理解することが必要です。

・非破壊試験の理解
FWD(重り落下式試験)、スキッド試験、表面性状測定などの非破壊試験の方法について学び、どのように試験を実施し、その結果をどのように解釈するかを理解します。

基礎力を伸ばすための参考書活用法

・舗装構造と機能の学習
まず最初に取り組むべきは、舗装の構造です。表層、基層、路盤、路床それぞれの層がどのように機能し、道路全体の耐久性を保つかを学びます。これを理解することは、出題される設問に対する土台となります。

・舗装材料の特性の学習
アスファルトやセメントコンクリート、基材など、舗装材料に関する基礎知識を学びます。各材料の特性、使用する場面、適切な材料選定基準について理解し、試験問題に備えます。

・舗装設計の基本理論の習得
交通荷重や応力分布に関する理論をしっかりと理解することで、舗装設計の基礎を身につけます。どのように荷重が道路に伝わり、舗装がその荷重に耐える設計がなされているのかを学びます。

・舗装診断技術と非破壊試験の理解
路面性状の評価手法やひび割れ、わだち掘れ、すり減りといった劣化現象を見極める方法を学び、診断技術を実務に役立てます。また、非破壊試験に関しては、FWD、スキッド試験、表面性状測定などの具体的な方法とそれをどのように活用するかを学びます。

試験の応用力を高める問題集活用術

・過去問を解く
基礎知識を学んだ後は、過去問を使って実際の試験形式に慣れましょう。過去問は出題傾向を把握するのに最適な教材です。問題を解く際には、解答の根拠となる理論や知識を確認しながら進めます。

・類似問題を解く
過去問だけでなく、類似問題を解くことで応用力を高めます。特に舗装診断や非破壊試験に関連した問題を重点的に解くことで、実務に直結する応用力を養います。

・解法過程の理解
問題を解く際には、単に答えを覚えるのではなく、解法過程を理解することが重要です。その過程をしっかりと把握することで、同様の問題に遭遇したときに適切な解答を導く力が養われます。

試験合格に必要な暗記箇所の要点

・舗装構造と材料
表層、基層、路盤、路床といった舗装の各層の役割や舗装材料の特性については、しっかりと暗記しておきましょう。試験では細かい部分についての理解を問われることがあります。

・設計理論と診断技術
交通荷重や応力分布、舗装設計の基本理論に加えて、ひび割れやわだち掘れ、すり減りといった劣化現象に関する診断技術も暗記しておくべきポイントです。

・非破壊試験の方法
FWD、スキッド試験、表面性状測定などの非破壊試験の方法を覚え、それぞれの試験で得られるデータやその解釈方法も合わせて覚えておきましょう。

最初に手をつけたい試験合格の基盤作り

・基礎知識の習得
舗装構造や舗装材料、設計理論などの基礎的な部分を最初に学びます。これらの知識が試験の土台となるため、理解を深めることが最も重要です。

・舗装診断技術の理解
路面性状の評価や劣化現象の診断方法を学ぶことで、実際の診断に必要な知識を身につけます。この部分が試験でも重要な出題範囲となるため、しっかりと取り組むことが求められます。

時間がなくても成果を出せる試験対策術

・過去問を中心に勉強する
時間がない場合は、過去問を集中的に解くことをおすすめします。過去問を何度も繰り返し解くことで、試験の傾向をつかみ、出題される重要なポイントを効率よく学べます。

・苦手分野を特定して重点的に復習
苦手分野や理解が浅い部分を特定し、その部分に絞って復習を行いましょう。効率的に勉強を進めるためには、弱点を早期に克服することが重要です。

「択一試験 2」の勉強法

出題内容の分析

択一試験 2では、維持管理技術、環境配慮技術、関連法規・規格の3つの大きな分野に焦点を当てた問題が出題されます。これらの分野は実務で直結する内容であり、理論だけでなく実際の運用について理解を深める必要があります。

・舗装の維持管理
維持管理計画の立案や補修方法(部分補修、表面処理、オーバーレイ)の選定が問われます。特にライフサイクルコスト(LCC)分析が重要で、コストと効果を比較した上での適切な補修方法を理解しておくことが大切です。

・環境配慮技術
低騒音舗装や排水性舗装、遮熱舗装、リサイクル材の利用などの技術が取り上げられます。これらの技術は、環境負荷を低減するために利用され、実務でも重要な技術です。

・関連法規・規格
道路構造令や舗装設計に関する規格、環境関連法令についても出題されます。法規をしっかり理解しておくことで、実務や試験で適切に対応できるようになります。

基礎力を伸ばすための参考書活用法

まずは基礎的な内容をしっかりと理解することが重要です。舗装の維持管理、環境技術、法規については、理解を深めることが試験合格への第一歩です。

・舗装維持管理
補修方法(部分補修、表面処理、オーバーレイ)の特徴と適用条件を学びましょう。特にLCC分析については、各補修方法のコストと効果を比較するための基本的な計算方法を理解することが求められます。

・環境配慮技術
低騒音舗装、排水性舗装、遮熱舗装、リサイクル材の使用について、各技術の特徴や利点を学びます。これらの技術は今後ますます注目される分野であり、環境に配慮した舗装技術の理解が不可欠です。

・法規・規格
道路構造令や舗装設計に関する規格、環境法令について、基本的な知識をしっかり学びましょう。法令は実務でも必ず役立つため、試験のためだけでなく日常的に理解しておくことが重要です。

試験の応用力を高める問題集活用術

基礎を学んだら、問題集を使って実際の試験形式に慣れることが必要です。過去問題や模擬試験を活用して、理解を深めつつ応用力を養いましょう。

・過去問題の解答
過去問題を解くことで、出題傾向や重要なポイントが見えてきます。問題解答後に必ず解説を読み、間違えた部分を復習することで知識が定着します。

・模擬試験
模擬試験を行い、試験の雰囲気を体験しましょう。時間配分や問題解決のスピードを意識して練習し、実際の試験に備えます。解答後には自己分析を行い、弱点を克服しましょう。

合格に向けて覚えるべき試験の要点集

試験では、特定の知識を瞬時に思い出せることが重要です。以下のポイントを暗記しておきましょう。

・補修方法
部分補修、表面処理、オーバーレイの特徴を暗記し、それぞれの適用条件を理解しておきましょう。これらは頻繁に出題される内容です。

・LCC計算方法
ライフサイクルコスト(LCC)の計算方法は必ず暗記しておきましょう。実際の計算問題で役立つだけでなく、理論の理解にも繋がります。

・環境配慮技術
低騒音舗装、排水性舗装、遮熱舗装の特徴や利点を覚えておくことで、試験の環境関連の問題にスムーズに対応できます。

・法規・規格
道路構造令や舗装設計に関する規格、環境関連法令について、よく出題されるポイントを暗記しておきましょう。

勉強計画の最初に試験対策でやるべきこと

限られた時間で学習する際には、最初に学ぶべき重要な項目に絞って学習を進めましょう。

・補修方法とLCC
維持管理に関する補修方法やLCC計算を最初に学んでおくと、後の学習がスムーズに進みます。これらは試験に頻出する内容であり、実務にも直結します。

・環境配慮技術
環境負荷軽減型舗装技術についても、優先的に学んでおくと良いでしょう。これらの技術は今後さらに重要性を増す分野であり、試験でも頻繁に取り上げられます。

試験突破のための時短学習テクニック

時間が限られている場合でも、効率的に勉強を進める方法があります。

・重要なポイントを絞る
維持管理の補修方法、LCC、環境配慮技術は頻出問題です。これらに重点を置き、しっかり理解しておきましょう。

・問題集を中心に学習
参考書で基礎を確認した後は、問題集を使って実際の試験形式に慣れることが効果的です。問題集を繰り返し解くことで、知識が定着しやすくなります。

・過去問と模擬試験
過去問や模擬試験を活用して、試験の出題傾向に慣れましょう。模擬試験後には自己分析を行い、弱点を克服することが短期間で合格を目指すための鍵となります。

「記述試験」の勉強法

出題内容の分析

記述試験は、舗装の診断や維持管理計画を具体的な状況に基づいて作成する力が問われます。この試験では、単なる知識の暗記にとどまらず、実務に即した判断力や分析力が求められます。問題は、舗装の劣化診断や補修計画の立案など、具体的なケーススタディに基づいて出題されます。

・舗装の劣化診断
路面性状や試験結果に基づき、劣化原因の分析が求められます。ひび割れ、わだち掘れ、すり減りなど、路面の状態を正確に診断し、どのような補修方法が適切かを考える力が必要です。

・補修計画の立案
路面の状態に応じた適切な補修手法の選定、工事の優先順位、費用対効果の評価が求められます。また、地域条件(交通量、気象条件)に基づいた対策提案を行うことが重要です。

・データ解析
ひび割れ率、IRI、わだち掘れ深さなど、舗装調査データを正しく解析し、結果に基づいた診断を行います。データを基に論理的な説明を行う力が試されます。

・環境とコストの両立
環境負荷を考慮した維持管理案の提案や、コスト削減と長寿命化を両立する方法の検討が重要です。これにより、現実的な維持管理計画を提案できるかが問われます。

試験突破の第一歩:参考書で学ぶ基礎

記述試験では、実務に即した判断が求められるため、基礎的な知識をしっかり理解し、実際の場面にどう適用するかを考えることが必要です。

・舗装の劣化診断
ひび割れ、わだち掘れ、すり減りなど、路面の状態についての基礎知識を確認し、それらがどのように劣化するのか、またそれぞれにどのような補修方法が適しているのかを理解します。参考書では、実際のケースを想定した診断例を多く見ることが大切です。

・補修計画の立案
補修方法(部分補修、表面処理、オーバーレイ)の特徴や選定基準を確認します。また、補修計画の立案においては、優先順位をつけるための基準やコスト効果を考える力が必要です。

・データ解析
路面の調査データ(ひび割れ率、IRI、わだち掘れ深さなど)をもとに分析し、どの補修方法が最適かを導き出すための基礎を固めます。データの解析方法とそれに基づく判断を繰り返し学習することが効果的です。

問題集を使った応用力の効率的な鍛え方

記述試験では、知識を使って具体的な問題に対応する力が問われます。問題集や過去問を使って、実際の記述問題を解くことで、応用力を高めることができます。

・過去問題を解答
過去問題を解くことで、出題傾向や記述問題の形式に慣れることができます。記述試験では、問題文に含まれる情報を適切に分析し、論理的に整理して記述する力が必要です。

・ケーススタディに取り組む
ケーススタディ形式の問題を多く解くことで、実務に即した状況判断能力を養うことができます。例えば、特定の道路状況に基づいた補修計画を立案する練習を繰り返しましょう。

・解答例と照らし合わせて確認
解答後には、解答例と照らし合わせて、どのような論理展開が求められるのかを確認します。また、解答において重要なポイントが抜けていないか、漏れがないかもチェックしましょう。

暗記が得点に直結する試験の必須事項

記述試験では、ただ暗記するだけでなく、応用する力が重要です。以下のポイントをしっかり覚えておきましょう。

・補修方法の特徴と適用条件
部分補修、表面処理、オーバーレイの特徴を理解し、どの条件下でそれぞれが最適かを暗記しておくことが重要です。

・データ解析の方法
ひび割れ率やIRI、わだち掘れ深さなどのデータを使って、どのように解析し、診断を行うかを覚えておきます。特に、数値に基づいて論理的に説明する方法を確認しておくことが求められます。

・環境負荷を考慮した対策
環境に配慮した維持管理方法や、コストと効果をバランスよく評価する方法を暗記しておきましょう。これらの知識は、実際の維持管理計画を立案する際に役立ちます。

最初に手をつけたい試験合格の基盤作り

記述試験では、実務に基づいた計画を立案する力が試されるため、基礎的な知識を理解することが最初のステップです。

・劣化診断と補修方法の理解
最初に取り組むべきは、舗装の劣化診断の知識です。ひび割れやわだち掘れなど、典型的な路面の問題に対する診断方法と補修方法を理解しておくことが、記述試験を解く基盤となります。

・データ解析に慣れる
路面調査データの解析方法を学び、数値を使ってどのように診断するかを繰り返し練習します。特に、データに基づいた判断力が記述試験で試されるため、早い段階で習得しておきましょう。

試験の勉強時間を最大限に活かす方法

限られた時間で効率よく勉強するには、重要なポイントを絞り、重点的に学習することが大切です。

・過去問題を中心に学習
過去問題や模擬試験を解くことで、実際の試験形式に慣れることができます。特に記述問題に関しては、過去問を多く解くことで解答のポイントをつかむことができます。

・解答の論理展開を意識する
解答における論理展開を意識し、どのように問題文を読み解き、順序立てて解答するかを練習します。時間がない場合でも、解答のポイントを短時間で整理する力を養うことが重要です。

・効率的に学習範囲を絞る
特に自信がない分野については、重点的に学習し、早期に理解を深めることが効率的な勉強法です。

舗装診断士とは

舗装診断士とは、舗装の診断に関する一連の作業ができる高い専門知識を保有する技術者を認定する民間資格です。舗装診断士資格は、舗装施工管理技術者資格の上位資格として、2017年に(一社)日本道路建設業協会が創設した、比較的に新しい資格です。

舗装施工管理技術者資格については、下記の記事で詳しく解説しています。

screenshot - 舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!
舗装施工管理技術者とは?試験の日程・難易度・合格率、1級・2級の勉強法をご紹介!
舗装施工管理技術者とは、道路の舗装工事に関する専門知識や技能のレベルを証明する国家資格です。資格は1級と2級に区分されていおり、検定試験は、国土交通省が管轄する社団法人日本道路建設業協会によって主催されています。一般的な土木工事とは異なり、

舗装の診断とは、既設舗装の調査・評価および維持・修繕工法の選定・設計、補修計画策定の支援であり、また必要に応じてネットワークレベルでの補修計画策定支援も含めて行えるものとして位置づけられています。

舗装診断士の資格を取得するには、舗装診断士資格試験に合格し、登録申請を行う必要があります。登録申請を行うことで(一社)日本道路建設業協会会長から資格者証が交付され、「舗装診断士」と名乗ることができます。

舗装診断士の資格には、5年間の有効期間があります。5年経過後には、更新する必要があります。

http%3A%2F%2Fwww.dohkenkyo.or - 舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!
(一社)日本道路建設業協会

舗装診断士試験 その1

舗装診断士試験は、(一社)日本道路建設業協会で実施されています。

受験資格

舗装診断士試験を受験するには、実務経験と資格の取得が必要です

実務経験

以下の実務経験を満たす必要があります。

  • 7年以上の計画・調査・設計・監督・工事・評価などの舗装関連業務の実務経験
  • 1年以上の舗装の計画・調査・評価の実務経験

資格の取得

下記のいずれかの資格を取得している必要があります。

  1. 1級舗装施工管理技術者
  2. 技術士(建設部門) かつ2級舗装施工管理技術者
  3. 特別上級・上級等土木学会認定資格 かつ2級舗装施工管理技術者
  4. RCCM かつ2級舗装施工管理技術者

日程

舗装診断士試験は、毎年6月第4日曜日に実施されています。

申込受付は2月上旬~下旬で、個人別に簡易書留郵便で申込む必要があります。

結果発表は10月下旬頃です。

参考資料:http://www.dohkenkyo.or.jp/diagnose/guide/pdf/2021guide.pdf

試験地

札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇

受験料

  • 択一試験・記述試験:16,500円(税込)
  • 記述試験のみ:8,250円(税込)
  • 登録更新申請手数料:6600円

舗装診断士試験 その2

試験内容

舗装診断士試験は、択一試験と記述試験があります。記述試験は、経験記述と専門記述の2種類です。

択一試験(マークシート方式)

試験時間 3時間

舗装に関する基礎知識、舗装の管理、点検・評価、補修の計画・設計、補修工事に関する知識および技術者倫理等を問う

基礎知識

①舗装技術の変遷
舗装技術(新設、補修)の変遷
補修(維持・修繕)の意義と必要性

舗装の管理

①アセットマネジメント
社会資本としての道路整備に関する基本的知識
アセットマネジメントによる補修の効率化
②舗装マネジメントシステム
舗装マネジメント手法に関する知識

点検・評価

①舗装性能とその評価
舗装に要求される性能、舗装構造の評価に関する基本的知識
②舗装の点検・調査技術
舗装の点検・調査・解析技術に関する知識とその適用
③評価判定
舗装の破損および変状の評価・判定能力(材料、製造、施工、気象、供用条件等)
④安全・環境管理
現場調査・試験時の安全・環境管理対策

補修の計画・設計

①要求性能の設定
考慮すべき事項と舗装の性能指標
②路面・構造設計
路面設計の定義と路面設計手法
舗装の材料設計および構造設計に関する総合的な知識
設計が舗装性能(力学特性・挙動)に及ぼす影響
橋面舗装の特殊性
③排水設計
土工部の排水対策
橋面舗装の排水対策
④維持・修繕工法
舗装の維持工法に関する総合的知識
維持工法が舗装性能に及ぼす影響
舗装の修繕工法に関する総合的知識
修繕工法が舗装性能に及ぼす影響

補修工事に関する知識

①使用材料
材料特性が舗装性能に及ぼす影響
舗装材料の製造・運搬に関する総合的な知識
製造や運搬が舗装性能に及ぼす影響
②施工方法
舗装全般の施工に関する総合的な知識
施工方法が舗装性能に及ぼす影響
性能の確認・検査及び工事記録
③安全・環境対策
維持・修繕工事における安全・環境管理対策

倫 理

①技術者倫理
舗装診断を行う技術者としての適正な倫理観

記述試験

試験時間 3時間

経験記述

経験した業務経歴を基に業務の概要、その中で果たした役割、技術的問題点や課題と解決策、その評価等を簡潔に記述できる能力を問う

専門記述

舗装の破損の写真、当該箇所の交通量、地域、気象、地形等の条件から推定される破損原因と根拠、実施すべき調査・試験、補修方法や道路建設時のデータ、供用年数、交通量のデータ等から破損の状況等を簡潔に記述できる能力を問う

 

舗装診断士試験 その3

合格基準

60%程度以上の得点

合格率・難易度

2017年から2021年に実施された、舗装診断士試験の合格率は、平均19.2%です。

受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
2021年度 1,242 206 16.6
2019年度 2,023 483 23.9
2018年度 2,653 347 13.1
2017年度 3,037 679 22.4

 

舗装診断士試験の勉強方法

舗装診断士試験の試験構成は、択一試験と記述式試験があり、どちらも3時間で解答を出します。択一式の問題は、50問出され、すべて必須です。合格のレベルは、60%以上の得点とされています。問題の内容は、舗装基礎知識、舗装の管理・点検・評価、舗装補修計画と設計、舗装補修工事方法、技術者倫理についてで、ほとんどが舗装に関する問題です。

日本舗装道路建設業協会が開示している択一問題は、次のように参考として書かれています。基礎知識は、舗装技術の変遷と補修の意義を問う問題で、舗装の管理は、アセットマネジメントと舗装マネジメントの問題、点検評価は、舗装性能の評価と舗装の点検と評価判定方法を問う問題です。補修の計画設計では、要求事項の設計と構造設計や排水設計と維持や修繕方法を問い、最後の補修工事では、材料や施工方法や安全と環境への対策について問う問題です。

過去問

舗装診断士試験の過去問は、(一社)日本道路建設業協会のホームページに公開されています。

http%3A%2F%2Fdohkenkyo.or.jp%2Fdiagnose%2Finfo mondai - 舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!
舗装診断士試験(一社)日本道路建設業協会

択一試験対策

舗装診断士試験に合格する対策としての勉強法は、舗装に関する書籍を十分読みこなすことで対応ができそうです。残念なことに舗装診断士試験はまだ数年しか経っていないため、過去問を勉強することで対策が取れるとは言い切れませんが、過去問に近い問題構成になるでしょう。そのため、過去問題集の解答に詳しく解説されている教材を使うことで、択一問題の勉強法になります。

記述試験対策

記述式試験では、経験記述1問と専門記述5問が出され、専門記述1問は必須で、残りの3問は1問を選ぶ選択式です。経験記述は、これまで経験した業務について、技術的問題点や課題を挙げて、解決策とその評価を論ずる問題です。問題2では、舗装の調査・点検・維持修繕について記述する問題で、空欄を埋める問題も出ます。問題3から問題5は、道路の損傷状況写真と舗装設計条件と使用条件を示して、損傷の根拠、実施する調査や試験、維持修繕方法を記述させる問題です。

経験論文対策

舗装診断士試験の記述問題の経験論文対策は、日ごろ経験する仕事に対し、常に問題意識を持って、施工や安全それと品質に、改善点や留意点を見つけ、それの対策を考えて実施・評価する訓練を重ねることが大事です。さらに、それらを1ページにまとめることと、試験官が読みやすく納得できるように、一度自分の書いたものを人に読んでもらい、納得させることができる文章であるか、チェックすることも大事です。このとき、適当な長さの文章にし、漢字も織り交ぜて書くことも忘れてはいけません。また、道路の写真による判断は、色々な道路の状況の写真を借りて、あるいはネット上にある画像を参考として、損傷の理由が何で、どんな対策をして、その結果どうなったかを調べることで、写真に対する見方ができるようになってくるのではないでしょうか。

 

講習会に参加

NPO法人舗装診断研究会や一般社団法人 道路・舗装技術研究協会では、舗装診断士試験の準備講習会が実施されています。出題される経験記述文の添削もしてもらえるので、独学に自信がない場合には利用してみましょう。

http%3A%2F%2Fpdrg - 舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!
ページが見つかりませんでした | NPO法人 舗装診断研究会 Pavement Diagnosis Researchers Group (PDRG)
http%3A%2F%2Fwww.parowaytec.jp%2Fkoushu%2Fshindanshi%28R3%29 - 舗装診断士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!
一般社団法人 道路・舗装技術研究協会 令和3年度舗装診断士講習会案内